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Yamareco

記録ID: 2495031
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
飯豊山

飯豊山(大日杉から)

2020年08月10日(月) ~ 2020年08月11日(火)
 - 拍手
おつくん その他1人
GPS
32:00
距離
21.3km
登り
2,175m
下り
2,171m

コースタイム

1日目
山行
8:53
休憩
3:04
合計
11:57
4:18
53
5:11
8
5:19
5:25
100
7:05
7:20
52
8:12
8:20
57
9:17
68
10:25
11:30
25
11:55
12:00
11
12:11
4
12:15
18
12:33
27
13:00
13:15
5
13:20
13:25
10
13:35
14:40
5
14:45
75
16:00
15
16:15
2日目
山行
3:56
休憩
0:29
合計
4:25
5:30
43
6:13
83
7:36
8:05
110
9:55
大日杉登山口
地蔵岳〜御坪は、標高差に比べて累積標高差が大きく、また、稜線東側のコースで午前中は日当たりが良く、盛夏は暑さ対策を万全に。

水場の状況は以下。
・長之助清水:ロープ・梯子あり、湧き水、水量も多く冷たい
・目洗清水:湿地を少し下って最後に藪漕ぎがあり、初見では分かりづらい
・種蒔山分岐手前の沢:沢を横切る、水量豊富、休憩場所としてもオススメ
・切合小屋:沢水を引水、あまり冷たくない(贅沢は言えない)
・本山水場:テン場から少し下る、非常に冷たい湧水、今回出ている管は1本だけでした
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場手前まで、道幅は狭いですが舗装されています
コース状況/
危険箇所等
登山道は全て夏道
その他周辺情報 下山後は白川荘で汗を流しました。大人450円
まだ薄暗い中でのザンゲ坂の鎖場。前日までの雨で滑りやすく、実際に滑って脛を岩に強打してしまいました。
まだ薄暗い中でのザンゲ坂の鎖場。前日までの雨で滑りやすく、実際に滑って脛を岩に強打してしまいました。
鎖場を登りきったところの表札。大日杉まで300mとありますが、実際には登山口からここまで標高差200mほど、鎖場は最上部の数十m。
鎖場を登りきったところの表札。大日杉まで300mとありますが、実際には登山口からここまで標高差200mほど、鎖場は最上部の数十m。
明るくなってきました。天気は良さそう。
明るくなってきました。天気は良さそう。
御田の大杉。このあたり、だいぶ気温があがってきました。
御田の大杉。このあたり、だいぶ気温があがってきました。
地蔵岳到着。飯豊山方面の枝が仮払いされ、迫力ある姿を見せてくれます。
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地蔵岳到着。飯豊山方面の枝が仮払いされ、迫力ある姿を見せてくれます。
目洗清水。取水場所は15mほど降りて湿地のトラバースした藪の中で分かりにくいです。
目洗清水。取水場所は15mほど降りて湿地のトラバースした藪の中で分かりにくいです。
御坪が近づくと雰囲気が変わってきました。
御坪が近づくと雰囲気が変わってきました。
主稜線合流手前の水場。絶好の休憩スポット。
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主稜線合流手前の水場。絶好の休憩スポット。
主稜線到着。ここから行き交う登山者が多くなりました。
主稜線到着。ここから行き交う登山者が多くなりました。
切合小屋からすぐの最後まで残雪が残る箇所も夏道となりました。ここでビール等冷やす残雪がとれます。
切合小屋からすぐの最後まで残雪が残る箇所も夏道となりました。ここでビール等冷やす残雪がとれます。
草履塚への登り。青空と白い雲が夏を演出してくれました。
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草履塚への登り。青空と白い雲が夏を演出してくれました。
本山遠望。手前のピークが一ノ王子で山頂は左側奥。
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本山遠望。手前のピークが一ノ王子で山頂は左側奥。
御秘所遠望。いいところで休憩されてます。
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御秘所遠望。いいところで休憩されてます。
一ノ王子到着。給水と乾杯用ビールを冷やすため水場に寄り道。
一ノ王子到着。給水と乾杯用ビールを冷やすため水場に寄り道。
山頂小屋からは、苦行から解放されたハイキングロード。山頂小屋でコーラ(息子用)と酎ハイ(自分用)を買って準備万端、ガスも切れて大日岳も見えてきました。
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山頂小屋からは、苦行から解放されたハイキングロード。山頂小屋でコーラ(息子用)と酎ハイ(自分用)を買って準備万端、ガスも切れて大日岳も見えてきました。
19年ぶりの飯豊山山頂。沢山のトンボが登頂を祝ってくれました。
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19年ぶりの飯豊山山頂。沢山のトンボが登頂を祝ってくれました。
当初予定していたダイグラ尾根。テント持参ではまだまだ鍛錬が必要そうです。
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当初予定していたダイグラ尾根。テント持参ではまだまだ鍛錬が必要そうです。
北股岳から主稜線北方。
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北股岳から主稜線北方。
大日岳から北股岳方面。どこを切り取っても雄大な眺めで、改めて登頂できたことに感謝。
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大日岳から北股岳方面。どこを切り取っても雄大な眺めで、改めて登頂できたことに感謝。
1時間ほどで山頂を後にして切合小屋まで下山することに。コロナ禍でテントの数がすごいことに。
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1時間ほどで山頂を後にして切合小屋まで下山することに。コロナ禍でテントの数がすごいことに。
テント場からの夕日。切合からは主稜線に沈むことに改めて気がつきました。
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テント場からの夕日。切合からは主稜線に沈むことに改めて気がつきました。
翌朝の朝焼け。今日も天気は良いようです。
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翌朝の朝焼け。今日も天気は良いようです。
今回の山行のため、ebayで購入した2人用のフォーシーズンテント。少々重いですが中が広く、快適に泊まることができました。
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今回の山行のため、ebayで購入した2人用のフォーシーズンテント。少々重いですが中が広く、快適に泊まることができました。
朝日を浴びる大日岳。
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朝日を浴びる大日岳。
同じく朝日を浴びる本山。
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同じく朝日を浴びる本山。
大日杉コースならではの構図。
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大日杉コースならではの構図。
目洗清水の手前の標柱のところの草地から。大日杉コースからの飯豊山はどこから見ても迫力があります。
目洗清水の手前の標柱のところの草地から。大日杉コースからの飯豊山はどこから見ても迫力があります。
長くつらい下りから解放され大日杉登山口に無事下山。
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長くつらい下りから解放され大日杉登山口に無事下山。
写真追加 ヤマケイ登山地図帳の大日杉コースの断面図です。地蔵岳〜御坪でほとんど標高を稼げてないのが分かります。
写真追加 ヤマケイ登山地図帳の大日杉コースの断面図です。地蔵岳〜御坪でほとんど標高を稼げてないのが分かります。

感想

2001年を最後にご無沙汰していた飯豊山行。
ここ数年、山行回数を少しずつ増やして復帰のタイミングを狙っていましたが、19年ぶりにようやく飯豊に登ることができました。

久しぶりの飯豊山行にあたり、コロナ禍のため新調した2人用テントの分を食料他で軽量化し、コースは、駐車場が広く、前日までの雨の影響が少なそうな大日杉コースを選択しました。

地蔵岳までは順調だったのですが、その先の稜線東側のコースは、強い日差しと無風のため、御坪までの上り下りで体力を消耗し、主稜線に着くころには早々と山頂泊まりをあきらめ、切合泊まりに変更。時間が早かったため良い場所にテントを設営することができ、軽装で飯豊本山を目指して改めて登山開始。

これまでの飯豊山行は全て長者原入山で切合からのコースは初見のため、切合から先は、昨年飯豊を縦走した息子にガイドしてもらい、昼過ぎについに飯豊山山頂に登頂することができました。飯豊全体で19年ぶり、本山山頂は実に21年ぶりの登頂となりました。午前中かかっていたガスも回復し、山頂からの景色を満喫しながら、他の登頂者の方々と楽しく談笑させていただきました。山頂の時間を共有させていただいた皆さん、ありがとうございました。

切合に戻ると、コロナ禍でテント泊の方が多く、小屋脇のテント場でだけでなく、小屋下や小屋手前の砂礫地など、合計で30〜40張りくらいはありました。一方、小屋泊は10人強とのことでした。

翌日も朝から快晴で高温が予想されるため、早めに撤収し、地蔵岳で朝食をとることにしました。この計画があたり、2時間ほどで地蔵岳まで下山し、その後、長之助清水の冷たい水でリフレッシュして4時間半で無事下山することができました。

降りてきて1日経ちますが、盛夏の飯豊山行はやはりきつかったですね。
何とか実現することができて体力にも少し自信がつきました。また、重いテントを背負って一緒に登ってくれた高校生の息子に感謝です。
来年以降も飯豊に登れるよう、日々精進したいと思います。

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コメント

素晴らしい!
otsu_kunさん、こんにちは

この度は飯豊本山へのご登頂おめでとうございます🎊
大朝日以来ですが、お子さんも随分と大きくなりましたね〜(°д°)
頼もしい限りです👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻👏🏻

私も今年の夏は東北に行きたかったのですが、昨今のコロナ情勢で断念しましたので、来年はリベンジを期して東北へ馳せ参じたいと思います💪
その際はよろしくお願いします(^o^)/
2020/8/12 18:10
Re: 素晴らしい!
Tai-keitaさん

ご無沙汰しております。

Tai-keitaさんの夏山山行のレコ、拝見しました。お互いコロナ禍の状況で工夫して登られていることを感じました。

思いおこせば、あの日、大朝日でお会いしたことが今回の飯豊復活に繋がったように思います。19年前と変わらず飯豊は雄大でした。
体力はなくなりますが、山は逃げませんね。

まだまだコロナありきの山行が続きそうですが、新しい山行スタイルでご一緒できる日を楽しみにしております。
2020/8/12 19:51
プロフィール画像
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