スタンプラリー最終章/陣馬〜景信〜城山〜富士見茶屋


- GPS
- 06:04
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 911m
- 下り
- 1,026m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
6:33高尾駅着 6:55陣馬高原下行きバス初 7:30陣馬高原下BS着 【帰り】 14:45千木良BS発 1時間に1本くらい相模湖駅行のバスがある http://dia.kanachu.jp/bus/timetable?busstop=20207&pole=2&pole_seq=1&apply=2012/09/25&day=3 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【陣馬高原下BS-登山道入り口】 沢沿いの舗装道。危ない箇所はなし。時に車やバイクが通るので車両には注意。 【登山道入り口〜陣馬山】 沢沿いに山に入り、折り返しながら尾根まで登る。 尾根沿いに林の中をさらに登って行く。枯葉が降り積もっているので所により滑りやすい。 山頂近くなると大きな霜柱が道の脇を覆っている。朝のうちは凍結しているが、溶け出すとぬかるみになる。 頂上直前の登りでは斜面が岩盤の箇所があり、滑りやすいので注意。 【陣馬山〜奈良子峠〜明王峠〜底沢峠】 陣馬山頂から下り始める箇所がひどくぬかるんでいて、靴底に粘っこい泥がへばりつく。重くなる上滑るので、泥は早めに落としたほうがよい。 明王峠で前回道を間違え、相模湖方面へ下ってしまったが、目立つ位置(峠中央部)に道標があった。何故これを見落としたんだろう? 底沢峠まで大きな起伏もなく歩きやすい道が続く。 【底沢峠〜堂所山】 堂所山は景信山へのルートからやや脇に入り込んだところにある。立ち寄らなくても景信方面へ直行できるルートがある。 山頂は北側にやや展望があり、ベンチが二つ。 景信方面へ戻る際に、木の根に覆われた滑りやすい下り坂がある。 【堂所山〜景信山】 細かいピークをいくつも越えていく。 各ピークには巻き道があるので、アップダウンを嫌うのであれば巻いてしまえばよい。 危険な箇所は特に無いが、全体的にとにかく泥土で滑りやすい傾向がある。 【景信山〜小仏峠】 景信山からの下り始めの箇所はやや急坂。 道幅は狭くは無いが、場所によっては2人並んでいっぱいの箇所がある。 この辺りは時間帯によって登山者が大勢いて、人数の多いグループと並走したりすれ違う場合はやや気をつかう。無理な追い越しやすれ違いはせず、声をかけて譲り合うようにしたい。 小仏峠にはマップ売りのお兄さんが居て、高尾周辺、奥多摩東部(御岳)、丹沢の詳細な地図が買える(常時いらっしゃるかどうかはわからないが過去に2度遭遇)。 【小仏峠〜城山】 ドロドロがだいぶ激しくなっている(多分時間帯と通行者の多寡に寄るのだとは思うが)。 転倒しないよう常時気をつかうので疲れる。 城山には大きなトイレが新設されていた。 【城山〜富士見茶屋】 下りが続く。全般的に木の階段が設置されている。 途中、木の階段のステップ部分に石が敷き詰められている箇所があり、泥と枯葉が表面についているので非常に滑りやすい。 謎の分岐があったりしたが道標はしっかりしているので迷うことはない。 |
写真
感想
昨日も山歩きはしたのだが( http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-249511.html )、丘陵ハイキングだったし雹に降られたりもして若干不完全燃焼だったので今日も行くことにした。
先日かみさんが友達と高尾に登った際、スタンプラリーを半分まで集めてきていたので、これをコンプリートさせようという目論見で陣馬〜景信〜城山〜富士見茶屋というコースを設定した。折りしも今日はスタンプラリーの最終日である。
天気が心配だったので早い時間に帰ってこられるよう時間設定した。
二日連続で雨に降られるのは御免である。出来れば雨が降る前に下山したい。
やや急ぎ気味でガーっと行こうと思っていたおっさんだったが、
「蕎麦とオニギリを食べるですよ!」
スタート地点の陣馬高原下・山下茶屋でいきなりくつろぎ始めるかみさん。恐るべき余裕である。この時点で予定外の30分をロス。
だが、登山前には必ず燃料補給すべしというのがおっさんの持論の一つだ。
コースタイムには余裕を持たせてあるし、おっさんたちもだいぶレベルが上がっているので予定を上回るペースで歩けるだろうという予測もあった。
「きつい〜、オニギリが余計だったかも〜」
とか言いながらも、かみさんも着実なペースで登り続け、1時間半後には陣馬山頂に到着した。見事、予定より10分早いところまで巻き返した。
下り大好き・登り大嫌いなかみさんなので、今回一番のネックとなると予想された箇所は陣馬への登りだが、ここをクリアしたからにはあとは大きな心配はない。
今のところ天気も良好なので、調子よく奈良子峠・明王峠・底沢峠とクリアしていく。
明王峠は以前道を間違えた場所だ。
景信方面へ向かうはずが、誤って南の相模湖方面への下りへ進んでしまった( http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-233610.html )。
明王峠の中央に標識がしっかりあるではないか……。こんな目立つ場所の道標を見落とすわけがないので、てっきり新設されたのかと思ったが、前からあるらしい。
前回来た時はこの辺りに登山者が大勢休んでいたので、人に埋もれて標識が見えなかったのか?
いまいち納得行かない感が残るが、今回は間違いなく城山方面への道へ。
間もなく底沢峠を過ぎ、さらに先の堂所山方面へ。
堂所山への分岐で、寄るか寄らないかちょこっと相談タイム。
「登りになるから疲れているようならスルーしてもいいよ」
と言うと、大丈夫だという。時間を気にしていたので、
「時間に余裕がないわけじゃないから寄っても問題ないよ」
というわけで計画通り堂所山に立ち寄ることにした。
堂所山は地味な山だ。山頂には誰も居らず、ベンチを贅沢に占領しておやつタイムを楽しむ。
こういう山は嫌いじゃない。むしろあまり人に見向きされない山は好きだ。
気分よく山頂独占していたら、下のほうから何やら人の声が近づいてきた。
「お〜、ついたついた」
「どうしょやま?」
「富士山見えますか?!」
ぞろぞろと30人ほどの大集団が現る。
「どうどころやまッス。富士山は見えないッス」
通ぶってそんな説明をしつつ、30人の集団が登ってくるのを見守る。
バスでやってきて、これから陣馬を目指すらしい。しかし堂所山へ立ち寄るとは、なかなかマニアックなツアーだ。
高尾から来たのだろうか。30人の集団でこの時間(10時半)に堂所山に着くとなると一体何時から登り始めたのだろう。ハイペースな30人なんだろうか……。
高尾山頂でご来光拝んでそれから縦走コース、とかかなぁ?
堂所山から元ルートへ下る。
木の根が這い回るちょっと急な下りだ。
すれ違って登って行くおじさんが、息を切らせながら、
「ちょ、頂上は……良い景色でしょうか……ッ?」
と尋ねてきたので、思わず正直に、
「それほどでもないッス」
と絶望の淵に叩き落としてしまった。ごめんなさい。今度は良い答えを用意しておきます。
景信山への道は、堂所山から30分くらいだと勘違いしていた。
何度もピークを登るたび、
(これで到着かなっ?)
と思っては下り、次のピークで、
(そろそろ到着だよなっ?)
と思っては下り……を繰り返していたのでちょっとゲンナリ。
本当は1時間くらい歩くのだった。
景信山では餅つき大会開催中だった。
茶屋の臼と杵を借り、もち米を予約注文して開催しているのだそうだ。
食料係のかみさんが調達能力を発揮して、おすそ分けを少々いただく。
うむ、これは旨い。
毎年開催しているとのことだが、定例行事になるのも頷ける。
この季節、あちこちの山岳会等が餅つき山行を開催しているようだ。
景信山から城山方面へ向かうと、かなり登山者の姿が増えてくる。
団体さんも多く、のんびりお喋りしながらという方々もいる。
追い抜いて先へ行きたいが、無理に追い越すわけにもいかない。変に声をかけてびっくりさせて、転倒されてもかなわない。
普段から自転車に乗っていても、前を歩く歩行者にベルを鳴らしたりしない。あくまで相手優先の主義だ。
するとかみさんが、
「私がやってやるから後からついてこいハゲ」
とか何とか言って、
「すみませーん、通りまーす」
大きな声をかけながらガー進む。
団体さんのほうも抜かれ慣れ(?)てるのか、
「特急来ましたー!」
「特急でーす」
声をかけあって道を開けてくれたが……特急って……。
小仏峠で、以前にも会ったマップ売りのお兄さんと遭遇。
丹沢の地図を買ってみた。ヒル指数付きである。バリエーションルートがずいぶん充実しているようだ。
城山までは大勢の登山者が行き交っていた。
富士見茶屋方面へ下る人は少なく、お地蔵様を愛でながら、時にズルっと滑りながら下る。
茶屋では看板犬のピーチちゃんと再会。いっぱい撫でようと思ったが、手袋をしていた手が臭かったのかちょっと嫌がられた。
足を止めると身体がとたんに冷えていく。
帰りのバスと電車を待っている時間は凍えそうだった。
そうそう、スタンプラリーのほうは無事にコンプリート。
前にも一度コンプリートしているので、今期2コンプリート目(どんだけ高尾行ってんだか)。
起きて直ぐにヨーグルトとジュースを飲んで、身支度して駅に向かう半分の所で途、スイカ入りのケータイ忘れた事に気づき、ダッシュで家に戻りダッシュで駅に。
駅には夜遊びした酔っ払いが一杯。
「さみぇさみぇ〜死ぬ〜」
と寒さに凍える若者を横目に山服と早朝ダッシュでぬくぬく。
高尾駅からバスに乗り、陣馬麓の山下茶屋さんで自家製七味の陣馬蕎麦と自家製味噌でおにぎりをいただく。
朝蕎麦とおにぎりは元気出る。
今年一番の寒さだとかで霜で辺り一面真っ白でした。
まだ暑かった秋の初めとはまったく雰囲気が違いますね。
茶色や黄色の落ち葉を踏みしめ陣馬山山頂をのんびり。
お供のバナナと陣馬と記念撮影し、峠を2つ越えへ堂所山。
誰もいない山頂を楽しんで景信山を向かおうとしいると30人の団体さんが!
随分マニアックな団体さんだ。
景信山に着くと12月最初の週の日曜日にある毎年恒例の餅つき大会と出くわす。
前回着た景信山は日没間近の人が少ない山だったので今回もそうなのかなーと思っていたので吃驚です。
ぽかーんとしていると
「餅食べますか?」
とニコニコの初老の山紳士2人に囲まれる。
「いいですよ、申し訳ないです、いいですよ」と二回断り
三回目の勧めで
「そうですか?すみません」
とありがたく、ゴマ黄粉あんこの三つのお餅を頂く、うまし!
茶屋のわんこと大事に持って来たバナナを一緒に食べた。
それと山菜天ぷら食べた。
初めてもみじとか謎の葉っぱとか大きな椎茸を食べた。
茶屋のわんこは確か三頭いたはずなんだけど・・・二頭だけだった。
「納豆餅もあるけど食べる?納豆なんて食べないか!」
いやいやいや、一番大好きなのは納豆餅とずんだですけど・・・
申し訳ないのでこれは遠慮しておきました。
ご馳走様とお礼をして小仏峠へ。
前回着たとき欲しかった小仏峠の地図屋さんで東丹沢の蛭指数入り地図を購入。
丹沢はこれでばっちりだーと城山へ。
城山は新しいトイレが完成していたので記念に用を足してきた。
高尾山は今年3回も行ったのでスルーで城山から下山コース。
ここの下りの最後は滑りやすいから困るよ・・・(一回転倒)
城下富士見茶屋のピーチちゃんと再会で名物の酒まんじゅう(栗入り2つ・大納言1つ)を購入。
弁天橋を眺めた後、帰りのバスを待ちながら酒まんじゅうを食べた。
帰りはレイヤー構成ばっちりだったのでぬくぬくほかほかで家まで帰れました。
高尾はこれで今年最後かな…。
お疲れ様です(*・ω・)ノ
おはようございま~す
楽しそうな山歩きの雰囲気がたっぷり
バナナもたっぷりで・・・
くろ~いお顔にはビックリ
下山したぜ~~のポーズは、どっかで使お~っと
>ponzuさん
いざ出かけようとしたらバナナが1本しかなくて使いまわしました
顔はとても披露できるようなものではないのでうちの愛犬を貼り付けてます
なのでいつもばっちりカメラ目線。
どこかでみかけたらよろしくお願いします。
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