なすがままの那須縦走〜(^◇^;

2020年08月14日(金) [日帰り]

• GPS: 08:12
• 距離: 13.6km
• 登り: 1,093m
• 下り: 1,088m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:04
• 休憩: 2:01
• 合計: 8:05

距離 13.6km 登り 1,093m 下り 1,095m

6:26 登山指導所・登山ポスト
6:40 6:41 中の茶屋跡
7:01 7:05 峰の茶屋跡避難小屋
7:06 7:07 硫黄鉱山跡
7:26 お釜口
7:40 8:01 那須岳
8:06 山頂口
8:24 8:34 牛ヶ首山頂分岐
8:49 高雄口
8:57 8:59 牛ヶ首
9:00 姥ヶ坂
9:05 9:06 無間地獄
9:18 硫黄鉱山跡
9:24 峰の茶屋跡避難小屋
9:32 恵比寿大黒
9:50 9:51 朝日の肩
9:58 10:12 朝日岳
10:17 朝日の肩
10:38 熊見曽根
10:43 1900m峰
10:53 10:54 清水平
11:03 11:05 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
11:26 12:14 三本槍岳
12:33 12:43 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
12:50 12:51 清水平
13:04 13:05 1900m峰
13:08 熊見曽根
13:25 13:26 朝日の肩
13:41 13:42 恵比寿大黒
13:51 峰の茶屋跡避難小屋
14:05 14:06 中の茶屋跡
14:18 登山指導所・登山ポスト
14:31 ゴール地点

天候

快晴 のち 曇り 時々 晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【往路】
　峠の茶屋駐車場※1に集合。
　《水戸組のみなさん》
　　水戸市内〜一般道〜※1
　《oobantou》
　　会津朝日岳（前日の山行）〜下郷町※2〜南会津町※3〜※1（車中泊）
　　
【駐車場】
　※1利用。
　（50台くらい？・無料）
　（前夜は流星見物の人で1／3程度埋まっており、路面に寝転んでいる人多数。気をつけないと轢いてしまうかも）
　　
【復路】
　※1〜那須町内※4〜各自宅
　《oobantouの記録》
　　翌日、知人と会うため水戸市内へ。
　　
※1：もっとも標高の高い駐車場。
　　　紅葉シーズンは激混みだが、コロナ禍ではどうなんだろ？
※2：温泉（前日下山後）
※3：洗濯・食糧調達（前日下山後）
※4：温泉

コース状況／危険箇所等

【峠の茶屋駐車場(a)〜峰の茶屋跡避難小屋(b)】
　駐車場の北西端の階段から始まる。
　茶臼岳北面をトラバースで登るまっすぐな一本道。
　
【〜△茶臼岳】
　溶岩流出口と思しき谷間ルートからお鉢巡りの尾根に乗っかり、正面にピークを見ながら反時計回りで至る。
　富士山と同じく岩だけの火口なので周囲の美景は見放題。
　山頂部には祠があり、周辺の岩場でゆっくりできる。
　　
【〜牛ヶ首〜無間地獄〜(b)】
　お鉢を反時計回りで歩を進め、山頂口からロープウェイ駅側に下り、途中で「日光国立公園・那須」を示す台座があるので、ぜひ、この上に乗ってトロフィー気分を味わってほしい。
　少し下って茶臼岳の裾野をトラバース周回する道を時計回り。上を見上げるとドドンと構える茶臼。場所によっては、名前の由来が頷ける。牛ヶ首からすぐに水蒸気をシューシュー吹き出す地獄の下を通過し、アップダウンの周回は峰の茶屋避難小屋に繋がる。
　　
【〜朝日の肩(c)〜△朝日岳〜(c)】
　北東方面の厳つい岩稜方面の道は、足元に気をつけて、トラバース箇所をしっかり三点支持をしていれば、危険な箇所はない（慣れた人が舐めると危ない）。
　急登の仕上げはゆったりな肩で、祈りの場所のようにまっすぐ伸びた朝日岳のピークに至る尾根道へ分岐する。この尾根は遠くからだとヤセに見えるが、実際には幅広いプロムナードになっている。
　三方断崖なので気をつけてピストンしよう。
　　
【〜隠居倉〜清水平(d)〜△三本槍岳】
　肩から西北キツ目の尾根に登るとも“ご隠居”に至り、尾根は北東に伸びを変えて小さな双耳峰を作る。
　そこから一気に下り、徐々に傾斜が緩くなって清水平（コル）に至る。
　緩めの登り返しの上はニセピークで、再び緩く下って再び緩く登ったピークが、江戸時代に3つの藩が境界確認のために3本の槍を立てた広場である。
　　
【〜(d)〜(c)〜(b)〜(a)】
　来た道を戻る。
　もちろん、朝日岳・茶臼岳に登り返すのはメンバーの目が却下していた。
　途中、赤面山に行く話もあったが、メンバーコンディションを慮ったmappe035の判断によって中止。想い出の山とのことなので、季節を変えて来る時には車デポで行こう。

その他周辺情報

【買い物】
　那須町（栃木県）側は那須温泉街の下にラストコンビニ。観光地なので品揃えは大丈夫かな。
　下郷町（西郷村）側は何もない。下郷町のそれもR121沿いがラストコンビニ。
　　
【温泉】
　お盆で休業・宿泊者限定が多く、観光地なのでお高い。
mappe035が電話かけまくって探した日帰り温泉は時間限定付きだが、このエリアでは最リーズナブルで昭和情緒豊かな風呂だった。
『喜久屋旅館』
（500円・アメニティ有）
（洗い場は男湯×1・女湯×2なので、ゆったりと入ることを前提としよう）
（鹿の湯源泉で硫黄が濃いので身体の中からほっかほか）

写真

8/14 4:49

【峠の茶屋駐車場】
　夜明け前から、朝日岳はゴキゲン！

8/14 4:51

【峠の茶屋駐車場】
　前夜組ひとり。朝焼けを見ながら待つぜー
　なーんて、ちょっと格好付けてみた(-.-)y-゜゜゜
　（タバコは7年前に禁煙したけど）　

8/14 6:25

【峠の茶屋〜峰の茶屋】
　本日は総勢6名。
　リーダは言い出しっぺのmappe035で、先頭で戦闘モード(^^)

8/14 6:38

【峠の茶屋〜峰の茶屋】
　今日は稜線が良い色ですな〜

8/14 6:40

【峠の茶屋〜峰の茶屋】
　うーん、茶臼が呼んでるぜ！
　「それ、ちゃうっすよ」

8/14 6:52

【峠の茶屋〜峰の茶屋】
　小屋の情景がいいね〜

8/14 6:58

【峰の茶屋】
　本日の若手コンビ。
　噂によると、かなりなモテ男くんらしい(^^)

8/14 6:59

【峰の茶屋】
　豪快に2ℓペットをラッパ飲みする山ちゃんは、野生動物を撮るのが趣味！クレヨンしんちゃんの上尾先生風トークで、本日は野生児を激写だぜ！
　
　「ウケる〜」の連発でオッサンを喜ばせたが、どうやら口癖だったらしい(￣。￣;　

8/14 7:07

【峰の茶屋】
　さ、うろこ雲が笑うピークを目指そう！

8/14 7:14

【〜茶臼岳】
　火口から噴煙を上げているようだね〜

8/14 7:24

【茶臼岳のお鉢へ】
　夏から一気に秋へ来たようだな(^^)

8/14 7:30

【茶臼岳のお鉢】
　今日歩く峰々−
　こんなにクッキリ見えたのは初めてだなー
　茶臼は2回目だけど(^◇^;

8/14 7:36

【茶臼岳のお鉢】
　ババーンと広がる日光と尾瀬の山々〜

8/14 7:41

【茶臼岳ピーク】
　那須においでナスって(^○^)

【茶臼岳ピーク】
　珍しくお悩みモード。
　覚えていないけど、ま、いいや(^^;

8/14 8:02

【茶臼岳のお鉢】
　青がたまらんー

8/14 8:08

【茶臼の裾野周回路へ】
　ぴゅんぴゅん(^^)

8/14 8:23

【茶臼の裾野周回路へ】
　特賞トロフィー(^○^)

8/14 8:59

【牛ヶ首〜無間地獄】
　地獄の噴煙とともに、空も怪しい色になってきた(^_^;

8/14 9:04

【無間地獄】
　湯気の向こうに鬼の角・・・そっと前列を見る(≧◇≦)

8/14 9:17

【無間地獄〜峰の茶屋】
　地獄から戻ってきましたー
　次が針の山に見える(^_^;

8/14 9:35

【〜朝日岳の肩】
　えっさえっさと登っていくー

8/14 9:41

【〜朝日岳の肩】
　スゴいとこに行ってる感満載だね〜(^○^)

【〜朝日岳の肩】
　フォーマルな蝶が飛んでいたが「アサギマダラ」さんらしい（写真は山ちゃん）。

8/14 9:57

【朝日岳ピーク】
　茶臼って名前が頷けるよね〜

8/14 10:07

【朝日岳ピーク】
　朝日に来たら曇ってきた(^_^;
　負けないように威張ったポーズで!(^^)!

8/14 10:10

【朝日岳ピーク】
　次に向かう三本槍方面―
　爆裂の跡が凄いね〜

8/14 10:24

【隠居倉】
　水戸から来たご老公ご一行
　(^^)(^○^)(^^)

8/14 10:26

【隠居倉】
　朝日岳は「祈りの場」のようだねー

8/14 10:42

【隠居倉】
　飯ちゃん・山ちゃんコンビはここで引き揚げ(@^^)/
　4人パーティで三本槍を目指します。

8/14 10:47

【〜清水平】
　ペッタンコなコルが清水平。
　秋は錦のマーブル模様が芸術的だったけど、夏の緑一色は元気の素みたいだな〜

8/14 11:11

【〜三本槍岳】
　地面がペッタンコな不思議な道。

8/14 11:16

【〜三本槍岳】
　「病気みたいー」と言われたかわいそうな葉っぱ。
　成長の過程なのかな？
　誰か知ってる人―？(^^)/

8/14 11:34

【三本槍岳ピーク】
　tosukeのランチは冷やしソバ。
　具材は後乗せで、温玉・ワカメ・天かす(^○^)
　温玉の自作が課題だそうだが、実は私は作れるのだよ〜(^^)

8/14 11:36

【三本槍岳ピーク】
　私（oobantou）のランチは、いつもながらの寂しいインスタント・・・
　カップ麺はもちろんネギ無し仕様。

8/14 12:09

【三本槍岳ピーク】
　お控えナスって！

8/14 12:45

【〜清水平へ戻る】
　では、登り返しへー
　こうやって見るとけっこう登るね(^_^;

8/14 13:02

【〜隠居倉へ戻る】
　あちこちで満開でした(^^)

【〜峰の茶屋へ戻る】
　再びの青い空に岩稜も映えるね〜

8/14 13:36

【〜峰の茶屋へ戻る】
　油断大敵モードで慎重に下るけど、先頭リーダは高速(^○^)

8/14 13:38

【〜峰の茶屋へ戻る】　
　後からゴロっときそうで怖い図(^◇^;

8/14 13:46

【〜峰の茶屋へ戻る】
　さ、あの道を足元注意でスタコラ下りて、温泉へ行こうぜ！

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

SC-02J samsung

装備

個人装備

ザック：チャチャ35 靴：ツォロミー3

感想

oobantou

『なすがままの那須縦走〜(^◇^;』
　　
　8/14(金)は、4年振りに那須連山を踏みましたが、夏空での縦走は初めてで、初めてのような感覚で夏色の彩りが楽しめました(^^)
　
　登攀の道も、お鉢巡りも、縦走路も、カラフルにあふれた夏模様。
　蒼天の青・カルデラの灰褐・岩峰の茶褐・灌木は緑一色・笹原の銀緑　等々・・・
　晴れた朝・曇りの昼・陽光が戻った午後、色合いを馴染ませた百面相な山旅でした(^O^)
　　
　
【山行記】
　　
　北関東に名山は数あけど
　那須狙いの情熱に
　僕らは頬緩み足取り軽く
　いつのまにやら隊列整え
　なすがままに那須を行く
　
　岩塊の厳ついお鉢の上で
　那須に漲る地熱に
　僕らは破顔して口元弾み
　笑みが途絶える時もなく
　なすがままに那須を行く
　
　蒼が眩しい尾根を歩くと
　那須の夏の彩色に
　僕らは目線を逸らせずに　
　魅入れば嘆息が連なって
　なすがままに那須を行く