針ノ木岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,536m
- 下り
- 1,534m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
三連休だが予定が立て込み、最後の一日で針ノ木岳日帰り山行。
M浦さんはすでに先週立山でシーズンインしているが、自分にとっては今シーズン初の山スキー。
6:50 扇沢発。モルゲンロートに輝く後立の山並みが神々しい。
比較的マイナーなルートのハズだが、すでに結構な数のトレースで、先行者の姿も見える。
幾つかの堰堤を左から巻き、長い針ノ木雪渓を黙々と詰めていく。
マヤクボ沢下部の二俣基点付近でピットチェック。
上から10cm、30cm、1mで崩れる層があるが、滑るには問題なさそう。(詳細は雪の掲示板を参照)
そうこうしていると、針ノ木山頂方面から滑降してくるパーティあり。
この時間に滑降してくるということは、かなりの早立ちになるのでもしやと思ったが、案の定YASUHIRO先生であった。お会いできて嬉しいのが半分、良い斜面を先にやられてしまって悔しいのが半分。気合いを入れ直し、先生パーティのトレースに沿う形で、針ノ木山頂を目指す。
針ノ木稜線からの岩稜帯はシール歩行ができないので、板を担いでアイゼン歩行。
エメラルドグリーンの黒部湖や純白の立山連峰が眩しい。
トラバースでは滑落の危険もあるので慎重に。
ようやく辿り着いた針ノ木岳山頂からは360°の大展望で、槍の穂先や遠く富士山まで望める。
滑降は山頂直下のマヤクボルンゼからドロップイン!
プチパウの急斜面に気持ちよくターンを刻む。
ひと滑りした後はスバリ岳方面に少し登り返し、改めてノートラックPOWを満喫。
初滑りでこれだけ滑れば文句なし!
最後はうねる針ノ木大雪渓を飛ばして扇沢へ。
シーズン始めという事で、ギアチェックの意味合いが強かったが、天気と雪質に恵まれ、スティープ系の一本も滑れて大満足。
この時期ですでに例年以上の積雪量なのだが、予報によるとこの冬は寒くなりそうとのことで、今期は山スキーの当たり年になりそうである。しっかり準備して、よいシーズンにしていきたい。
山頂でおあいしましたが、三浦さんの相棒がtianshanさんだったんですね。さすが、すごいペースですね。
堅雪➕新雪の斜登行だと結構ズルっといって苦労したんですが、なにか工夫されてますか?スキーアイゼンを砥いでおくとか?・・・クライミングスキンでエッジを隠すといいというのをみたことはありますが。
Neuronさん
はじめまして。
ヤマレコは記録書くとき以外はあまり開かないので、
コメントに気付くのが遅くなりました。
三浦さんと登ってはいますが、
自分はまだまだ修行中の身なんで、
山スキーレベルもボチボチといったところです。
針ノ木は準備が間に合わず安物のシールで行ったので、
自分も登りは結構苦労しました。
やはりシールは評価の高いものを使わないと駄目ですね。
スキーアイゼンは早川先生の様にコルクを付けておくと、
刺さりがよくなるとのことなので、
次回はそれで行ってみたいと思っています。
スキンでエッジを隠すというのも聞いたことがありますが、
接着部分から雪が侵入して来そうで、悩ましいところですね。
あたらしいTLTビンディングみたいに靴底とスキーアイゼンの間に何か噛ませたらよいかなとはおもってましたが、YASUHIRO先生が実行してたんですね。さっそく、やってみます。貴重な助言ありがとうございます。
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