西穂高岳 丸山手前で撤退
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,377m
- 下り
- 1,377m
コースタイム
天候 | 曇り-小雪 ロープウェイ山頂駅気温-10℃ 山荘 -9℃ 稜線上 -12℃ 風速約10m-15m |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山荘までは危険箇所はありません。 トレースもしっかりしています。 山荘から先、直後の登りがリセットされていて難儀しました。 つぼ足だったため腰付近まではまりました。 稜線上の雪が飛ばされている箇所はクランポンも効いて歩きやすいです。 トレースが無かったので探り探りでした。 テープがあるので見失わなければ危険は無いと思います。 初歩的なミスでツリーホールに落ちました。 胸付近まではまり脱出に苦労しました。身長180cmです。 |
写真
感想
メンテナンス運休明けの西穂高岳に行きました。
結果は丸山手前で撤退でした。
天候が悪そうなので直前まで行き先を悩みました。
予報や天気図と睨めっこをして、山荘までは行けるはずだ!という事で決行。
始発ロープウェイで山頂駅まで行き、30分ほど順応のため滞在しました。
平日で悪天候。ロープウェイはガラガラでした。
午前10時 千石園地出発
先行者が4名居ました。
ほぼ同時にスタートしたご夫婦と私たちはスノーシュー&輪カン
他二名は到着後すぐに出発した様子。つぼ足でした。
登山口まではつぼで行きましたが、どうにも深いので装着。
久々のスノーシューですげぇ楽しい!
トレースが狭いのでシューを履くとギリギリの幅。前回の燕の方が狭かったけど・・・
途中ご夫婦と入れ替わりながら歩きます。
先行しているつぼ足の方の踏み跡を辿ります。
かなり踏み抜いていて歩きにくそうなのが分かります。
頂上は最初から頭に無いのでのんびり歩きます。
山荘手前の急登で先行の二人に追いつきました。
12:00山荘到着
一服をして今後を検討します。
とりあえず丸山付近まで行ってみようという事で、準備に入ります。
下から見たところトレースは無く、完全にリセットされています。
クランポンとアックスを用意していざ!
初っ端からがっつりはまりました・・・
稜線に出てからはリセットされていますが、トレースがうっすら色で分かります。
テープもあるので安全に歩けました。
稜線上に出てから、腰につけたスント君を見ると気温が-12℃になっています。
ありゃもっと寒かったな。
風速は10-15M位だと思います。
そこらじゅうエビの尻尾がビッシリ付いていて冬山に来たんだ!と実感。
締まった雪と氷でクランポンも効いて気持ちよく歩きます。
丸山手前で無風状態になり。
トレースも消え吹き溜まりが深く前進するのが大変になってきます。
視界はどんどん悪くなり、空と雪面の境界が分からなくなりました。
後方は見えるのですが前方は雲が厚く見えません。
辛うじて前方にテープがうっすら確認できました。
時間もリミットが近づいてきたので撤退です。
下りはさくっとです。
が、今回も何かしらあると思っていたら案の定ありました。
気をつけていたのに見事にツリーホールにスッポリ。
胸まで・・・
ラッセルですでにイライラしていたのでトドメでした。
半ば半切れ!自業自得なのに・・・逆ギレ。
なんとか脱出して山荘に到着。
なんか下半身が寒いので見てみたらオーバーがビリビリに・・・
ラッセル中に一回膝を引っ掛けて破いたのは記憶があったがまさか股関節に超特大の穴があくとは!穴って言うか完全に裂かれてましたけど。
とりあえずかなり恥ずかしい事になってました。
ただの赤い化繊の布。(雪入り放題)
とりあえず冷えた体を西穂ラーメンで温めます。
写真は撮っていませんでした。そんな時間があるなら早く食べたかった!w
寒いときはやっぱ味噌っ!美味かったです!
サクっとたいらげて下山準備。
14:30下山開始
15:00山頂方面が見えました!
やっぱり雪を纏った山はかっこいいです!
15:30山頂駅到着
ヘロヘロでしたが1時間で下山できました。
とりあえず早い時間に下山できたし・・・
ミーティングという名の打ち上げ!@地元からちょっと離れた場所!
飲み放題でずっと白州ダブルを飲み続け結構飲んだので、元は取ったな!w
色々話しました。次はどうしよう?
リベンジも良いかな?とかうっすら思っていますが、とりあえず次は八ヶ岳です。
今回も全員無事に帰れて良かった。
RIP.真っ赤なパンツ
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する