やまと天目山温泉から南大菩薩の花園へ 林道歩きも悪くなかった

2020年08月15日(土) [日帰り]

• GPS: 06:57
• 距離: 17.5km
• 登り: 1,164m
• 下り: 1,161m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:29
• 休憩: 0:27
• 合計: 6:56

距離 17.5km 登り 1,164m 下り 1,161m

8:10 やまと天目山温泉
9:26 9:27 湯ノ沢峠登山口
10:16 10:24 湯ノ沢峠
11:12 11:13 湯ノ沢峠
12:05 12:21 大蔵高丸
13:12 ハマイバ丸
13:33 天下石
13:47 13:48 米背負峠
14:11 米背負峠入口
14:51 大倉隧道
15:06 やまと天目山温泉

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

甲斐大和駅　→　やまと天目山温泉
やまと天目山温泉　→　甲斐大和駅
※行きも帰りも臨時便がでました。混雑状況を把握しながら、臨機応変に臨時便を出したり台数を増やしたりしてくれたバス会社の対応が素晴らしかったです。

コース状況／危険箇所等

危険箇所はなし。
湯ノ沢峠へのルートと米背負峠から下るルートはいずれも沢沿いで一部、登山道が不明瞭となり、判断しながら渡渉する場所が何箇所かあります。下りは間違うことはないと思いますが、上りは間違った沢に入らないように注意が必要です。といっても、基本は踏み跡がしっかりついているので、しばらく踏み跡がなければ間違っていることになりますので、すぐに気づくと思います

その他周辺情報

やまと天目山温泉
※脱衣場が狭い　休憩所が広いのはとても気持ちがいい

写真

焼山沢真木林道を歩きます

この林道は里山の花が観察できて楽しかったです。
タマアジサイ

キンミズヒキ

ホタルブクロ

ダイコンソウ

ツリフネソウ
ツリフネソウは林道のそこら中に咲いていて目を楽しませてくれました

ボタンヅル

シデシャジン

キツリフネもちらほら見かけました

ゲンノショウコ

ソバナ

フシグロセンノウ

コオニユリ
ムカゴがないので…

エビガライチゴ

フサフジウツギのような…

カワミドリのような？

ヤマオダマキ

林道の花はココまで

湯ノ沢峠に登る途中

稜線に出てから

コウリンカと富士山

ノコギリソウ

ここから鹿柵内の異お花畑

ウスユキソウ

この夏、4回目のハイキングにして初めて富士山の眺望が

ヤマホタルブクロ

オミナエシが印象的でした

〇〇ボクチ

オオバギボウシ

ツリガネニンジン

オミナエシが印象的

コオニユリだけでなく、クルマユリにも会えました！

シモツケソウはもう終わりです。シモツケは完全に終わってました。

イタドリも何故かとてもきれいに見えます

マツカゼソウも何故かとてもきれいに見えます

アキノキリンソウ

キンミズヒキもとてもきれい

キリンソウはほとんど終わり

シロバナサクラタデみたいなこの子は誰？

鹿柵を開けっ放しの人がいました
ダメ！ゼッタイ！！

マルバダケブキ

ここから林道に下ります

こちらの林道は、長いし、外来雑草ばかりで、辛い林道歩きでした‥　多分もう二度と歩きません。

感想

pukalahu

またまた南大菩薩の花園に焦点を当てて、公共交通機関縛りの上で、一番楽そうなやまと天目山温泉から湯ノ沢峠に上がりお花畑を満喫して米背負峠からやまと天目山温泉に降りるルートを歩いてみました。

このルートの最大の懸念は上りも下りも林道歩きが長いことです。

やまと天目山温泉から湯ノ沢峠に向かう林道は、懸念をよそにとても楽しい道でした。コナラ林からミズナラ林に林相が変わる雰囲気や、林縁の里の山野草が目を楽しませてくれます。ツリフネソウはあちこちに咲いていて、標高を上げてしまえば逆に出会えない花なので嬉しかったです。

湯ノ沢峠からハマイバ丸にかけてのお花畑は、今回も期待を裏切らない美しい光景、天上の楽園を見せてくれました。
途中、環境省の調査員の腕章をした方と出会い立ち話をしましたが、鹿柵を設置してから6年ほどということです。設置して数年間、鹿の害に合わなかれば、これほどのお花畑が復活するわけで、こういう取り組みを是非、広げてほしいと思いました。

ただ大変、残念なことに、一箇所、鹿柵が開けっ放しになっているところがありました。一人のハイカーの不注意で、多くの人の努力が失われることになるわけで、私達は常に気をつけなくてはいけないと思います。

米背負峠からやまと天目山温泉に下る林道は、ひたすら長く、林縁の植物も貧相で、ただただ辛い道でした…