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Yamareco

記録ID: 2511258
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ハイキング
氷ノ山

氷ノ山 ~仙谷コース・ピストンであっちこっち...~

2020年08月17日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 兵庫県 鳥取県
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:53
距離
6.8km
登り
813m
下り
815m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:45
休憩
2:08
合計
5:53
距離 6.8km 登り 813m 下り 815m
6:52
64
スタート地点
7:56
8:25
51
9:16
9:17
16
9:33
9:36
12
9:48
10:47
9
10:56
10:58
4
11:02
11:04
32
11:36
12:08
37
12:45
ゴール地点
7時に出発するも,仙谷の花々が気になって,あっちへこっちへ。登山道から離れて谷筋のいろいろな場所を探検する大道草。暑い笹原歩きは止めて仙谷コースをピストンした。こしき岩や古生沼などにもちっくと寄り道。山頂トイレの展望台でご飯を食べ,地元の方としばし情報交換。距離は短いが超ゆっくりに歩く山となった。
天候 ☀晴れ☀ 山の上や木陰は涼し~(^^)
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
朝4時に岡山出発。美作道,県道美作線,国道53号線,鳥取道経由で現地へ。
コース状況/
危険箇所等
仙谷は一昨年の台風でかなり荒れてしまったそうだ。沢に下りるとところどころ道が分かりにくいところがある。しかし,テープや標示がしっかり付いているので迷うことはない。濡れた岩やぬかるんだ場所は滑らないようにご注意。
その他周辺情報 八東町の鍛冶屋温泉がリーズナブル。平日なので自分が入浴している間は貸し切り状態。ささやかな贅沢。
今日は仙谷から上ります。アルパインヒュッテの下に登山道の看板。シシウドやオタカラコウがいっぱい。
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今日は仙谷から上ります。アルパインヒュッテの下に登山道の看板。シシウドやオタカラコウがいっぱい。
道べりにミゾソバ。
4
道べりにミゾソバ。
オタカラコウ。ここには山から流れてきた水が音を立てて流れている。
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オタカラコウ。ここには山から流れてきた水が音を立てて流れている。
スキー場の中を仙谷登山道へ進む。ツルボの花。この時間はゲンノショウコは眠っている。
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スキー場の中を仙谷登山道へ進む。ツルボの花。この時間はゲンノショウコは眠っている。
登山届けを出すポストあり。クマいます。ツユクサ,キンミズヒキがきれいに咲く。
登山届けを出すポストあり。クマいます。ツユクサ,キンミズヒキがきれいに咲く。
スキー場から入ったところは杉の人工林。すぐブナの自然林にチェンジ。ミヤマタニソバ,ノブキ。
スキー場から入ったところは杉の人工林。すぐブナの自然林にチェンジ。ミヤマタニソバ,ノブキ。
この辺りから仙谷っぽい花が多く出てくる。ミゾホウズキ。お久しぶり。この道の主役。
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この辺りから仙谷っぽい花が多く出てくる。ミゾホウズキ。お久しぶり。この道の主役。
大きなトチの木のすぐ上だった。前方沢の対岸にガサガサッと何かの影が動いた。そしてものすごい獣の臭い。臭いは何メートルにも渡って続く。物音はしなくなったが隠れていたら恐ろしいので音を出しながら進んだ。クマだったのか?
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大きなトチの木のすぐ上だった。前方沢の対岸にガサガサッと何かの影が動いた。そしてものすごい獣の臭い。臭いは何メートルにも渡って続く。物音はしなくなったが隠れていたら恐ろしいので音を出しながら進んだ。クマだったのか?
そんなことはすぐに忘れソバナ観察。
4
そんなことはすぐに忘れソバナ観察。
ミズタビラコもがんばっている。春から花期がとても長い。
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ミズタビラコもがんばっている。春から花期がとても長い。
湿気の多いところにギンバイソウ。
5
湿気の多いところにギンバイソウ。
登山道を外れて水がしたたっていそうな沢筋へ。ちょっと探すと見つかった。まだまだきれいなイワタバコ。花がたくさん落ちていてそろそろ終わり。
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登山道を外れて水がしたたっていそうな沢筋へ。ちょっと探すと見つかった。まだまだきれいなイワタバコ。花がたくさん落ちていてそろそろ終わり。
今年見た中では一番きれいな株。しばし観察。
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今年見た中では一番きれいな株。しばし観察。
葉っぱは3枚,ヌスビトハギ?こんな色もあるのかな?
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葉っぱは3枚,ヌスビトハギ?こんな色もあるのかな?
トモエシオガマ。ぐるぐる。
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トモエシオガマ。ぐるぐる。
キツリフネ。今年は初お目見え。
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キツリフネ。今年は初お目見え。
赤壁岩付近。このあたりはチョウジギクがいっぱい。形がおもしろい。(^^)
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赤壁岩付近。このあたりはチョウジギクがいっぱい。形がおもしろい。(^^)
1輪だけ咲いていたシラヒゲソウ。チョウジギクに埋もれるようにひっそり。遠いところなのでこれでせいいっぱい。
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1輪だけ咲いていたシラヒゲソウ。チョウジギクに埋もれるようにひっそり。遠いところなのでこれでせいいっぱい。
キバナアキギリの群落もあった。上唇の中からにゅっと伸びるのはめしべ。よく見ると特徴的な花だ。
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キバナアキギリの群落もあった。上唇の中からにゅっと伸びるのはめしべ。よく見ると特徴的な花だ。
サンヨウブシそろい咲き。無毒のトリカブトなのだそう。葉っぱは枯れているのに花は元気に咲いている。
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サンヨウブシそろい咲き。無毒のトリカブトなのだそう。葉っぱは枯れているのに花は元気に咲いている。
ソバナとエゾアジサイのコラボ。
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ソバナとエゾアジサイのコラボ。
沢を上りきった。尾根に折れ曲がる道のそばにシモツケソウ。1時間以上,仙谷の谷筋をあっちへこっちへうろうろ。
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沢を上りきった。尾根に折れ曲がる道のそばにシモツケソウ。1時間以上,仙谷の谷筋をあっちへこっちへうろうろ。
途中から仙谷コースのてっぺんまで直登路。はじめに麓が見えるところ。
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途中から仙谷コースのてっぺんまで直登路。はじめに麓が見えるところ。
ツキノワグマ。さっきの強烈な獣臭...。やはりクマに違いない。姿は見てないけど。
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ツキノワグマ。さっきの強烈な獣臭...。やはりクマに違いない。姿は見てないけど。
谷から尾根へ。ここもブナが続く自然豊かな登山道。
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谷から尾根へ。ここもブナが続く自然豊かな登山道。
シンボリックな立ち枯れの木の横まで来た。ここまで来れば縦走線まで後少し。
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シンボリックな立ち枯れの木の横まで来た。ここまで来れば縦走線まで後少し。
尾根道に一輪だけ咲いていたツルリンドウ。秋が近い。
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尾根道に一輪だけ咲いていたツルリンドウ。秋が近い。
仙谷分岐にとうちゃこ〜。ここからはゆるっと移動。こしき岩がすぐ目の前に聳え立つ。ゆっくりついでに道草。
仙谷分岐にとうちゃこ〜。ここからはゆるっと移動。こしき岩がすぐ目の前に聳え立つ。ゆっくりついでに道草。
足下にアキノキリンソウ。
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足下にアキノキリンソウ。
こしき岩のてっぺんには巻いて上がる道があるらしいが,落ちてけがをしたら困るので途中で止める。岩をよじ登る勇気はない(ヘタレ)。岩の下の展望スペースから氷ノ山越方面を眺める。
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こしき岩のてっぺんには巻いて上がる道があるらしいが,落ちてけがをしたら困るので途中で止める。岩をよじ登る勇気はない(ヘタレ)。岩の下の展望スペースから氷ノ山越方面を眺める。
北側,ハチ高原スキー場方面。ブン回しコースとか,今日歩いたら暑さで即死。
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北側,ハチ高原スキー場方面。ブン回しコースとか,今日歩いたら暑さで即死。
山頂へのいつもの階段。天気がいいとなぜかここで写真を撮ってしまう。ほどよい雲のさわやかな夏空。
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山頂へのいつもの階段。天気がいいとなぜかここで写真を撮ってしまう。ほどよい雲のさわやかな夏空。
山頂とうちゃこ〜。空が青くて超気持ちいい。日射しは強いが吹く風は涼しくて,岡山の熱帯夜とは大違い。
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山頂とうちゃこ〜。空が青くて超気持ちいい。日射しは強いが吹く風は涼しくて,岡山の熱帯夜とは大違い。
何人かの方々がくつろいでおられた。今朝の日の出はすばらしかっただろうな。
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何人かの方々がくつろいでおられた。今朝の日の出はすばらしかっただろうな。
扇ノ山。山頂で話をした方がよさを教えてくださった。静かなブナの森が続く登山道。これは近いうちにぜひ行ってみたい。
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扇ノ山。山頂で話をした方がよさを教えてくださった。静かなブナの森が続く登山道。これは近いうちにぜひ行ってみたい。
トイレのある展望台。日陰に軒,景色もよくてここのベンチが何気に好き。
3
トイレのある展望台。日陰に軒,景色もよくてここのベンチが何気に好き。
早いがランチタイムにする。お湯を沸かして近所のスーパーで買ったお得なシーフードヌードルをいただく。3割引おにぎり2つつき(けち...)。
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早いがランチタイムにする。お湯を沸かして近所のスーパーで買ったお得なシーフードヌードルをいただく。3割引おにぎり2つつき(けち...)。
ラーメンできるまでに三ノ丸と西の山々。今日は尖った大山は見えず。那岐山の影までは確認できた。
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ラーメンできるまでに三ノ丸と西の山々。今日は尖った大山は見えず。那岐山の影までは確認できた。
三ノ丸の笹原は景色は最高なんだが,今日は太陽でやられてしまいそう。帰りも涼しい木陰と沢を求めて仙谷コースをピストンすることに。
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三ノ丸の笹原は景色は最高なんだが,今日は太陽でやられてしまいそう。帰りも涼しい木陰と沢を求めて仙谷コースをピストンすることに。
中央に那岐山がギリギリ見える。
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中央に那岐山がギリギリ見える。
山頂でランチしお話した後下山。古生沼に寄ってみた。6月に来たときにはツマトリソウがあったが...。今日はアキアカネだけ。
山頂でランチしお話した後下山。古生沼に寄ってみた。6月に来たときにはツマトリソウがあったが...。今日はアキアカネだけ。
氷ノ山越に向かって下る。実はこっちに向かって下山するのは初めて。笹の間に伸びる道の向こうはハチ高原。
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氷ノ山越に向かって下る。実はこっちに向かって下山するのは初めて。笹の間に伸びる道の向こうはハチ高原。
仙谷をゲキ下り。尾根から沢へ下りるとひんやり。^ ^
やっぱりここを下って正解。しかし,雨の後とかは下りるのはいやな道。
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仙谷をゲキ下り。尾根から沢へ下りるとひんやり。^ ^
やっぱりここを下って正解。しかし,雨の後とかは下りるのはいやな道。
サラシナショウマのつぼみ。まだ花は開いていない。
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サラシナショウマのつぼみ。まだ花は開いていない。
赤壁岩の周りは,仙谷コースの一番の花ポイント。朝見つけたシラヒゲソウ。ストックの先にカメラをくくってリモート撮影してみると...。もうかなりお疲れの花でした。でも,周りにはつぼみあり。花期は8〜9月,来週あたり赤壁岩の周囲で見えるかも。
赤壁岩の周りは,仙谷コースの一番の花ポイント。朝見つけたシラヒゲソウ。ストックの先にカメラをくくってリモート撮影してみると...。もうかなりお疲れの花でした。でも,周りにはつぼみあり。花期は8〜9月,来週あたり赤壁岩の周囲で見えるかも。
豪快に咲いているサンヨウブシ。朝開いてなかったイワアカバナがきれいに開いていた。赤白バージョン。
豪快に咲いているサンヨウブシ。朝開いてなかったイワアカバナがきれいに開いていた。赤白バージョン。
トチの大木が空に向かって伸びる。トチの実はクマのごちそうになるだろう。この辺り,上りで嗅いだ獣臭は全くなかった。
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トチの大木が空に向かって伸びる。トチの実はクマのごちそうになるだろう。この辺り,上りで嗅いだ獣臭は全くなかった。
下りて来た。朝は閉じていたゲンノショウコ・ピンクバージョンがこんにちは。
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下りて来た。朝は閉じていたゲンノショウコ・ピンクバージョンがこんにちは。
ゲンノショウコ・ホワイトバージョンがこんにちは。
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ゲンノショウコ・ホワイトバージョンがこんにちは。
遮るものがないゲレンデはさすが暑い!しかし,駐車場まではすぐ。
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遮るものがないゲレンデはさすが暑い!しかし,駐車場まではすぐ。
道ばたにヒオウギが咲く。キスゲと同じ一日花だそうだ。今日は仙谷コースを上り下りし,花のさんぽを心ゆくまで楽しんだ。
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道ばたにヒオウギが咲く。キスゲと同じ一日花だそうだ。今日は仙谷コースを上り下りし,花のさんぽを心ゆくまで楽しんだ。
鍛冶屋の湯でお湯をいただく。氷ノ山の見えるコンビニでノンアルを買って今日の旅はおしまい。
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鍛冶屋の湯でお湯をいただく。氷ノ山の見えるコンビニでノンアルを買って今日の旅はおしまい。

感想

去年のこの時期に仙谷から上がって,山頂から三ノ丸を通って周回した。山の上は風が通って涼しいが,直射日光に焼かれるとさすがに焦げそう。今日は,仙谷の沢と木陰の涼をあてにピストンする。
岡山市内の寝苦しい夜の空気と違って氷ノ山の朝はすがすがしい。仙谷コースの入り口のアルパインヒュッテ付近の空気は本当に涼しかった。日が昇るとそれなりに暑くなるが山の朝はいい。快適に出発。今朝ここに来る途中で見た朝焼けはすばらしかった。山頂泊まってたら最高だっただろう。
仙谷コースのトチの木の上のあたりで反対側の斜面からガサガサッと大きな音が聞こえた。そしてあたり一面に漂う猛烈な獣の臭い!木が揺れたのしか見えず写真すら撮れなかったが,あれはやはりクマだったのか?帰りに同じ所を通ったが全く臭いはしなかった。ニアミス?狭い谷で鉢合わせなんかになったらえらいこっちゃ。(でも見てみたい気がする。)
こしき岩に行ってみたが,単独だし落っこちたら洒落にならないので途中で止めた。
この時期の仙谷は花がとても豊か。登山道から外れた沢の中を探し回る。赤壁岩にシラヒゲソウが一つだけ残っていた。その周りにつぼみが。どうも要領が悪い...。

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