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Yamareco

記録ID: 251168
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

ゴジラの背中を登り西穂高岳へ

2011年09月17日(土) ~ 2011年09月18日(日)
 - 拍手
ikomaniyon tuki4 その他1人
GPS
07:45
距離
7.5km
登り
846m
下り
832m

コースタイム

9/17 千石平16:40-17:35西穂山荘
9/18 西穂山荘5:00-5:25丸山-6:15西穂独標6:20-6:50ダイヤモンドピーク6:55-7:50西穂高岳(朝食)8:35
   -9:35ダイヤモンドピーク-9:50西穂独標-10:20丸山-11:00西穂山荘(昼食)11:30-12:20千石平
天候 9/17 土砂降りの後の曇
9/18 晴のち曇
過去天気図(気象庁) 2011年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
新穂高温泉や鍋平に大きな駐車場があります。
鍋平は無料だと聞いていましたが、
新穂高ロープウェイに乗り遅れそうになり新穂高にお金払って駐車しました。
ロープウェイはよく考えると当たり前だけど、夏場でも最終16時と早いんですね。
コース状況/
危険箇所等
独標から先は岩場を攀じ登っては下りの連続です。
独標の岩場を気負わずにパスできないようなら、
その先を行くのはやめて折り返した方がいいと思います。

下山後は新穂高温泉が待っています。
今回は手近な日帰り施設ということで中崎山荘を選びましたが、とてもいい温泉でした。
他にもたくさんあるのでどれにするか悩むのも楽しそうです。
いずれ、橋の下の大露天湯に浸かりたいと思っています。
なんとか間に合った新穂高ロープウェイ最終便。
なんとか間に合った新穂高ロープウェイ最終便。
121人乗りの2階建ゴンドラにたったの5人。
ほとんど貸し切り状態。
外は雨で展望がきかないのが残念。
2011年09月17日 16:20撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9/17 16:20
121人乗りの2階建ゴンドラにたったの5人。
ほとんど貸し切り状態。
外は雨で展望がきかないのが残念。
西穂山荘の夕食どき。
2011年09月17日 17:52撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9/17 17:52
西穂山荘の夕食どき。
今日はビールではなく地酒で。
2011年09月17日 19:01撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9/17 19:01
今日はビールではなく地酒で。
未明。西穂山荘を発つ。
2011年09月18日 04:46撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9/18 4:46
未明。西穂山荘を発つ。
この時期の日の出は明神岳の陰。
それでも稜線からご来光のおこぼれを拝謁。
2011年09月18日 05:20撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9/18 5:20
この時期の日の出は明神岳の陰。
それでも稜線からご来光のおこぼれを拝謁。
振り返ると焼岳は雲の下。
上高地も朝霧の下でまだ眠りの中。
2011年09月18日 05:50撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9/18 5:50
振り返ると焼岳は雲の下。
上高地も朝霧の下でまだ眠りの中。
日の出から40分遅れの5:40。
ようやく明神岳の陰から日が昇る。
2011年09月18日 05:58撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
9/18 5:58
日の出から40分遅れの5:40。
ようやく明神岳の陰から日が昇る。
上高地はまだ雲の下。
90℃曲がったあたりが河童橋。
2011年09月18日 05:58撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9/18 5:58
上高地はまだ雲の下。
90℃曲がったあたりが河童橋。
西穂独標と、その左奥に端正なダイヤモンドピークを見上げる。
2011年09月18日 06:02撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9/18 6:02
西穂独標と、その左奥に端正なダイヤモンドピークを見上げる。
西穂独標2,701m。
11峰のペイントは西穂本峰から数えて11番目のピークの意味。
ゴジラの11枚目の背びれですね。
2011年09月18日 06:22撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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9/18 6:22
西穂独標2,701m。
11峰のペイントは西穂本峰から数えて11番目のピークの意味。
ゴジラの11枚目の背びれですね。
正面にダイヤモンドピーク、そして西穂高岳が屹立。
2011年09月18日 06:23撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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9/18 6:23
正面にダイヤモンドピーク、そして西穂高岳が屹立。
独標から先へ。
岩場を下りる。
ここから登っては下りの繰り返し。
2011年09月18日 06:23撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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9/18 6:23
独標から先へ。
岩場を下りる。
ここから登っては下りの繰り返し。
ブロッケンの怪。
今までで一番くっきり。
2011年09月18日 06:28撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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9/18 6:28
ブロッケンの怪。
今までで一番くっきり。
西には笠ヶ岳が雲のヴェールを纏っている。
2011年09月18日 06:34撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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9/18 6:34
西には笠ヶ岳が雲のヴェールを纏っている。
岩稜を行く。
2011年09月18日 06:39撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
9/18 6:39
岩稜を行く。
で、下る。
2011年09月18日 06:41撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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9/18 6:41
で、下る。
8峰はピラミッドピーク2,740m。
2011年09月18日 06:52撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9/18 6:52
8峰はピラミッドピーク2,740m。
4峰チャンピオンピークはこの岩の上。
カウントダウンが楽しい。
2011年09月18日 07:20撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9/18 7:20
4峰チャンピオンピークはこの岩の上。
カウントダウンが楽しい。
振り返るとゴジラの背びれ。
これを登ってきた。
2011年09月18日 07:42撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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9/18 7:42
振り返るとゴジラの背びれ。
これを登ってきた。
岩場は苦手と言ってたたまちゃんも様になってます。
2011年09月18日 07:47撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
2
9/18 7:47
岩場は苦手と言ってたたまちゃんも様になってます。
西穂高岳2,909m。
2011年09月18日 07:53撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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9/18 7:53
西穂高岳2,909m。
行く手を阻むように屹立する奥穂高岳。
ジャンダルムへのルートを目でトレースするだけでも手に汗。
2011年09月18日 08:20撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
9/18 8:20
行く手を阻むように屹立する奥穂高岳。
ジャンダルムへのルートを目でトレースするだけでも手に汗。
ツンと尖った槍ヶ岳。
槍を見るとどうしてこんなに盛り上がるのか。
2011年09月18日 08:27撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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9/18 8:27
ツンと尖った槍ヶ岳。
槍を見るとどうしてこんなに盛り上がるのか。
西穂山荘の弁当。大きなおにぎりが嬉しい。
朝8時。朝食です。
2011年09月18日 08:06撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9/18 8:06
西穂山荘の弁当。大きなおにぎりが嬉しい。
朝8時。朝食です。
雲の向こうに南アルプス北部。
そのまた向こうに富士山。
2011年09月18日 08:07撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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9/18 8:07
雲の向こうに南アルプス北部。
そのまた向こうに富士山。
360度の大パノラマを堪能。
後ろ髪を引かれながらも帰路に就く。
背びれの向こうに焼岳。
遠くに乗鞍岳も顔を出す。
上高地も朝霧が晴れて姿を現した。
2011年09月18日 08:34撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
1
9/18 8:34
360度の大パノラマを堪能。
後ろ髪を引かれながらも帰路に就く。
背びれの向こうに焼岳。
遠くに乗鞍岳も顔を出す。
上高地も朝霧が晴れて姿を現した。
岩のテラスを越える。
2011年09月18日 09:05撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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9/18 9:05
岩のテラスを越える。
アップダウンの繰り返しなので帰路も登高意欲が満たされる。
2011年09月18日 09:14撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9/18 9:14
アップダウンの繰り返しなので帰路も登高意欲が満たされる。
奥穂から前穂の吊尾根。
2011年09月18日 09:18撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9/18 9:18
奥穂から前穂の吊尾根。
笠ヶ岳も姿を見せてくれる。
2011年09月18日 09:18撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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9/18 9:18
笠ヶ岳も姿を見せてくれる。
新穂高ロープウェイ。
今日は展望がよさそう。
でもすし詰めだよ。きっと。
2011年09月18日 09:24撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9/18 9:24
新穂高ロープウェイ。
今日は展望がよさそう。
でもすし詰めだよ。きっと。
独標の向こうに上高地。
緑の湖水は大正池。かな?
2011年09月18日 09:24撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9/18 9:24
独標の向こうに上高地。
緑の湖水は大正池。かな?
独標へ最後の岩場を登る。
2011年09月19日 13:03撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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9/19 13:03
独標へ最後の岩場を登る。
丸山まで下ると西穂山荘も間近。
デッキに人がいっぱい。
2011年09月18日 10:51撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9/18 10:51
丸山まで下ると西穂山荘も間近。
デッキに人がいっぱい。
噂の西穂ラーメン。
美味しい高山ラーメンです。
なぜか博多豚骨ラーメンもあります。
2011年09月18日 11:06撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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9/18 11:06
噂の西穂ラーメン。
美味しい高山ラーメンです。
なぜか博多豚骨ラーメンもあります。
山荘前のデッキ。
2011年09月18日 11:31撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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9/18 11:31
山荘前のデッキ。
ロープウェイへの下山途中で登山道を補修中の男性に会いました。
ご苦労様です。
2011年09月19日 13:05撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
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9/19 13:05
ロープウェイへの下山途中で登山道を補修中の男性に会いました。
ご苦労様です。
森の切れ目から西穂を見上げる。
あれを歩いたんだねえ。
2011年09月18日 12:00撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9/18 12:00
森の切れ目から西穂を見上げる。
あれを歩いたんだねえ。
やっぱりすし詰めのロープウェイで新穂高温泉へ下山。
2011年09月18日 12:32撮影 by  PENTAX Optio W60, PENTAX
9/18 12:32
やっぱりすし詰めのロープウェイで新穂高温泉へ下山。
撮影機器:

感想

1週間前から天気予報はどんどん悪化。
今夜出発しようかという金曜日の午後、ついに断念し西穂山荘を涙のキャンセル。
ところが翌朝の奈良は晴。現地の天候も好転しそうな予報。
えっ?今さら?
同じく奥穂行きを中止していたたまちゃんにも声をかけ、
西穂山荘の予約もなんとか取りなおしができて、10時半出発。

多賀から養老あたりでワイパーをハイにしても前が見えないほどの土砂降りに遭い、
仕方なく長めの休憩を強いられたりしながら岐阜を目指す。
東海北陸道を下り高山を過ぎたあたりで、
「ところでロープウェイって何時まで?」
「観光シーズンだし5時くらいまであるんじゃないの?」
てなことを言いながら、たまちゃんがスマホで調べると最終は16:00発。
げっ!!まだ30勸幣紊△襪里30分しかない。
山道をかっ飛んで15:55新穂高温泉着。
大慌てで登山靴に履き替えリュックやジャケットをひっつかんでロープウェイに。
ガラガラの最終便の中で息を整えながらレインウェアを着込むというドタバタ。
でも、とりあえず間に合ったのでよしとしなければ。

翌朝、雨は上がり雲は多めながら晴。
独標の手前で日が昇ると北アルプスの大展望が待っていました。
来てよかった。間に合ってよかった。

独標から先は岩稜を登っては下りの繰り返し。
本当にゴジラの背中でした。
ピークひとつごとに展望が大きくなり、楽しさがステップアップしていく。
こんな山初めて。
西穂山頂からは奥穂や槍も指呼の間。素晴らしい展望です。
下山もただ下るのではなく下っては登りなので、行きと帰りで2倍楽しんでるようなものです。
おまけに登りでは背中を向けていた焼岳や乗鞍、上高地の展望に向かって下りていく爽快さ。最高です。

西穂山荘、さすがに人気の山小屋です。
特に西穂ラーメンは山小屋のラーメンの域を超えている。また食べに行きたい。

下山後は中崎山荘で汗を流しました。
単純泉が白濁で硫黄泉が透明という、とても違和感のある、でもいいお湯でした。

初日に慌ててロープウェイに飛び乗ったので、
車内、しかもシフトノブの前という目立つ所に財布を置きっぱだったのですが、無事でした。

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