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Yamareco

記録ID: 2514108
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ハイキング
大雪山

大雪山(ロープウェイ姿見駅より旭岳往復)

2020年08月15日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:22
距離
5.7km
登り
692m
下り
681m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:13
休憩
0:10
合計
3:23
10:38
14
10:52
10:58
76
12:14
12:14
10
12:24
12:25
0
12:24
12:24
8
12:32
12:35
68
13:43
13:43
3
13:46
13:46
14
14:00
姿見駅
天候 曇り☁️
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
ADO 081便 7:00 東京(羽田) → 8:35 旭川

道道294号線〜道道1160号線
大雪山旭岳ロープウェイ往復 ¥2700 週末6:00(平日6:30)〜17:30
http://asahidake.hokkaido.jp/ja/#SCHEDULE
コース状況/
危険箇所等
姿見駅を出るとから右に進み、よく整備された遊歩道を進む。姿見の池の右から登山道に入る。最初はロープに囲まれたガレ場を登っていく。ガレた坂は大岩が混ざるようになる。7合目付近になると黒い砂礫の坂に変わり、9号目付近から岩場になり、これを抜けると稜線に出る。稜線を左に回りながら登り、山頂に達する。
その他周辺情報 ケイズハウス北海道(日帰り入浴)¥800

※ガス缶(プリムス)はニッポンレンタカー旭川空港営業所で購入。旭川空港内はセブンイレブンでEPIガス缶のみ販売。
北海道遠征初日、ロープウェイ山麓駅からロープウェイに乗り込みます。この状況では上は真っ白でしょう。
2020年08月15日 10:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 10:17
北海道遠征初日、ロープウェイ山麓駅からロープウェイに乗り込みます。この状況では上は真っ白でしょう。
ここから雲の中に入ります。
2020年08月15日 10:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 10:26
ここから雲の中に入ります。
姿見駅は雲の中でした。朝日岳登山の人は駅で記帳をして出発です。下山してきた人に聞くと7合目から先は風がやや強いけど大丈夫だそうです。
2020年08月15日 10:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 10:35
姿見駅は雲の中でした。朝日岳登山の人は駅で記帳をして出発です。下山してきた人に聞くと7合目から先は風がやや強いけど大丈夫だそうです。
旭岳へは右へ進みます。
2020年08月15日 10:36撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 10:36
旭岳へは右へ進みます。
アキノキリンソウ
2020年08月15日 10:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 10:42
アキノキリンソウ
チングルマの果穂が多数ありました。最盛期が偲ばれます。
2020年08月15日 10:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 10:45
チングルマの果穂が多数ありました。最盛期が偲ばれます。
これはイワブクロでしょうか?
2020年08月15日 10:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 10:51
これはイワブクロでしょうか?
姿見の池に着きましたが、何の姿も見えません。ここから右に進み登山路に入ります。
2020年08月15日 10:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 10:55
姿見の池に着きましたが、何の姿も見えません。ここから右に進み登山路に入ります。
登山路は岩がゴロゴロ。5m先ぐらいまでしか見えません。
2020年08月15日 11:08撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 11:08
登山路は岩がゴロゴロ。5m先ぐらいまでしか見えません。
こういうときはこうしたケルンがあり助かります。
2020年08月15日 11:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 11:12
こういうときはこうしたケルンがあり助かります。
真っ白な中を眼鏡をふきふき進みます。7合目を過ぎたら風が強くなると聞いていたら、もう8合目でした。
2020年08月15日 11:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 11:55
真っ白な中を眼鏡をふきふき進みます。7合目を過ぎたら風が強くなると聞いていたら、もう8合目でした。
これは何かの跡かしら?
2020年08月15日 11:59撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 11:59
これは何かの跡かしら?
岩場が出てきました。
2020年08月15日 12:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 12:10
岩場が出てきました。
すると9合目の標識が。この先で登山道が左に曲がって稜線に出ますが、眼鏡が曇りあまり見えない中、すごい強風で足を踏ん張りながら進みました。
2020年08月15日 12:12撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 12:12
すると9合目の標識が。この先で登山道が左に曲がって稜線に出ますが、眼鏡が曇りあまり見えない中、すごい強風で足を踏ん張りながら進みました。
やや平らになったなと思ったら何か標識が立っていました。よく読むとどうやら山頂に着いたようです。風が強く長居はできないのですぐに下山します。その直後に縦走してきた方と会い、「午前中は天気が良かったが、急に悪くなり、道がわからなくなり、遭難しかけた」と言っていました。その方のアドバイスに従い、下山時は眼鏡をはずすことにしました。
2020年08月15日 12:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
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8/15 12:25
やや平らになったなと思ったら何か標識が立っていました。よく読むとどうやら山頂に着いたようです。風が強く長居はできないのですぐに下山します。その直後に縦走してきた方と会い、「午前中は天気が良かったが、急に悪くなり、道がわからなくなり、遭難しかけた」と言っていました。その方のアドバイスに従い、下山時は眼鏡をはずすことにしました。
何やら岩らしきものがあるが、金庫岩?
2020年08月15日 12:35撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 12:35
何やら岩らしきものがあるが、金庫岩?
8合目を通過します。こんな天気でもどんどん登ってくる人がいます。
2020年08月15日 12:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 12:57
8合目を通過します。こんな天気でもどんどん登ってくる人がいます。
あった、ありました。7合目の標識。岩の陰に隠れていたんだ。
2020年08月15日 13:11撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 13:11
あった、ありました。7合目の標識。岩の陰に隠れていたんだ。
6合目もありました。何にも書いていない棒が立っていると思っていたら、裏にちゃんと書いてありました。登りの時よりは視界もマシになってきました。
2020年08月15日 13:24撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 13:24
6合目もありました。何にも書いていない棒が立っていると思っていたら、裏にちゃんと書いてありました。登りの時よりは視界もマシになってきました。
標識をよく読んで間違えないように進みます。
2020年08月15日 13:44撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 13:44
標識をよく読んで間違えないように進みます。
避難小屋がありました。これも登りではあまり気づかなかったなあ。
2020年08月15日 13:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 13:45
避難小屋がありました。これも登りではあまり気づかなかったなあ。
姿見の池は相変わらずでした。
2020年08月15日 13:46撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 13:46
姿見の池は相変わらずでした。
ロープウェイ駅近くになると花が現れます。ミヤマリンドウですかね。
2020年08月15日 13:51撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 13:51
ロープウェイ駅近くになると花が現れます。ミヤマリンドウですかね。
本州のリンドウより色が濃いですね。
2020年08月15日 14:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 14:02
本州のリンドウより色が濃いですね。
姿見駅に無事に帰還いたしました。雨は降っていませんでしたが、すっかりびしょびしょになりました。ロープウェイのチケットもヨレヨレに。スタッフの方が乗車印を押すのに苦労していました。
2020年08月15日 14:02撮影 by  DSC-RX100, SONY
8/15 14:02
姿見駅に無事に帰還いたしました。雨は降っていませんでしたが、すっかりびしょびしょになりました。ロープウェイのチケットもヨレヨレに。スタッフの方が乗車印を押すのに苦労していました。

感想

昨年遅れてとった夏休み。北海道最初の山の登山口で朝食準備中に火傷し、一山も登らずに無念の帰還。あれから1年。傷跡は残ったものの火傷は完治し、直前には笊ヶ岳に登って備えた今年の夏休み北海道登山。第一弾は、大雪山旭岳。ショートコースで足慣らしをし、続く山々に備える企図でした。

ロープウェイ駅に到着時には低く雲が垂れ込め、景色は全く期待できない状況。姿見駅までロープウェイに乗るうちに雲のベールに包まれてしまいました。姿見駅で下山してきた人に聞くと、「登りでは晴れていたが、ガスってからはずっと雲の中で眺望なし」、「7合目からは風が強くなるが、それほどでもない」とのこと。それを聞いて出発しました。

姿見の池まではハイキングコース。辺り一面に広がるチングルマの果穂が最盛期を忍ばせました。姿見の池から登山道となりますが、ガスで5m先も満足に見えない状況。すぐに眼鏡も曇り、視界不良に拍車をかけます。丁寧にマーキングを追いながら、高度を上げていきました。下から吹き上げる強い風が火山性ガスを運んできます。眼鏡は拭いても5分ともちません。眼鏡を拭きながら黙々と登りました。

突然現れた標柱を目を凝らして読むと8合目。7合目には気づかなかったようでした。9合目を過ぎ、登山道が左に曲がると、猛烈な風が襲ってきました。身体が浮き上がりそうでした。姿勢を低くしながら、ジリジリと登りました。風が和らぐと、高い標柱が見えました。ガスが濃く、濡れた標柱の文字が読めません。近くに三角点があったので、山頂であることを確信できました。

下りも間違って黒岳の方に進まぬよう慎重に進みました。ふと後ろから音がしたので振り返ると別の登山者が現れました。黒岳から縦走してきた人で、午前中は晴れていたが、急に視界が悪くなり、北海岳付近では道が分からなくなり、危うく遭難しかけた、とのことでした。その人が眼鏡を外した方がよく見えるので外したと言っていたので、それからは眼鏡を外して歩きました。手袋がびしょ濡れだったのでテムレスに代えたところ、手が暖かくなりホッとしました。

高度を下げると風向きが変わっており、相変わらず風は強いものの少し和らぎ、火山性ガス特有の臭いはなくなりました。心なしか時々(日差しで?)明るくなる瞬間もありました。

無事に姿見駅まで帰ってきましたが、北海道の山にいきなり洗礼を浴びせられたように感じました。サコッシュは濡れそぼり、ロープウェイのチケットはヨレヨレになっていました。その後、再び大事件が発生。iPhone が充電できなくなっていることが発覚。電池が切れるとGPSも使えなくなり、登山どころではありません。早速、昨年と同様、登山ができない危機に陥ってしまいました。トホホ。

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