笠ヶ岳、(横手山&)志賀山:藪漕ぎが想定以上でショートカット
- GPS
- 15:44
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,110m
- 下り
- 1,151m
コースタイム
- 山行
- 9:52
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 10:01
( 3:34(4:00) 自宅 須坂で迷う、コンビニで朝食、昼飯ゲット )
5:39-42(5:55-6:00) 笠ヶ岳峠の茶屋(1,908m)
6:03-04(1")(6:25) 笠ヶ岳(2,076m)
6:21(6:45) 笠ヶ岳峠の茶屋(1,908m)
6:47 沢へ(1,780m)
6:56 沢から藪へ(1,815m) これから300mを2時間掛かって藪漕ぎ
途中:アミノバイタルゼリー0.8個摂取
8:58 林道と思いきや廃道(1,825m) ここも殆どが背丈以上の藪漕ぎ
9:56(7:45) 国道292号(1,865m) 横手山はパス
( 8:15 のぞきバス停(2,037m) )
( 8:40 渋峠(2,152m) )
( 8:55-9:00 横手山(2,305m) )
( 10:00 草津峠(1,950m) )
( 前半:4'00" 延標高差:1,648m 速度:412m/h
距離:10.6km 歩速:2.7km/h )
11:18-26(8")(10:15) 鉢山(2,041m) アミノバイタルゼリー残り、お稲荷1個、アクエリアス1/2摂取 バテバテ
前半:5'36" 延標高差:1,079m 速度:193m/h
距離:9.2km 歩速:1.6km/h
11:41(10:30) 四十八池(1,890m)
12:16 裏志賀山(2,037m)
12:44(11:20) 志賀山(2,035m)
12:46-52(6") 広場(2,024m)羅針盤?チェックせず アクエリアス2/5摂取
14:01(12:10) 国道292号(1,695m)
14:35-40(5") スキー場から登山道への手前(標識あり)(1,790m)
足が攣りそうなので芍薬甘草湯服用、アクエリアス残り摂取
15:26-32 登山道から車道へ(1,880-1870m)
15:43-44(13:10-15) 笠ヶ岳峠の茶屋(1,908m)
後半:4'17"(3'10") 延標高差:1,195(1,254)m 速度:279(396)m/h
距離:9.3(8.3)km 歩速:2.2(2.6)km/h 休憩:15"
山行:10'01"(7'10") 延標高差:2,274(2,902)m 速度:227(405)m/h
距離:18.5(18.9)km 歩速:1.8(2.7)km/h 休憩:23"
( 15:00 自宅 )
Door to Door:13'58"(11'00")
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
予想通り(以上)の藪漕ぎ、想定外は林道が殆どが藪漕ぎ |
写真
装備
個人装備 |
長袖網シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着(ダウン 半袖シャツ) 雨具 日よけ帽子 靴(軽) 予備靴ひも ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 タオル ツェルト ストック カメラ
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感想
abu8kgさんが先日逆コース(横手山も)で登っている。激藪で苦戦され興味が湧く。熊の湯スキー場上コースでなければ多少楽かなと安易に計画する。
しかし、笠ヶ岳の登りで左右の笹薮で怖気づく。そのまま熊の湯まで下ろうか考える。しかし、沢まで来ると沢が歩きやすそう。
予定通り行くことに決定。標高差55m、距離500m。沢がどこまであるかがポイントだ。沢は水が流れているものの靴を濡らす程ではない。
どこまで行けるか。標高差35m、距離200m強を藪なしで行けた。
あと標高差20m、距離300m(競技場1周もない)。何とか行けそうだと思うが藪は強敵。ザックは引っかかる。まだ沢筋は何となく分かるため屈みながら進む。ザックを前に抱えたり前に投げたりしながら進む。
しかし、そのうち藪が密集しどうにもならない。雪と北西の風の影響で茎が横に這えている。これからは茎の束を踏みつけてその上の茎は手で跳ね上げ進むしかない。そのうち突然GPSが切れる。進む方向は分かっているがどうしても右上に進む。そのまま行っても問題ないと高を括る。
体力と時間がどんどん費やされていく。焦らずにとアミノバイタルゼリーを摂取。まだ朝が早いからよいが遅かったらヤバイよなと思う。
結局、予想通り予定のコースより右に進んだが崖を右に見ながら予定の林道にたどり着く。
しかし、これからも想定外。国土地理院の地図では林道、車道で難なく国道292号に行けるはず。
しかし、林道、とんでもない。廃道だ。7割方背丈以上の藪(密ではないが)。道を間違えないよう気を遣う。(2,3度後戻りをし行く先を確認する。)
地図では車道になっているにも拘わらず、車なんてとても走れない。
ようやく熊の湯スキー場トップへの車道に出て藪漕ぎは終了。
予定より2時間遅れで、かつ、疲労困憊。スキー場を下って帰ることにした。
しかし、下りながら地図を見ると鉢山への道がある。
この疲労困憊でどこまで頑張れるかもよい実験と思い行くことにする。
緩やかな登りで行けそうと思っていたが分岐を過ぎ鉢山に向かうとバテ気味に。何とか山頂に着き昼食にする。
ここからの下り、足が弱っているので一歩一歩気を配りながら下る。
四十八池の木道も何となく心もとない。
裏志賀山への登りで一時休むことに。やはりきつい。
裏志賀山、志賀山神社には、分岐にザックを置いて空身で登る。
大沼池がいい。その後も池が随所に見られ楽しい。
しかし、体力は相変わらず厳しい。志賀山を過ぎて広場(名称はあった)でまた休憩。
後は下り、最後のスキー場から笠ヶ岳峠の茶屋までの登りを残すのみ。
相変わらず、下りも怖くてスピードが上がらない。
合流点(ここが志賀山登山口)に来ると林道というより車道。殆ど勾配もなく歩きやすい。
スキー場上からリフト沿いに下ろうと考えていたが、進入禁止。
何とか国道(熊の湯)まで下ることができた。
しかし、夏休みにも拘わらず閑散。ホテルの工事のみやたらに目に付く。
道を間違え周回する。
一時雷雨が来るかもと思わせたが、再度晴れ、暑い。スキー場を登り切ればと思うが足が進まない。そのうち足が攣りそうになり芍薬甘草湯を服用する。スキー場からの登山道は道もよく、傾斜も緩く最高の散歩道だ。
行きに入った沢も過ぎる。
予定では峠の茶屋から行き帰り車道を通る予定だったが登山道がある。
帰り、赤リボンがあり車道に下れるかもと思い最後の藪漕ぎをする。
笹薮に蔓系がありやはり苦戦。その上車道が見えたら崖。右に迂回して
車道に出る。車道は平坦で予想通り歩きやすかった。
結果として疲労困憊とはいえ、暑い中結構歩けるものだ。ただし、ゆっくり休みを入れて歩けばの話。
相変わらず、水分、食が少ない。10時間でアクエリアス1本、アミノバイタルゼリー1個、お稲荷さん2個のみ
ついでに<余談>
東京では熱中症で1ヶ月に100人以上が亡くなっている。
エアコンと使用し、こまめに水分補給をすることを推奨してる。
ハンドルネームのbumpkinは田舎者のほかに頑固者という意味もある。
以前、「人体実験」というタイトルで変人ぶりを紹介したが、今も全く変わっていない。
水分は、食事の水分以外、朝の挽き立てのコーヒーと昼、夕のビールを主としたアルコールのみ。水、飲料水は全く飲まない。(しかし、最近あまりに煩いので、枕元にペットボトルで夜中に数10ml。)
しかし、山に行った翌日の午前中は水をペットボトル一本程度は飲む。
アルコールは利尿作用で水分補給にならないといわれているが十分に水分補給されている。
エアコン:今年まだ点けていない。私は2階で寝ているが2階のここ10日間の平均最高温度は34℃。寝る前に30℃以下には殆どならない。
朝の最低温度(枕元で測定)は28-27℃。今朝は最も暑く28.9℃
人間は慣れる。というのが持論。暑がりの私が朝27℃になると布団をかける。暑いのを経験すると27℃でも涼しく感じる。
モットーは自然に如何に対応できるかである。
実験が失敗したときはそれまでのこと。
名前を出してくれてありがとうございます。私の藪漕ぎ歴のなかでも1・2ではないが、かなり上位に来る酷さでしたね。bumpkinさんもさぞお疲れ様でした。こういうことを経験なければ、10mくらい進んだところで引き返すんだけど、「なんとかなるかな?」なんて思って進んでしまい、気がつくと 「もう引き返すより進んだ方がましかな?」なんて、それが結局「あ〜あ、」ってなっちゃいますね。でも、無事突破できたときの達成感というか充実感マックスなんだが、あんまり味わいたくありませんね。ちなみに、安平路山でどうルート取ろうか思案中です。
abu8kgさんの山行を見て興味を示したものの笠ヶ岳の登りで笹薮を見て止めようかと思ってました。しかし、沢が行けそうなのと藪漕ぎの距離と標高差から決行しました。
しかし、深雪のラッセルを感じさせました。空さえ見えない状況でどれだけ体力が消耗するのか思いながら遅々として進まない藪漕ぎを楽しみました?
abu8kgさんはその前の熊の湯スキー場上で苦戦されていたので苦労は半分以下だと高を括っていました。
安平路山。中央アルプスでは越百山-安平路山が未踏破で気になっていますが、ここも藪漕ぎで自信がありません。トライしてみてください。
abu8kgさんは沢も岩登りもオールマイティで、稜線歩きしかしたことがなかった小生にとってはうらやましい限りです。
今後の投稿を楽しみにしております。
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