鷹ノ巣山-六ツ石山 稲村岩 [無氷期ラスト][雲取山]
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,655m
- 下り
- 1,946m
コースタイム
・東日原7:56
・稲村岩8:40
◇鷹ノ巣10:50
・休憩 50分
・城山 13:00
・衣笠 14:20
・登山口15:40
◆奥多摩16:17
天候 | 晴れ、雲は多め、山頂は風強く小さな粉雪舞いました |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・稲村岩からの登りで鷹ノ巣山頂前2、300m位は1cmほど雪で凍っていました 登りはアイゼンなしでも危険感じませんでしたが降りは4本位あった方がいいです。 ・山頂付近は強風、上ウィンドブレイカーとか下レギンスだけだと寒いので ダウン、ロングパンツ持って行くと冷えずに済みます。 ・景観がいいのでつい鷹ノ巣山頂付近で大きい休憩とってしまいがちですがこの時期風が強いと 体と食事がすぐ冷えるので長い休憩の際は先の避難小屋辺りまで降りたほうが いいです。 ・稲村岩は昔鎖あったみたいですが今はなく木の根と枝が引っかかって邪魔になるので 稲村岩の標識の所でザックデポして登ると登りやすいと思います。 |
写真
感想
主要装備:ザック軽いやつ、水700ml、燃料50ml、レインコート、クッカー&バーナー、食料(カレー食いたかったので今回多め)、行動食、カメラ、ipad、軽アイゼン、ホッカイロ(使わずに済んだ)8kg位
ウェア:薄手のダウン、Tシャツ、ロングTシャツ、ネックウォーマー、帽子
レギンス、中綿入りのロングパンツ、重めのトレッキング、手袋X2(ゴム手と軍手)
身長:171cm
体臭:58.8kg
始発で奥多摩に行きバス乗って発射待ちしてると後続の電車が着いて
大量の人がバスに乗り込んできて東日原行きがギュウギュウに
なりました、もうここで車酔い確定です。
(鴨沢方面は逆にスカスカ)
なるべく楽しい事を考えながら耐えます
ほとんどの人は途中の白妙橋と神庭沢、岩松尾根で降りて
残り10数人程が東日原で降りました、降りる間際やっと地獄から解放されると思い
結露した窓に
『凸いってきーまーす( ◜◡^)』って描いた。
(すいません今回ひよってバス使ってしまい、案の定車酔いしました)
特攻野郎Aチーム的に言うと『車だけは勘弁な!』って感じで車酔い体質が全く治りません。
降りた後、次は見た目がとてもアニメ的に痛い絵を描こうとひっそり心に誓う
バス停で準備して出発、道すがら水場とか見かける
小さく休まずコツコツと歩数を刻んで稲村岩に
『今日は晴れてよかったですね、今年最後かもしれませんしそれにしても暑いですね』
そうですねなどと小休止中の周りの方としゃべりながら
暑いのでここでレギンス+ハーフパンツに換装して
ザックはデポして稲村岩に登る
落っこちたら下の沢まで一直線でアウト
鎖とかはなさそうだけど木の根や岩が掴みやすいので登りやすい
一番上にチョコンと切っ先が立っていたので登って
グリコポーズで『一粒300mっ!』と言ってみるも誰も周りにおらず
さびしいし、単独なので写真も撮れない。
稲村岩は中腹に小さな洞窟を2つ構えているそうでこことかでその過程が見れます↓
PCC資料室 稲村岩測量物語
(http://bit.ly/RldpBX )
早稲田大学探検部活動報告Blog
(http://bit.ly/Rldsxm )
稲村マジ熱いですっていうか奥多摩は奥深いネ。
稲村岩以降はヒルメシクイノタワ以外ひたすら地味な登りなので
自分が楽しめる何かを見つけつつひたすら登る
山頂前の2、300m位は冠雪した氷が凍っているが登りに関して言えば
トレースをしっかり確認しながら登ればアイゼンの必要性は感じなかった
急登で滑るので降りはあった方が絶対いい。
10時過ぎ鷹ノ巣は晴れてて見晴らし良く雲取方面は若干ガスっていた
風は強めで体感温度もそれにともないかなり寒く肺が冷たく感じるくらい
ここで飯にしようとゴソゴソ用意ついで風が強く寒いのでロングパンツ履く。
(*山頂は遮るものがない上に風が強く暖かいものもすぐ冷めてしまうので
景観を楽しんだらさっさと鷹ノ巣避難小屋辺りにいってから食事した方が
よかったと後になって思いました、避難小屋はかなり立派で近くに水場と
トイレとベンチ併設六ツ石山方面への巻道もしっかりあるのでコチラが便利です)
今回はカレーが食いたかったので『グリーンカレーフォーヌードル』とおにぎり
それに半年ほど前に漬けて余っていた赤唐と青唐とレモンのアチャール(漬物)
鶏胸肉のミックススパイスで3日前に漬け込んでいたやつを組み合わせてカレーに
食後にバナナをなんか豪勢になった。
...が、スプーン忘れるしょうがないので山頂にある
枝で箸を作成して食べ始めると近くにいた少年にガン見されます
箸忘れちゃったんだよえへへと言うと
少年の父親が割り箸ありますよと割り箸を分けて頂けました
ありがたいです。
またモシャモシャ食ってると
『....それ何ですか?』と
アチャール(香辛料で着けた漬物)に好奇心を刺激された別の方から尋ねられ
思わず『インド』っと言ってしまい
言い直して『アチャールというインド料理の漬物みたいな物で赤唐と青唐とレモンのアチャールです』
『凄い辛そうですね』
はい、冬場は1〜2本持ってくとあったまるんです
はっきり言って山頂で独り浮きまくった食事をしました。
飯を食い終わり箸のお礼を言って鷹ノ巣避難小屋方面に水を補給に
行こうと歩き始めると左足の膝に違和感を感じました、飯食ってる際に
捻って古傷の膝が痛み出したようです、テーピング持ってくるの忘れてて
しまったと思いながら左膝曲げると痛くてしょうがないのでカバーしながら
歩くと平地と登りは膝は痛まず降りで痛むので登るよりもゆっくりで
一歩ずつ避難小屋の方に行き水場で水を汲んで六ツ石への巻道を行きます。
巻道と言うと結構敬遠されがちですが常時平地で膝の負担が少なく人通りも
全くなく見晴らしも割と良かったので結果的に良い道でした。
本当は降りをラン気味に降りようとしていたのですが
六ツ石からの降りは慎重に降りたのでドンドン抜かされました
ですがゆっくりと歩く、登る、降りるという行為に結果的に考えさせられます
推手というのがありますが山登り版の推手といったところでしょうか
ゆっくり降りる動作が作り出す長い時間の感覚がハイペースで降りる時に
瞬間的に判断するのとは全く逆ベクトルの思考と無数の選択肢を与え
降りる際の足の運び、着地位置、浮石に足をのせていないかなど無数の思考が
頭に浮かび深く考えながら降りるという降りになりました。
結果的にびっこ引いてたので降りで3時間半ほどかかり山を降りました
ゴミは色々あって埋められた空缶、エマージェンシーホイッスル、旧空き缶プル、タオル、カメラレンズカバー、包装紙etc
人が多いとゴミも多いので拾うのは適当に済ましました
寒さで膝が痛み出すのを慢性ではないため見逃してテーピング忘れたり
カワセミの羽見つけたり、結構色々あって楽しかったです。
ゴミ拾い、おつかれさまでした
ガン見していた子供の父親です
喉から手が出ていたのは、気付かれなかったようですね(笑
子供の歩き(走り?)見ていて思うのですが、動体視力も大きい気がします。年取ってしまうと、経験と知力でカバー、ということになるのでしょうね。
大人と違う感性でコース選んだりするので、見ていて飽きません。
(。・ω・)ノ゙ コンバンゎぁ♪
まさかここでお遭いするとは思いませんでした
子供は体力で劣るかもしれませんが体柔らかそうでいいですね
年取ると関節とかガッチガチになりますから
高齢の方の登り降りは参考になります。
それにしても最近山で遭う人のヤマレコ率が高いです
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する