薬師岳(室堂〜北ノ俣岳)
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コースタイム
扇沢 (1,410m) 6:30
6:45 黒四ダム 6:45
7:00 黒部湖駅 7:30
7:40 黒部平駅 8:10
8:20 大観峰 (1,830m) 8:30
8:40 室堂ターミナル(2,410m)9:50
11:00 一ノ越 (2,705m) 11:35
11:40 休憩 (2,535m) 12:00
12:40 鬼岳(2,750m)の下(2,700m) 13:10
13:30 休憩 (2,630m) 13:50
14:40 獅子岳 (2,714m) 14:50
15:10 獅子岳の下(2,645m) 15:40
16:25 ザラ峠 (2,348m) 16:35
17:00 五色ヶ原へ登りきった所(2,455m)17:15
17:30 五色ヶ原山荘(2,485m)
5月4日(水)
五色ヶ原山荘(2,485m) 5:30
6:05 鳶山(2,616m)の下(2,575m) 6:25
7:05 鳶山と越中沢岳の鞍部(2,356m) 7:10
7:30 夏道の切れた所(2,420m)7:40
8:15 越中沢岳 (2,591m) 8:40
9:50 2,431mピーク手前の鞍部(2,310m)10:00
10:40 スゴ乗越への沢に出た所(2,030m)11:05
11:55 スゴ乗越の少し上 (2,200m) 12:00
13:00 スゴ乗越小屋(2,270m)19:00
5月5日(木)
スゴ乗越小屋(2,270m)6:10
7:00 間山手前のピ−ク下(2,510m)7:20
7:20 間山下の鞍部(2,500m)7:35
8:00 間山 (2,585m) 8:15
8:25 (2,600m) 8:30
9:00 休憩 (2,715m) 9:20
10:00 2,832mのピークの下(2,815m) 10:10
11:00 北薬師岳 (2,900m) 11:30
12:30 薬師岳山頂直下 (2,860m) 12:40
12:50 薬師岳 (2,926m) 13:15
13:35 避難小屋 (2,890m) 14:00
14:10 薬師岳山荘 (2,701m) 14:15
14:30 薬師平 (2,480m) 14:30
14:35 薬師峠(テント場) (2,294m) 15:15
15:45 太郎平小屋 (2,330m) 20:00
5月6日(金)
太郎平小屋 (2,330m) 7:00
8:40 神岡新道との分岐点 (2,625m) 9:10
9:25 草地(避難小屋の上)(2,050m) 9:40
10:05 寺地山の手前 (2,015m) 10:20
10:40 寺地山 (1,996m) 10:50
11:25 飛越新道との分岐点 (1,842m) 11:25
11:55 登りきった地点 (1,700m) 12:00
12:25 飛越トンネルの上 (1,640m) 12:35
13:00 飛越トンネル (1,450m) 13:10
13:40 1,350mの地点 (1,350m) 13:45
14:50 新穂高温泉無料駐車場
天候 | 5月3日(火) 晴れ 5月4日(水) 晴れ 5月5日(木) 曇りのち晴れ 5月6日(金) 曇りのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2005年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
扇沢〜室堂 5,460円、荷物料(10坩幣紂210円 トローリーバス 扇沢〜黒部川ダム ケーブルカー 黒部湖〜黒部平 ロープウェイ 黒部平〜大観峰 トローリーバス 大観峰〜室堂 タクシー 飛越トンネル手前(標高1,350m)〜新穂高温泉 16,000円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
2日目、五色ヶ原山荘を出発して鳶山の下をトラバースするときに、凍結している急斜面なため、滑落しないように慎重に通過する必要があった。 太郎平小屋で携帯電話が使える場所をきき、神岡新道との分岐点で、車の回送サービスに回送場所変更(沢渡右や新穂高温泉)の連絡と、タクシーの予約を行った(使った電話はドコモ)。 五色ヶ原山荘 1泊朝食付き6,500円 スゴ乗越小屋 解放されていないため、ツェルト泊(当初からの予定) 太郎平小屋 1泊2食付き8,400円 お湯(水筒1本)100円 お茶(水筒1本)300円 【下山後】しもまき(沢渡)(食事と入浴) 入浴料500円(温泉は源泉掛け流し) ざるそば定食1,200円 駐車場は1日500円とのことであり、ここから上高地までタクシー利用 で行くことも可能とのことである。また、中房温泉までの車の回送サ ービスをタクシー会社と提携しているとのことである。 |
写真
感想
日本のオートルートを室堂から槍ヶ岳まで縦走しようと出かけた。
しかし、五色ヶ原山荘から太郎平小屋まで1日の予定が2日かかったのと、天候悪化の予報で計画を変更し、北ノ俣岳から飛越トンネルに下山した。
スキーを履いての縦走というイメージで出かけた。しかし、スキーを担ぐ場所も多く、スキーで滑れたのは、一ノ越からの標高差200m、薬師岳から太郎平小屋まで、神岡新道の分岐点から避難小屋までだったので、山スキーというよりもスキーを担いでの縦走という感じだった。
5月3日(火)
扇沢で、車の回送サービスに車と鍵を預ける(上高地まで18,000円、新穂高温泉まで23,000円、とりあえず上高地まで回送してもらうこととし、料金を支払う。新穂高温泉に変更する場合は、5月6日までに連絡してほしいとのこと。)。
朝食を食べ、6時30分の始発のトローリーバスに乗る(ザックとスキーは別のトラックに載せる。バスは満員であるが、6時過ぎに乗り場に行って乗ることができた。)。
黒部湖駅で整理券7番を渡され、乗車する順番を待つ(ケーブルカー)。
室堂までのスキー券400円、荷物券400円(10坩幣紂
黒部平駅で、整理券7番のロープウェイ乗車時間は8時10分頃のアナウンスがあり、呼び出しがあるまで待合室で待つ(約30分間)。
室堂ターミナルで、とろろそば(700円)を食べ、スキーにシールをつけて登る。
一ノ越(2705m)から2535mまでスキーで滑る。
標高2535mでスキーにシールをつけて登る。
鬼岳(2750m)の下で、兼用靴にアイゼンをつけ、スキーを担ぎ、トラバースしながら下る。
標高2630mから獅子岳(2714m)に登り返す。
獅子岳の下(標高2645m)でアイゼンをはずし、夏道を下ることとする。
下る途中で、登り返しはあるが、ザラ峠までスキーで滑るべきであったと後悔する。"
ザラ峠から五色ヶ原へ登り返す。
スキーにシールをつけて登る。
五色ヶ原山荘への到着時刻が遅くなったため、夕食は自炊することとする。
5月4日(水)
4時起床。
朝食(ご飯、みそ汁、漬け物ほか)
シールをつけて登る(スキーアイゼンをつける。)。
鳶山の下をトラバースするときに、急斜面なため、滑落しないようにと少し緊張する。
鳶山(2616m)の下でスキーを担ぎ、夏道を下る。
越中沢岳への登りで夏道が部分的に出ているので、そこを歩く。
夏道の切れた所からシールをつけて登る。
越中沢岳からスキーを担いで下る(半分くらいは夏道が出ている。)。
急斜面なため、夏道はスキーが引っかかり歩きにくい。
別のパーティがここからスキーで滑り、2431mのピークを巻いているのが見える。
スキーで滑って2431mのピークを巻き、スゴ乗越にシールをつけて登り返すこととする。
300mほど滑ってスゴ乗越への沢へトラバースするが、トラバースに苦労する。
スゴ乗越への沢に出た所で、シールをつけて登る。
スゴ乗越小屋へは登って、下って、また登り返す。
13時にスゴ乗越小屋に到着。
アイゼンをつけたまま小屋に入る不埒ものがいるようで、小屋は避難小屋としても解放されていない。
マナーを守ってほしいものである。
太郎平小屋まで行くことは無理なので、ツェルト(2張、1張はフレーム入り)を張り、ビバークする。
5月5日(木)
スゴ乗越小屋からスキーにシールをつけて登る。
間山手前のピ−ク下で、スキーを担ぐ。
間山下の鞍部で、アイゼンをつける。
間山からスキーにシールをつけて登る。
標高2,600mで,スキーアイゼンをつける。
2,832mのピークを巻く。
標高2832mのピークの下で、スキーを担いで、夏道を歩く。
北薬師岳からカールをのぞくと、薬師岳のカールをスキーで滑った跡があり、滑るとおもしろそうである。
スキーを担いで歩く。
薬師岳山頂直下からは夏道を登る。
薬師岳で、賽銭500円をあげ、記念撮影する。
単独行の人と会うが、日帰りで飛越トンネルから登ってきたとのことである。
避難小屋まで夏道を歩いて下る。
避難小屋で休憩していると、2人組のパーティが登ってきたので尋ねたところ、薬師岳山荘を上から下に向かって左に巻いて滑り、薬師平(右側)に入ればよいとのことである(太郎平小屋に着いてから、高谷池ヒュッテの管理人をしていた築田さんのパーティであることがわかる。)。
滑降開始し、薬師峠(テント場)まで滑り込む。
薬師峠からシールをつけて登り、30分で太郎平小屋に到着した。
18時 夕食(ご飯、みそ汁、天ぷら、ポテトサラダほか)
テレビで天気予報を見ると、5月6日、6月7日と雨の予報のため、明日飛越トンネルに下山することとする(築田さんのパーティの人の話では、寺地山から下はアップダウンがあるが、飛越トンネルのすぐ上までスキーで行けるとのことである。)。
5月6日(金)
6時 朝食(ご飯、みそ汁、豆腐、鮭、卵、のりほか)
スキーアイゼンをつけて登るが、歩きにくいため、しばらく歩いてからはずす。
北の俣岳手前のピークと思いトラバースしながら登ろうとしたが、沢に出たため、間違えであることに気づき、稜線に登り返す。
雪がちらつく。
神岡新道との分岐点で、単独行の人がここから下ればよいと教えてくれる(この人がいなかったら、北ノ俣岳まで登っていたかもしれない。)。また、滑りきった所に避難小屋があり、そこは水が出ているとのことである。
風が強い。
車の回送サービスに新穂高温泉への変更の連絡と、タクシーの予約をする。
シールをはずして、滑降開始する。
広くてよい斜面である。"
寺地山の手前で、スキーにシールをつけて登る。
寺地山で、シールをはずして、スキーで滑る。
緩斜面で、アップダウンがあり、なかなか下にくだらない。
飛越新道との分岐点から、下って、登り返す。
飛越トンネルの上で、スキーを担ぐ。
飛越トンネルは閉鎖されている。
道路は冬期通行止め中なので、タクシーがきている所まで、車道を歩いて下る。
標高1,350mの地点で、タクシーが待っている。
車の回送サービスは上高地との差額5,000円を銀行に振り込んでほしいとのことである。
阿房トンネル(750円)を越えて、沢渡に行ってから、入浴と食事をして帰路についた。
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