3回目の八ヶ岳 主峰赤岳へ

2020年08月27日(木) [日帰り]

• GPS: 06:31
• 距離: 11.8km
• 登り: 1,265m
• 下り: 1,275m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:45
• 休憩: 0:45
• 合計: 6:30

5:58 赤岳山荘
6:02 6:02 美濃戸
6:59 6:59 中ノ行者小屋跡
7:45 8:03 行者小屋
9:00 9:00 地蔵の頭
9:03 9:11 赤岳天望荘
9:42 9:43 赤岳頂上山荘
9:59 10:00 赤岳
10:04 10:04 竜頭峰分岐
10:13 10:13 キレット分岐
10:19 10:19 文三郎尾根分岐
10:50 10:50 阿弥陀岳分岐
10:55 11:11 行者小屋
11:47 11:47 中ノ行者小屋跡
12:25 12:26 美濃戸山荘
12:28 ゴール地点

天候

くもり時々霧雨のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■赤岳山荘駐車場利用（70台　1日1000円）
朝5：00の時点で6〜7割の車
半分くらいは前日の登山者の人のものと思われる
トイレあり（100円　くみ取り式）

■八ヶ岳山荘駐車場（500円）
赤岳山荘の3km手前。ここから先は未舗装の道になる
駐車料金は安いけど徒歩で赤岳山荘まで往復1.5時間かかるので、運転に不安がなければ赤岳山荘まで行ったほうが個人的にはおススメ

コース状況／危険箇所等

■八ヶ岳山荘〜赤岳山荘
未舗装の林道。歩くのは問題ないが、まあまあ荒れているので普通車だと底をこする可能性が高い。といってもよくある登山口に向かうダート道なので、他の八ヶ岳の登山口（桜平や唐沢鉱泉など）を運転したことがあるならたぶん大丈夫

■赤岳山荘〜行者小屋
緩やかな傾斜が続く登山道。危険な所はない

■行者小屋〜地蔵尾根〜赤岳頂上
地蔵尾根は鎖場やほぼ垂直な階段（ハシゴ）、そこそこ高度感がある岩場あり
岩場があまり得意でない人は下りで使わないほうがいいかも

■赤岳山頂〜文三郎尾根〜行者小屋
コースガイドでは地蔵尾根と同じくらいの難度だが明らかにこっちの方が登りやすい
階段やハシゴの傾斜はそれほど急ではないし、鎖場も周囲が岩に囲まれていて高度感がないので岩場が苦手な人は登りもしくは両方こっちを通ったほうがいい感じ
ガイド本では難度は地蔵尾根4、文三郎尾根3.5だが個人的にこっちは2くらいの印象

写真

8/26 15:02

前日に長野入りして茅野市内のビジネスホテルで前泊。この辺の名物のハルピンラーメン、今回はハルピン味噌ラーメンの店

8/26 14:42

注文したのは辛シビ味噌ラーメン。辛い！でもタンタンメンのようなコクとハルピンオリジナル味噌が合わさって美味しかった。でも辛い

8/26 15:25

駐車場から見た八ヶ岳。明日はあそこに登るのかー。何度も登ったけどこうして下から見ると改めてビビる

8/26 15:26

せっかくなのでホテル近くのイオンタウンにあるモンベルに寄ってみた。地元と比べてデカいな〜、ほんとデカいな〜

8/27 5:58

朝6：00　赤岳山荘の駐車場。平日にもかかわらずすでに40台以上の車。けど周囲の登山者の数は少ないので、半分くらいは前日から登っている人っぽい

8/27 6:03

スタートしてすぐにある美濃部山荘。こちらは入口に休業中の紙が貼ってあった。トイレは使用できるみたい

8/27 6:21

行者小屋までは傾斜もそこそこ緩やかで危険な場所は特になし

8/27 7:15

朝の天気は曇りで上の方は霧に覆われていた

8/27 7:23

時々晴れ間も差してくる。頂上に着くころには晴れるといいな

8/27 7:47

スタートから2時間弱で行者小屋に到着。こちらも今シーズンは休業みたい。テント泊は可能。トイレはあるけどこちらもくみ取り式です

8/27 7:47

平日と会って周囲には数名の登山者とテントが数張ほど

8/27 8:13

頂上の方は晴れ間も見えて少し期待

8/27 8:27

と思ったら地蔵尾根付近でガス＆霧雨…。階段や岩場が雨でぬれて気を付けないと滑りそう

8/27 8:39

地蔵尾根は急な階段や高度感のある鎖場があるので、岩場が苦手な人は下りで使わない方がいいかも。というか登りもこっちより文三郎尾根がいいかも

8/27 8:57

地蔵尾根を登りきったところでだいぶ晴れ間が出てきた

8/27 9:01

南側に見えるのは赤岳天望荘

8/27 9:03

北側には横岳。噂には聞いていたけど確かに横岳周辺の道はなかなかラクではない感じだ

8/27 9:09

天望荘から赤岳山頂を見る。あそこまで地味に結構長いし傾斜もキツイ

8/27 9:34

山頂のすぐ下。ここから最後の岩場・鎖場が続き、残った体力がガンガン削られていくが気力で登っていく

8/27 9:34

山梨方面は雲に覆われていて富士山は見えず。でも雲海もこれはこれでキレイ

8/27 9:40

振り返って横岳方面の景色を観る

8/27 9:41

登り切った先は頂上ではなく北稜。山頂までもうちょっと

8/27 9:41

北稜にある頂上山荘。こちらは今シーズンは休業

8/27 9:46

9：45　スタートから4時間弱で頂上到着！八ヶ岳に登ってはや3年。ついに主峰赤岳に登頂することができた！！

8/27 9:52

平日とあって山頂には登山者は数名で静かでした

8/27 9:48

山頂から頂上山荘の道も地味にキツかった

8/27 9:48

一昨年に登った硫黄岳方面

8/27 9:49

上から見た行者小屋。よくあそこからここまで登ってきたもんだ

8/27 10:02

下山は文三郎尾根から。地蔵尾根と比べて岩場も高度感は少なく、階段もそこまで急ではないので歩きやすい

8/27 10:25

下り始めたころはガスが多くて視界はほとんどなかったが

8/27 10:25

途中からだいぶ晴れてきて景色も見えるようになった

8/27 10:35

下には行者小屋が見えてきた

8/27 10:53

山頂から1時間ほどで行者小屋に戻ってきた。朝と同じく周囲には数名の登山者で静か

8/27 11:19

行者小屋からは晴れ間も出てきて気持ちのいい樹林帯の帰り道。こういう道は退屈という意見もありますが自分は好きです

8/27 11:14

青空が青い

8/27 11:28

振り返って山頂付近を見る。今回もいい山行でした。ありがとう八ヶ岳！

8/27 12:28

スタートから6.5時間。無事赤岳山荘にゴール

8/27 12:34

赤岳山荘は売店・飲食通常通り行っている模様。売店で買ったコーラ(300円)がとても美味しかった

8/27 21:56

赤岳と2020開山祭のバッジ。赤岳山荘で購入(600円）。他の山小屋では休業中だったり、コロナの影響なのか今年は置いていませんでした

撮影機器：

Xperia Z3 SO-01G SONY

感想

cozzyy

八ヶ岳は2年前に硫黄岳、昨年は天狗岳に登頂。
3年目の今年、満を持して主峰の赤岳に挑戦することに。

先週の北アルプス燕岳のなだらかな登山道とは打って変わり、頂上まで岩場や鎖場の嵐。自分はこういう道が得意ではないけど、好きな人にはたまらないんだろうな〜。
これでも権現岳からのキレットや横岳周辺の鎖場に比べればまだ安全な方らしいけど、いやいや十分怖いから！

地蔵尾根の急な階段や高度感のある岩場に泣きそうになりながらも、なんとか無事に山頂へ。
3度目の八ヶ岳で念願の赤岳頂上へ！

前半はガスに覆われてほとんど展望もなかったけど、途中からところどころ晴れて先週の北アルプスに勝るとも劣らない景観でした。
やっぱり八ヶ岳はいい！

これで残った主要な山頂は阿弥陀岳や横岳とかだけど…たぶん行かない、岩場怖いし(笑)