【南ア】雨乞岳(2037m)
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- GPS
- 05:44
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 957m
- 下り
- 965m
コースタイム
- 山行
- 5:12
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:43
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
暗いうちに試合開始です。ヘッドランプに照らされた登山道脇のマルバダケブキ。一瞬「卒塔婆」に思えてギョッとする。いやいや、そんなんじゃない。これはきっと「見守り地蔵」だ。運気アップの兆しに違いありません。
さっそくペースが上がらない。トレーニングと思って、むやみと詰め込んだザックがうらめしい。思わずボヤキがもれる。それにしても、朝からあづい・・・
異物感に思わずポケットを探ると、なんと溶けかけのヴェルタース・オリジナル。ひとつぶで奇跡の復活(笑)・・・グリコをパクるわけじゃないけど文字通り「ひとつぶ300m」の快進撃です(意味不明)。
それから、あたりを見渡すと期待を裏切らない「きのこワンダーランド」。一旦、撮影会が始まると、一向にペースが上がないから悩ましい。ミヤマベニイグチ。こいつは私と一緒で、苦み走ったいい男だ・・・まあ、各方面からの異論は受けて立とう(笑)。
さて、水場を経てジグザグ切ると、ブナとミズナラとダケカンバの三兄弟が待っています。満を持して、甲斐駒・鳳凰三山・富士山の三役登場。日向山も見えてます。魂が浄化される瞬間。そして、いい感じの森歩きが続く・・・
カラマツ、ウラジロモミ、コメツガの針葉樹の美しさ。秋の広葉樹林は、もっともっとゴージャスだろう。メボソムシクイのさえずりが涼感を誘う。エナガたちも梢に遊んでうれしそう。
そしてカタルシスの雨乞岳山頂!マルバダケブキやオヤマボクチ、アキノキリンソウのお花畑。けど、あっという間に甲斐駒がガスの後ろへ。甲斐駒さん、そんなに奥ゆかしいキャラだっけ。
さあ、下山。お子さんをキャリアに乗せた若夫婦さん。それから、ベテランの夫婦さん。それにしても、みなさん遠方から来られるんだなあ。あ、私もか。
この日は車4台分の登山者でした。ヴィレッジ白州、そこはミンミンゼミが鳴き盛り。やれやれ、季節は、やっぱ夏なんだね。
とりあえず、家を二日間も空けてしまった。サントリーにもシャトレーゼにも寄らずに、サクッと帰らないと(笑)。
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