ガスってたけど霧氷が見れた天城山
- GPS
- 04:29
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 658m
- 下り
- 667m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
天城高原ゴルフ場のハイカー用駐車場に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
一部崩壊している場所はあるが特に危険というほどではない。 道標もありがた迷惑なほど充実している。 |
写真
感想
天皇誕生日の三連休は温泉もかねて伊豆の登山を計画。
初日は登り尾、二日目は天城山に登って伊豆長岡温泉に泊まる予定にしていた。
ところが22日土曜日の天候は雨。この日の登山はやめにしてこの日の宿の天城高原東急ハーベストへ。
翌朝は朝食を抜いて6時にチェックアウト、天城高原ゴルフ場の天城山登山口へ向かう。
ハイカー駐車場には数台の車が止まっているがみなさんまだ仮眠中のようだ。
晴れの予報に反してガスっているが構わずまだうす暗い中6時半に出立。
下り気味に進み15分ほどで四辻。名前は四つ辻だけど三叉路。
ここでソロの男性に抜かれ、早くも山頂一番乗りは断念。笑
ここからはゴルフ場のヘリに沿って温暖性の照葉樹林帯の緩やかな登降を繰り返すが、ガスってる上に同じような地形の繰り返しで方向感がなく同じ所をぐるぐる回っているような錯覚に陥る。
ゴルフ場から離れるとようやくはっきりとした登りに取り掛かる。山頂直下できれいなウールの手袋を拾得。
山頂で先行の男性がリュックの中をかき回しており、手袋を差し出すと感謝いただいた。
天気はいまいちだけどなんだかいい気分。
万三郎岳へは稜線の登降。稜線だけあって風が当たるようになる。
いったん下って馬の背への登り返し、馬酔木のトンネルを過ぎて下りきったところが石楠立。これで『はなだて』と読むらしい。その名の通りこのあたり石楠花が多い。
万三郎岳への登り返しからブナの大木が増えてくる。途中ブナの根っこが露出しているところはまるで妖怪の世界のようだ。
山頂が近づくにつれ風が強くなり霧氷が現れる。
青空がバックなら、霧氷も空に映えて一段と美しいんだろうが、ガスの中の霧氷は墨絵のようでこれはこれで趣きがある。
万三郎岳は一等三角点だが、樹林に囲まれ視界はない、というかガスのため開けてても視界はないだろう。
朝ごはん抜きで登ってきたので、ここで食事にしようかとも思ったが寒いのでそそくさと退散。
霧氷のトンネルを下るとすぐに天城縦走路の分岐点。
トレランの男性が八丁池に向けてすごいペースで駆け抜けていった。
ここからは木製階段で標高差約200メートルを一気に急降下。逆コースを取ったらこの登りはきつそう。
地図を見て、ここから四辻までのシャクナゲコースは等高線に沿っただらだら道で楽勝かと思ったのだが、前半戦はいくつもガレ場を通過し大きな岩がごろつき意外に時間がかかる。
逆コースで登ってくる登山者が意外に多く四辻までで結構な人とすれ違った。
結局涸沢分岐点から四辻まではガス欠もあり地図の標準タイムよりも時間がかかってしまった。
駐車場まで戻ると、雲が切れ日が戻っている。
下界は晴れていたんだね。
駐車場はほぼ満杯。さすが百名山。
この後は宿泊予定の伊豆長岡の温泉へ。
夕食はバイキング、ハイキングの後のバイキングはとてもおいしくいただけた。
年末年始は実家の奈良に帰省するので、年内はあと一回、奈良県の山に登れると思う。
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