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Yamareco

記録ID: 25539
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

僧ヶ岳から毛勝山

2007年05月03日(木) ~ 2007年05月05日(土)
 - 拍手
GPS
50:00
距離
20.9km
登り
2,653m
下り
2,637m

コースタイム

1日目
片貝山荘8:30-11:201600mピーク12:10-13:10僧ヶ岳

2日目
僧ヶ岳5:10-6:40駒ヶ岳-10:50サンナビキ山-13:10東又谷乗越-15:50毛勝山

3日目
毛勝山8:00-10:30片貝山荘
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2007年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
10年ほど前の5月の連休に毛勝に来たときには、片貝第4発電所の少し上の駐車場までしか車が入らなかったが、今回は片貝山荘まで入れた。
以前は無かったが毛勝山へ尾根から登る登山道が整備されたようです。登山道入り口周辺にはかなりの数の車が駐まっていた。
駒ヶ岳までは夏道があり、よく整備されていると思う。
この年は多分残雪も多く、サンナビキ山までは藪がウルサイところも無くて快適だった。
ウドノ頭(ズコ)周辺は急斜面の登降と部分的に藪も出ていて疲れるところだ。
懸垂用の捨て縄があった。ロープは持参しなかったので慎重に下りた。
ウドノ頭はピークをパスして、右の広い雪面を下り気味のトラバースで通過した。雪面の下は岩盤のようで、状況によっては雪崩るかもしれない。振り返ると後続のパーティーがついてきていたので悪いことをしたかなと思った。
東又谷(ひのまただん)乗越から毛勝山への登り返しは見た目かなりの急斜面だ。雪はゆるんでいたが念のためアイゼンをつけて登った。
毛勝山頂上周辺には5〜6張はテントがあったと思う。一年で一番毛勝がにぎわう時だろう。
毛勝谷はかなりデブリが出ているが、この時期かなりの人が登降路に使っている。最上部はかなり急な斜面だ。
片貝山荘からの急登の後は緩やかな尾根登りとなる。毛勝山が大きい
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片貝山荘からの急登の後は緩やかな尾根登りとなる。毛勝山が大きい
緩やかな道が僧ヶ岳まで続く
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緩やかな道が僧ヶ岳まで続く
僧ヶ岳山頂下のテントサイト
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僧ヶ岳山頂下のテントサイト
テント内からの毛勝山
テント内からの毛勝山
白馬方面から朝日が昇る
白馬方面から朝日が昇る
僧ヶ岳を振り返る
僧ヶ岳を振り返る
毛勝山の背後に剣岳が見えた
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毛勝山の背後に剣岳が見えた
雪庇の向こうに白馬の山並み
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雪庇の向こうに白馬の山並み
駒ヶ岳を越えて、これからたどる道
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駒ヶ岳を越えて、これからたどる道
後立山は春霞に
後ろの山がサンナビキ山。手前のピークに先行パーティーが見えた
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後ろの山がサンナビキ山。手前のピークに先行パーティーが見えた
サンナビキ山への登り
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サンナビキ山への登り
サンナビキ山から。右が毛勝山、左奥が剣岳
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サンナビキ山から。右が毛勝山、左奥が剣岳
黒部川の向こうに後立山連峰
黒部川の向こうに後立山連峰
サンナビキ山とウドノ頭の間は急斜面の登降がある
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サンナビキ山とウドノ頭の間は急斜面の登降がある
サンナビキ山を振り返ったところ。この草付の急斜面を下りた。懸垂用の捨て縄の残置があった。
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サンナビキ山を振り返ったところ。この草付の急斜面を下りた。懸垂用の捨て縄の残置があった。
毛勝山が近づいた。東又谷乗越から毛勝山への登り返しは標高差700m。「天国への階段」と呼ばれているところだ。
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毛勝山が近づいた。東又谷乗越から毛勝山への登り返しは標高差700m。「天国への階段」と呼ばれているところだ。
ウドノ頭とサンナビキ山を振り返る。ウドノ頭はピークをパスして左下の雪の斜面をトラバースした。
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ウドノ頭とサンナビキ山を振り返る。ウドノ頭はピークをパスして左下の雪の斜面をトラバースした。
「天国への階段」アイゼンをつけた
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「天国への階段」アイゼンをつけた
長い一日、最後の登り
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長い一日、最後の登り
毛勝山頂上直下。今日越えてきた山々
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毛勝山頂上直下。今日越えてきた山々
毛勝山頂上へ最後の登り
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毛勝山頂上へ最後の登り
毛勝山頂上から毛勝三山の釜谷山(右)と猫又山を望む
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毛勝山頂上から毛勝三山の釜谷山(右)と猫又山を望む
夕暮れの北方稜線
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夕暮れの北方稜線
翌朝はガスの中だった
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翌朝はガスの中だった
雷鳥が出てきた
毛勝谷(左)をシリセードで下った
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毛勝谷(左)をシリセードで下った

感想

山の上から海を眺めると何だか二倍くらい得した気分になる。
夕焼けに赤く染まった剣岳が夜の帳に色を失うと、深い黒部の谷を挟んで後立山の唐松・五竜の山小屋の灯が小さく輝く。
富山平野から能登半島への海岸線の夜景が色を増す頃、黒々とした富山湾に点々と漁り火が見える。
また訪ねてみたい山だ。

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