雲ノ平テント泊 新穂高からピストン2daysの苦行

2020年09月09日(水) ~ 2020年09月10日(木)

• GPS: 19:42
• 距離: 44.7km
• 登り: 2,939m
• 下り: 2,926m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:21
• 休憩: 1:10
• 合計: 10:31

距離 23.1km 登り 2,230m 下り 758m

6:27 新穂高温泉バス停
6:32 新穂高温泉駅
6:37 6:40 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
6:55 お助け風穴
7:07 7:08 中崎橋
7:16 笠新道登山口
7:27 7:29 わさび平小屋
7:44 小池新道入口
8:22 秩父沢出合
8:32 8:33 チボ岩
8:47 イタドリが原
9:10 9:29 シシウドヶ原
9:58 9:59 鏡池
10:02 10:19 鏡平山荘
11:06 11:14 弓折乗越
11:29 11:30 花見平
11:41 11:48 くろゆりベンチ
12:10 双六池
12:33 12:38 双六小屋
12:51 双六岳巻道分岐
13:56 13:57 三俣峠
14:26 三俣山荘
14:49 14:53 黒部川水源地標
15:58 祖父岳分岐
16:43 16:48 雲ノ平山荘
17:03 雲ノ平テント場

2日目

• 山行: 8:11
• 休憩: 0:43
• 合計: 8:54

距離 21.5km 登り 709m 下り 2,178m

17:03 雲ノ平テント場
6:53 祖父岳分岐
7:46 7:58 黒部川水源地標
8:24 三俣山荘
9:01 9:03 三俣峠
10:05 双六岳中道分岐
10:19 10:43 双六小屋
10:47 双六池
11:18 11:19 くろゆりベンチ
11:29 花見平
11:40 11:41 弓折乗越
12:13 12:14 鏡平山荘
12:16 12:17 鏡池
12:47 12:49 シシウドヶ原
13:10 イタドリが原
13:20 チボ岩
13:30 13:31 秩父沢出合
14:03 14:04 小池新道入口
14:22 わさび平小屋
14:34 笠新道登山口
14:44 中崎橋
14:57 お助け風穴
15:10 15:12 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
15:17 15:18 新穂高温泉駅
15:21 ゴール地点

天候

DAY1
晴れ→14:00頃より雨→いったん晴れる→17：30頃から本格的に雨→夜中は暴風雨みたいな時間も

DAT2
雨とガス。瞬間的に雨が上がる時もあったが、ラストは土砂降り。
※天気予報は晴れだった

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高の登山者用無料駐車場に駐車

コース状況／危険箇所等

とても良く整備されていて、迷うようなところはありませんでした。
1日目の夜に大雨降りましたが、黒部源流大丈夫でした。

その他周辺情報

◼︎登山ポスト
新穂高センターにあり

◼︎トイレ
通過したすべての小屋がやっており、トイレも\100で利用できました。

◼︎電波
基本機内モードにしてましたが、双六小屋や雲ノ平テント場はdocomo圏外でした。

写真

9/9 6:17

今回はツェルトではなくテント担いで行ってきます！

9/9 6:27

始まりはここから

9/9 6:31

ん〜快晴！

9/9 6:47

まずは林道

9/9 7:00

音楽聴きながら、熊鈴鳴らしながら、黙々と

9/9 7:14

見上げると、いいかんじ

9/9 7:23

意外と長い林道歩き

9/9 7:26

笠ヶ岳への登山口に到着。
この時点では、翌日ここからおりてくる計画だった。

9/9 7:35

わさび平に到着

9/9 7:39

美味しそう…

9/9 7:52

さらに林道を進みます

9/9 7:53

小池新道に到着

9/9 7:53

ふむふむ

9/9 8:20

ようやく少しずつ標高を上げていきます

9/9 8:30

秩父沢

9/9 8:31

秩父沢はこんなかんじ

9/9 8:41

チボ岩

9/9 8:56

イタドリヶ原
ここで小休止。おにぎり2個食べました。

9/9 8:56

イタドリヶ原から上を見上げる

9/9 8:56

9/9 9:13

少しずつ標高を上げていきます

9/9 9:13

最高

9/9 9:54

木道があり、よく整備されてました

9/9 9:56

あとちょい

9/9 10:08

鏡池

9/9 10:11

鏡平山荘、工事中でした。
ここで室内のトイレを借りました@\100
靴脱ごうとして両足つりました。

9/9 10:30

9/9 10:30

目指せ弓折乗越！

9/9 10:35

気持ちいい

9/9 10:43

♪

9/9 10:45

9/9 10:55

こういう感じ、好き

9/9 10:55

ようやく中断！

9/9 10:59

振り返って見る。
この日、穂高はずっと雲の中だった

9/9 11:01

たまらん

9/9 11:12

9/9 11:15

弓折乗越に到着

9/9 11:22

弓折乗越付近で自撮り。
貴重な青空。

9/9 11:26

弓折乗越から双六岳方面へ

9/9 11:28

9/9 11:37

花見平に到着

9/9 11:38

花見平から穂高連峰

9/9 11:46

9/9 11:46

9/9 11:47

西鎌尾根
槍様がうっすらシルエットを見せてくれました

9/9 11:47

もういっちょ！

9/9 11:48

9/9 11:51

くろゆりベンチ

9/9 12:00

9/9 12:00

お、双六小屋が見えた！
右は樅沢岳かな。

9/9 12:16

9/9 12:23

双六小屋に到着
ここで、おにぎりをまた食べる

9/9 12:42

西鎌尾根も歩いてみたいな

9/9 13:47

双六岳を巻いて進みます

9/9 13:58

双六岳〜三俣蓮華岳の稜線

9/9 14:20

三俣山荘だ！

9/9 14:21

かわいい！
鷲羽岳の頂はガスの中。
この後ポツポツ降り始めて。三俣山荘のキャンプ場でカッパを着用。

9/9 14:45

黒部源流
三俣山荘からここまで、かなり下ります。

9/9 14:47

雲ノ平へ！

9/9 14:49

黒部源流まで下ってきた分の登り返し！
結構しんどかった！
雨が降ったり止んだり。

9/9 15:42

9/9 15:54

登り切ると木道が続きます

9/9 15:54

9/9 15:56

きれー

9/9 16:01

雲ノ平のキャンプ場が見えた！
けど通り抜けが出来ないようで、ここから、ぐるっと回ります。

9/9 16:01

9/9 16:07

9/9 16:26

再び木道

9/9 16:27

楽園やぁ〜

9/9 16:27

9/9 16:33

テント場への分岐に荷物をデポし、テント泊の受付のため小屋を目指します。
遠くに小屋が見えてます。

9/9 16:42

雲ノ平小屋
小屋までがかなり長かった！
見えてるのに全然近づかないw

9/9 16:49

テント場へ戻ります。
小屋を振り返って見る

9/9 16:57

デポした荷物を持ってテント場へ！

9/9 16:59

この後テント設営中に雷が光り、本降り。
ペグを打ち終わる前にテント内に避難。
かなりの雨。雨の中カッパ上下でペグを打ち、夜の嵐に備える。

9/9 19:15

今回確信したこと。
MSR（ハバハバNX）は風に弱い！
ポールで補強して夜を明かしました。
あと、雨が酷すぎて、テントの下に水溜りができて、ウォーターベッドみたくなりました。

9/10 4:07

嵐が酷すぎて、料理できず、パン食べて19時頃すぐに寝ました。眠れないくらいの雨風。イヤホンで音楽流し寝袋にくるまって無理やり寝ました。
翌朝5時出発のつもりだけど雨ひどく、とりあえず、昨夜水につけたままになっていた米を炊飯。

9/10 4:33

味噌汁と白米。質素な朝食。
雨が止みません。
トマトジュースは、鯖缶カレー用に持ってきたけど、料理できず荷物になるので飲みました。

9/10 6:28

雨の中、小雨を狙ってテントを撤収。
1.5時間遅れでテント場を出発。

9/10 7:24

本当はこの日、晴れ予報のはずだったのになぁー

9/10 8:18

一瞬だけ雨が止み、ガスが晴れる！

9/10 8:29

三俣山荘と鷲羽岳
登りたかったけどまたの機会に。
この3分後には…

9/10 8:32

一気に山頂はガスに包まれました

9/10 8:37

黒部源流でくんだ天然水
透明ではない気がするが、喉が乾いているのでガブガブ飲みました？

9/10 9:18

三俣蓮華岳もガスで諦め巻道で双六方面へ

9/10 9:41

巻道の途中もアップダウンあり

9/10 10:23

双六小屋の水場で補充。
今度は透明だ！

9/10 10:28

はらぺこだったので、双六小屋でカレー定食！
1000円、うまい！100円で大盛りにできるそう。
コロナの関係で、小屋の外で食べます。

9/10 11:17

くろゆりベンチもガスの中

9/10 11:30

花見平もガス。
弓折乗越から笠ヶ岳までの稜線を歩きたかったけど、雨とガスで諦めました。

9/10 12:58

鏡平をすぎて一瞬雨が上がります。
暑くてカッパの下を脱ぎ、生足に変身。

9/10 13:21

9/10 13:30

秩父沢あたりから振り返って見る。
この後、新穂高までの間に土砂降りになる

9/10 15:21

ずぶ濡れになって新穂高に到着。
ここではようやく一度雨が上がります。

9/10 15:27

新穂高のトイレにて。ずぶ濡れになった自分。早く温泉入りたい！
お疲れ様でした。

撮影機器：

E-P1 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone XS Apple

感想

yurippe_3b26

憧れの雲ノ平へ！


どこのピークも踏まず
雲ノ平に到着することだけを目指した片道22.4km。
…長かった。

ちなみに今回、直前まで聖岳に行くつもりでいたけど、聖平にはきっと誰もいなくて、リアルに山に一人ぼっちの夜になるのが怖くなって、人のいる北アの大天井岳テント泊に変更。
その決断がたぶん前夜24時頃。

北アなら小屋が営業してるから、（南ア→北アへの変更に伴い）装備も変更。
そして自宅を出発したのが午前2時（26時）

その時点では、雲ノ平の天気予報が良くなかったのに、道中午前4時頃、天気予報を最終確認すると、雲ノ平の天気予報が好転してる！ということで急遽、大天井岳から雲ノ平に行先変更。
だってもともと雲ノ平行くためにとった休みだし！
このフレキシブルなかんじ、まさにソロならではw

事前に用意していた雲ノ平山行のための地図を自宅に置いてきてしまったことが汚点😭
（でもそこは、GPSでなんとかなる！）
そして、結局、完徹での登山😂

（南アに比べて）正直甘く見ていたが、いろんな意味でかなりの経験になる山行になった！

天気予報を当てにしてはいけない、それもまた今回の教訓。

テン泊装備というウェイト不利はありつつも、とにかく長く感じた下山。
とはいえ、1人で南アに行っていたら、本当に誰にも合わない可能性があるから、そういう意味でも北アにしてよかった！

天気予報に振り回されたし、なかなかの苦行だったけど、それでも良さを体感できたし、こういう日があるからこそ、快晴の登山のありか?たみを感じると実感。

今回は本当に苦行だったけど、それでもいけてよかった！
でも、雲ノ平での星空や登頂、やり残したことだらけなので、必ずリベンジします！