大普賢岳 〜紅葉と樹氷〜
- GPS
- 06:54
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,175m
- 下り
- 1,158m
コースタイム
8:00 和佐又山ヒュッテ到着。
8:30 和佐又山ヒュッテ
8:52 和佐又山のコル
9:29 朝日窟
9:45 日本岳のコル
10:38 大普賢岳頂上
11:00 出発
12:00 稚児泊
12:49 七曜岳頂上
13:50 無双洞
15:25 和佐又山ヒュッテ
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
●和佐又山ヒュッテ〜大普賢岳 ・ヒュッテに入って駐車料金を支払う。「この時間(8:30)から周回コースはやめておいたほうがよい。最近毎日遭難起きてるから」とのこと。(そうは言われても、周回コースを目指す) ・駐車場には和佐又山を目指す登山口と大普賢岳に直行する登山口を2つあるので注意。 ・石の鼻以降は鎖場が連続するものの道はしっかりしており問題なし。楽しい。 ●大普賢岳〜七曜岳 ・水太覗きは絶景。ただし絶壁なので足元注意。 ・七曜岳周辺も鎖場多いが慎重に鎖を辿れば特に問題なし。 ●七曜岳〜無双洞 ・沢に下りていくところは道がはっきりしないので赤テープを追う。 ●無双洞〜和佐山又ヒュッテ ・底無し井戸にあがる鎖場はこのコースで最も急な傾斜で少し緊張する。 |
写真
感想
・8:30出発。8:52和佐又のコル。ここが和佐又山、大普賢岳、無双洞への分岐となる。大普賢岳に向かう。冷たい空気、青く広がる空、木立の間から見える大峰山脈の姿に気持ちが高ぶる。トラバースに出ると大普賢岳はまさに岩の殿堂だと感じる。頭上から迫る岩塊に圧倒されながら進む。
・9:29朝日窟。引き続きトラバースが続くので展望もよい。9:39谷に入り一気に登る。岩を越えていく。9:45日本岳のコル。稜線に出たので風が強く顔が痛い。日本岳には向かわず大普賢岳へ。梯子、階段が連続し、岩をよじ登って、岩の鼻に出た。最高の見晴らし。紅葉の山々が延々に続く。その後も登り続け、小普賢岳頂上には向かわず通り過ぎて、一旦下る。大普賢岳の直下に張り付いてからまた登る。
・10:38大普賢岳頂上。突然、真っ白な世界になる。霧氷だ。真っ白な氷と、青い空、遠くの紅葉の赤色。秋と冬を一つの風景の中で眺められる。しばしの休憩。カサカサカサと霧氷の氷が風にあおられて落ちてくる。風の音だけ。静かな世界だ。
・11:00七曜岳に向けて出発。(頂上から、来た道と反対に下りたほうが早い)すぐに水太覗に到着。歩いているとあまり気づかないが、実は断崖絶壁に立っている。ここからの眺望も最高。遠くに大台ケ原の雄大なテーブルマウンテンが雲を突き抜けて聳え立っている。トラバースの道は続く。アップダウンはあまりない。
・11:44国見岳の道標を左に見て12:00稚児泊到着。原生林の中のちょっとした芝生の広場で眺めもよく昼食には最適だ。10名くらいが休憩していた。湯を沸かしてラーメンを食べて一息入れて12:27出発。急登が続き、12:37七つ池から鎖場。梯子、岩を越えて12:49七曜岳頂上到着。せまい岩場に立つ。ここからまた鎖場をくだり、山のもろい斜面を下っていく。道が分かりにくいが木のテープを目安にとにかく下りていく。
・13:50無双洞到着。沢の流れが耳に心地よい。一息入れて出発。一気に高度を上げていくがこのあたりから靴擦れが痛くなり、きつい。30分くらいかけて急激な斜面を登ると、最後の鎖場。10mくらいの垂直に近い壁を登る。鎖もあるので安心だが、岩だけを頼りに登るのは少し怖かった。子供でも何とか大丈夫だろうがしっかり下についてあげる必要があるだろう。これを登りきったら、あとはなだらかなトラバースが続き、15:25和佐又山ヒュッテに無事到着。
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