剱岳 源次郎尾根 単独

- GPS
- 13:18
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 2,124m
- 下り
- 2,077m
コースタイム
- 山行
- 2:10
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 2:24
- 山行
- 8:58
- 休憩
- 2:32
- 合計
- 11:30
| 天候 | 9/11(金) 晴れ後、豪雨(14時〜16時猛烈、以降小雨) 9/12(土) 快晴後、曇り小雨交じり |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
扇沢〜室堂は黒部アルペンルート |
| コース状況/ 危険箇所等 |
●室堂〜剱沢キャンプ場 よく整備されており問題なし。 ● 剱沢キャンプ場〜平蔵谷出会 剱沢雪渓は融雪が進んでおり歩けない。右岸夏道を下る。 夏道は若干荒れているがちょいちょいマーク、ピンクテープ有。 平蔵谷出会での右岸から左岸への渡りは雪渓上移動で問題なし。 ● 源次郎尾根 とりつき部分がガレており落石注意。 以降は一般道?と思えるほどの踏み跡あり。(一部不明瞭) 岩場が濡れてる場合は注意。 ● 別山尾根 整備されているが一般道としてはとても悪い。 カニ横毎年悪くなってません?(気のせいかな) |
| その他周辺情報 | 下山後 土産:扇沢駅のお土産コーナー 温泉:大町温泉郷 薬師の湯 食事:カイザー |
| 予約できる山小屋 |
|
写真
装備
| 個人装備 |
ロープ
ハーネス
ヘルメット
確保機
ロックカラビナ
スリング
セルフビレイランヤード
|
|---|---|
| 備考 | ロープは8mm/60m。 50mでも問題ないが60mの方が一番下まで降りれて楽ちん。 懸垂バックアップ用のスリングorそれに代わるものがあった方がよい。 |
感想
登山を始めて以来、いつか・・・と思っていた源次郎尾根を登ってきました。
初日の午後に猛烈な雨に打たれてテントは浸水しびしょびしょ。
トイレに行くのもキツイ状況で下見には行けず。。。
結果、登攀当日は平蔵谷出会で夜明け待ちして取付きを確認する羽目になりました。
● 全体的な印象
とにかく急登、直登が続き距離の割に足にくる。
Ⅰ峰下部の鬱蒼と茂ったジャングルの印象が強く、あまりスケールを感じなかった。
● 源次郎尾根取付き
平蔵谷出会からガレ場を適当に登った。
後続がいるとかなり気を使った登りになりそう。
10mほどガレ場を上がれば、あとは草付きの踏み跡を辿ればOKだった。
● 源次郎尾根Ⅰ峰
最初に出てくる岩場はびしょびしょに濡れており不快。
登り自体は簡単でささっと通過。
2つ目の岩場は下段・上段ともに乾いていた。
下段は簡単、上段は最初の岩場に比べると若干難しい。
リーチがないと余計難しいと思われる。
と言ってもⅢ+級くらいかな?
ここを過ぎるとなんてことのない岩場がちょこちょこ続く。
(平蔵の頭の鎖がない版の岩場っていうと分かりやすいか。)
ルンゼルートとの合流点でザレ場を嫌がってヤブ漕ぎしたらびしょ濡れになってしまった笑
後は踏み跡、登れそうなとこを適当に辿ってⅠ峰頂上へ。
Ⅱ峰への下りは簡単な歩き。
● 源次郎尾根Ⅱ峰
Ⅰ峰から見るとすごく立っていて、大変そうに見える。
取付いてみると大したことはない。
左側に岩、右側ハイマツで適当に握って踏んで登れる。
懸垂支点は頂上の少し先にある。
足場も安定しており、真っすぐ降りるだけなので難しくはないが慎重に。
下る途中に2本ほど残置ハーケンあり。何に使ったんだろう?
● 懸垂下降後〜剱岳本峰頂上
ザレた岩場の歩きになる。
踏み跡が錯綜しており若干戸惑うが、
歩けるところ、登れるところを頂上に向かって上がっていけば問題なかった。
以上。
はるたろう















先日、前穂高岳から明神岳本峰〜5峰のルートを踏破し、源次郎尾根は私が単独で行けるバリエーションルートで唯一残っているルートで、何時かは行きたいと思っています。その一環で、バックアップを利用した自己脱出等のセルフレスキューも習得中です。
ルートの選び方によって難易度は変わるでしょうが、
「急登を上がるとすぐに1つ目の岩場。濡れていて不快だったが登り自体は簡単」
「2つ目の岩場上段。
噂通りいやらしい。が、リーチでガバに届くと簡単。
残ピンも下から届くので心配ならセルフ取りつつ登ればよい。」とメモ書きされた写真は特に参考になり、安心しました。
コメントありがとうございます。
少しお役に立てたようでよかったです。
明神岳良いですね。
自分もそのうち行ってみたいです。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する