暁光が照らす大雲海「浅草岳」［ネズモチ平から］

2020年09月13日(日) [日帰り]

• GPS: 04:03
• 距離: 7.9km
• 登り: 743m
• 下り: 733m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:52
• 休憩: 1:07
• 合計: 3:59

3:43 ネズモチ平駐車場
3:49 3:50 ネズモチ平登山口
4:57 4:57 前岳
5:07 6:10 浅草岳
6:24 6:24 前岳
6:39 6:39 嘉平与ポッチ
7:16 7:19 桜曽根登山口
7:36 7:36 ネズモチ平登山口
7:42 ネズモチ平駐車場

天候

晴れ☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●ネズモチ平の登山用駐車場を利用
・駐車スペースは100台程度
・水洗トイレ有り
・登山ポスト有り

コース状況／危険箇所等

★登山道整備度：2〜3（良5・4・3・2・1悪）階段や木道、鎖等の整備度
★体力難易度　：2（難5・4・3・2・1易）歩行距離、累積標高差、急登等
★技術難易度　：2（難5・4・3・2・1易）鎖場、アイゼン等の頻度や時間等
★登山道の眺望：3（良5・4・3・2・1悪）
★山頂の眺望　：4.5（良5・4・3・2・1悪）


【すれ違った登山者の数：1グループ】


◆登山道の状況
・登りで利用した橅曽根ルートは、標高1100m付近まで泥濘が多く、足場となる石や木も滑り易いので下山で利用する場合は特にスリップに要注意。標高1100m〜1300m付近はかなりの急登になっており、ロープ設置箇所もあるので注意しながら進もう。
・下りの桜曽根ルートは、一部で登山道の粘土質が滑りやすい区間があるものの、木製階段等も設置され全体的に橅曽根より歩きやすい。車道歩きがあり歩行距離が長いので所要時間は橅曽根より多くかかるが、下りで歩きやすい桜曽根を利用して周回するが良さそう。
・嘉平与ポッチから山頂まで木道が整備されているが、濡れているとかなり滑りやすい。今の時期の核心部はココかもしれない。
・山頂は360度の展望が見渡せる。特に福島県側は、夏から秋の早朝に大雲海が広がりやすいので、それを目的に登るのもいいかも。

写真

9/13 3:34

満天の星が広がるネズモチ平駐車場から出発！

9/13 3:35

山頂方向も星が良く見え、予定通り朝日は眺められそうだ。

9/13 3:06

本日は下弦の月。
もうすぐ新月だね〜

9/13 3:43

では、出発しよう！
まずは林道を10分弱歩き、

9/13 3:49

ネズモチ平登山口から登山道へ。

9/13 3:59

更に10分ほど歩くと小さな沢を渡渉する。

9/13 4:15

登山道は泥濘等も多く歩き難い。
標高1100mから1300m付近は急登。

9/13 4:41

標高1400mまで登ると東の空が白んできた。

9/13 4:51

灌木に覆われた登山道を歩くと、

9/13 4:55

前岳分岐に到着。
左折して山頂方向へ。

9/13 4:57

多少雲はあるが、朝日は見れそうだね〜

9/13 4:57

前岳から山頂までは木道が整備されている。
濡れて滑るので注意して歩く。

9/13 5:03

お〜、山頂が見えてきた。

9/13 5:07

予定通り、日の出時刻の10分前に山頂に到着。

9/13 5:08

山頂の祠と暁の空。

9/13 5:09

山頂からの眺望。
福島県側は一面の雲海が広がる。

9/13 5:14

さあ、どんな朝日が昇るだろうか。
期待しながら日の出を待つ。

9/13 5:30

ごらいこ〜♫
地平線付近の薄い雲で真ん丸の朝日は昇らなかったが、一瞬でオレンジ色に染まり始める。

9/13 5:36

雲海を照らす暁光。
そう、今回はこの風景を眺めたかったのよ〜
いいね〜♫

9/13 5:32

低い山を乗り越える滝雲。

9/13 5:33

雲が織りなす幻想的な光景が広がる。

9/13 5:37

山頂の南東方向には那須岳方面の山々。

9/13 5:38

山頂の北東方向には御神楽岳や左奥には飯豊の山並みも見える。

9/13 5:40

南側には日光白根山（左）や燧ヶ岳（右）。

9/13 5:37

北西方向には粟ヶ岳。
左奥には新潟市街の街も。

9/13 5:44

なんと、約70km離れた新潟市街の朱鷺メッセまでちゃんと見えた。

9/13 5:54

山頂から南側の眺望。

9/13 5:34

手前は鬼ヶ面山、中段は毛猛山、背後は越後三山。

9/13 5:46

手前の毛猛山と背後の越後駒ヶ岳（右奥）と中ノ岳（左奥）。

9/13 5:50

八海山のギザギザの八峰も見えるね〜

9/13 6:00

そして、西側には一番近くに守門岳が見える。

9/13 6:00

守門岳の山頂部のアップ。
山頂は左奥のピーク。

9/13 6:08

南側眼下には、雲の隙間から田子倉湖が顔を出す。

9/13 5:55

貸切の山頂で朝食を食べながら1時間ほど楽しんだ。
では、下山しよう！

9/13 6:07

まずは、正面のピークである前岳に戻る。

9/13 6:22

谷側に傾いた木道。
濡れていると核心部になるかも。

9/13 6:21

木道を歩きながら北側の眺望を眺める。

9/13 6:23

前岳まで戻り、

9/13 6:30

復路は桜曽根ルートへ。
前岳から嘉平与ポッチまでも木道がありスリップに要注意。

9/13 6:36

嘉平与ポッチに到着。
ピークまで少し登り返す。

9/13 6:39

嘉平与ポッチから西側を眺める。

9/13 6:53

標高1300m付近まで比較的眺望の良い稜線を下り、

9/13 7:05

標高が低くなると樹林帯歩きとなる。
上りで利用した橅曽根ルートより歩きやすいね〜

9/13 7:08

眼下には車を止めたネズモチ平が広がる。

9/13 7:17

桜曽根登山口に近づくと浅草の鐘があり、「心静かに鐘をうつ」と甲高い心地よい音色が響いた。

9/13 7:17

桜曽根登山口に到着。

9/13 7:19

登山口に設置された標識で歩いたルートを振り返る。

9/13 7:27

最後は、車道を2km歩き、

9/13 7:42

ネズモチ平の駐車場に到着。
お〜、車が増えてる。

9/13 7:46

駐車場から山頂を見上げる。
まだ、天候が崩れずいい天気だった。
お疲れさまでした！

撮影機器：

PowerShot G3 X CANON

PowerShot G5 X Mark II CANON

感想

Joker

本日は、昼前から雨予報。
ということで、先週に引き続きナイトハイクで朝日を眺め、早々に下山できる浅草岳に行ってみました。

今回は先週の反省を踏まえ、睡眠をとり体調を整えアタック！
満天の星の中に下弦の月が輝き、ご来光を期待できる空模様を確認して出発です。
予定通りに日の出時刻の10分前に山頂に到着すると、そこに大雲海が広がっていました。
想定していた風景でしたが、朝日が差し込むと雲海が暖色に変わり、想定を超える美しさの絶景に息をのみました。

朝8時前には下山したので、朝の散歩のような登山となりましたが、早起きは三文の徳と言うように、短い時間でも凝縮した山行を楽しむことができました。