大朝日岳〜30年越の忘れものを思い出し〜

2020年09月12日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.0km
• 登り: 1,672m
• 下り: 1,671m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:52
• 休憩: 1:01
• 合計: 8:53

6:30 古寺鉱泉下駐車場
6:35 6:36 古寺鉱泉
7:36 7:41 一服清水
7:48 7:48 ハナヌキ峰分岐
8:15 8:16 三沢清水
8:36 8:46 古寺山
10:11 10:15 銀玉水
10:38 10:38 大朝日岳山頂避難小屋
10:51 11:11 大朝日岳
11:23 11:43 大朝日岳山頂避難小屋
12:00 12:00 銀玉水
15:23 古寺鉱泉下駐車場

地元山岳会ボランティアの皆さんのおかげで、登山道の状態は良く、迷いそうなところもありません。

天候

曇り一時雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

（2020年9月12日時点）
県道27号線の大井沢トンネル〜根子間が道路沈下のため通行止めになっています。
迂回路として町道大頭森線が示されている資料がネットで検索できますが、実際にはバリケードが置かれて進入できません。
このため、大江町側からは古寺鉱泉に直接行くことができず、月山IC方面からのアクセスとなりますので、ご注意ください

コース状況／危険箇所等

コースは良く整備され、大きな問題と言える場所はありません。
（地元山岳会の有志の皆様による整備に多大なる感謝！）

その他周辺情報

大井沢温泉湯ったり館：300円で入湯税込み、露天風呂はありませんが、ぬめりのある泉質と相まって素晴らしいです。
民宿・大原：大井沢で、夕方に予約なしで食事対応してくれる食事処は多くありませんが、キノコたっぷりの月山そばが素晴らしいです。（念のため、営業状況を事前に電話確認のこと）

写真

9/12 6:12

未明まで雨が続いたが、何とか止んでくれた！
トンボと蜘蛛がレンタカーのアンテナでランデブー

9/12 6:31

大江町朝日連峰古寺案内センター前の駐車場は、宿泊者のレンタカーと私のレンタカーのみ（この列のみ、宿泊者向けの駐車場なので注意！）

9/12 6:36

昨秋閉館した朝陽館の前の橋を渡って入山します

9/12 6:58

ブナとヒメコマツの合体の樹ですが、

9/12 6:59

裏側から見るとブナの方は、空洞があって勢力の違いを感じます

9/12 7:12

天気が悪いので、せめてブナの純林で「心の洗濯」を...

9/12 7:37

一服清水

9/12 7:41

樹間に広がる空に、晴れて欲しいと願いつつ・・・

9/12 7:48

稜線に乗った道標で日暮沢の文字を見つけ、思わず33年前を思い出す

9/12 8:15

ほぼ立て続けに三沢清水があって、喉が潤います

9/12 8:23

紅い実に秋の訪れを感じます

9/12 8:31

エゾリンドウだそうです

9/12 8:32

アキノキリンソウもまだまだ大丈夫

9/12 8:46

古寺山

9/12 8:50

古寺山から直ぐのところで、小さな池と素敵な草原が

9/12 9:02

トリカブトもこの季節の名物ですね

9/12 9:03

ナナカマドの小枝で、徐々に秋の深まりを実感します

9/12 9:10

けなげな小花？

9/12 9:13

ウメバチソウ

9/12 9:13

オニシオガマ

9/12 9:23

小朝日岳の巻き道合流点

9/12 9:45

P.1591ですが

9/12 9:58

この標高で既にハイマツが

9/12 10:06

エゾリンドウの群落があちこちにあって目を楽しませてくれます

9/12 10:11

銀玉水も美味かった

9/12 10:27

ここにも紅い実みぃつけた！

9/12 10:28

霊山朝日嶽神社奥宮の石祠

9/12 10:38

ガスの中から現れた大朝日小屋

9/12 10:41

マツムシソウ

9/12 10:51

何も見えなかったが大朝日岳山頂に到着！

9/12 10:55

山頂の山座同定標

9/12 10:55

この方向に、懐かしの西朝日岳が見えたのか・・・

9/12 11:09

ここは大朝日岳の山頂

9/12 11:10

33年来の忘れ物を取りに来ました

9/12 11:11

しばらく待ち続けるも全く晴れる気配なし
きっと絶景が望めるのでしょうが、今回は残念・・・

9/12 11:16

山頂直下でカエル発見！
どうやってここに？

9/12 11:22

ガスの中から再び小屋が現れました

9/12 11:27

小屋内のキレイな写真で、絶景を眺めたことにします

9/12 11:43

清潔な小屋を後にして下山開始

9/12 12:00

銀玉水前を過ぎ

9/12 12:47

展望が期待できない小朝日岳も巻きました

9/12 13:28

地元山岳会ボランティアの皆さんによる登山道整備が行われていました

9/12 13:31

真新しい土嚢がいくつもあって、その労苦が偲ばれ、感謝の思いを強くします

9/12 13:44

コアジサイの残骸？

9/12 14:03

ブナの純林は、やはり心落ち着きます

9/12 14:49

雲の下に戻り、ようやく展望が

9/12 15:23

大江町朝日連峰古寺案内センターに無事下山
車は3台増えてました

9/12 15:51

おまけ：迂回路とされる町道大頭森線に置かれたカラーコーン
「大江町には通り抜けできません」

9/12 15:57

おまけ：県道27号線のバリケード
「立入禁止、あぶない、入ってはいけません」

9/12 16:05

おまけ：33年前に靴擦れの足を引きずって、トボトボ山スキーで歩いてきた道
長かったなぁ・・・

9/12 16:12

おまけ：根子のバス停で、土日はバスが運休してることを知ってショックを受けたが、今も同じみたいです

9/12 16:06

おまけ：今回の相棒

撮影機器：

Optio W60 ペンタックス

装備

個人装備

無雪期日帰り基本装備

感想

duster

仙台への出張ついでに、学生時代に登り切ることが出来なかった朝日連峰の主峰：大朝日岳に登ることを思い立ちました。
秋雨前線が東北地方に停滞する、よろしくない予報でしたが、頂上付近で強めの霧雨に遭った程度で済みました。（終始ガスの中で、展望はゼロだったのが残念ですが。。。）
山は行ってみないとわかりません！

登山口となる大江町朝日連峰古寺案内センターの広い駐車場に停まっている車は、私の他にわずか一台。
出発前にもう一台来ましたが、週末の100名山の最もメジャーな登山口であることを考えると、天気予報の悪さが想像できますよね？

標高を上げると雲の中に突入し、結局その上はずっと真っ白な世界だったので、秋の足音の訪れを見つけながら山を楽しみました。

33年前の積雪期にテント泊、避難小屋泊を重ねたものの、悪天候で行動できなかったこともあって、西朝日岳までで終わってしまった朝日連峰での山行でしたが、非常に思い出深い山域への再訪でした。
悪雪のスキーでコケまくってボロボロで降りた日暮沢小屋、そこからの長い林道歩き、たどり着いた根子の集落のバス停で土日はバスが運休であることを知った時のショック、スキー板を手にトボトボと大井沢の集落まで歩いたことなど、今回、道標に日暮沢や西朝日岳の文字を見るにつけ、感慨深く思い出しました。

コメント

mets

ええもん見させていただきました
私はdusterさん以上に記憶がとんでるみたいです
大朝日岳は結局登ってなかったのですね。 この合宿の下見は秋に行きましたが、その時は？
もし登ってなかったのなら、百名山登頂の修正が必要なようです

duster

Re: ええもん見させていただきました
metsさん、こんにちは

朝日連峰の偵察山行に行っていたのですね
私は本チャンの合宿しか行かなかったので、今回が初めての大朝日岳でしたが、偵察山行ではきっとピークを踏んでいると思いますよ

でも、全く覚えておられないなら、もう一度行った方がいいかも知れませんね

takahose

小さい秋もみつけた
天候は思わしくなかったようですが、33年前の忘れ物も見つけてよかったですね。
あとdusterさんの花や秋、ブナ林を愛でる繊細な心を垣間見ましたょ😌

duster

Re: 小さい秋もみつけた
このところの行いが良くなかったためか、展望はほぼゼロでした。。。
(T . T)

しかし、そんな状況でも楽しみを見つけ、若かりし頃に想いを馳せる、人生の年輪は重ねてきたつもりです。多分（笑）