誰もいない三条の湯

2020年09月14日(月) ~ 2020年09月15日(火)

• GPS: 10:49
• 距離: 22.0km
• 登り: 1,751m
• 下り: 1,755m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:08
• 休憩: 0:17
• 合計: 5:25

距離 11.0km 登り 1,106m 下り 666m

9:07 丹波山温泉バス停
11:28 11:45 丹波天平
12:22 丹波山
12:27 サオラ峠
14:32 三条の湯

2日目

• 山行: 4:46
• 休憩: 0:16
• 合計: 5:02

距離 11.0km 登り 646m 下り 1,118m

7:52 三条の湯
10:29 サオラ峠
10:35 丹波山
11:05 11:21 丹波天平
12:54 丹波山温泉バス停

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

後山林道は林道入り口に柵が置かれ、シャベルカー道を塞いでいて（車両が）通行できないようにされていました。
どのような措置なのか看板等無く不明でした。

コース状況／危険箇所等

沢に掛けられている桟橋が1か所崩壊、落石が直撃したためとのことです。

その他周辺情報

下山当日にのめこい湯を利用する場合は、三条の湯で申し出れば割引券がいただけます。（900円→300円）

写真

日高の山（北海道）の訓練のため予定では五竜岳のテント泊でしたが、天候安定せず、雨傘を持って三条の湯に変更。

タイトルを「誰もいない・・・」としましたが、それは土日月と宿泊者・テント泊者が「0」ということです。

それにしても登山者のモチベーションはそれほど低くなってしまったということでしょうか。

そういえば、テント泊とテント泊者の入浴料が8月1日から値上がりしています。

1,100円→1,500円
のめこいの湯の割引券（900円→300円）がいただけるので、お得感ありあり。

テント泊は予約不要となっていますが、特に平日に入浴を予定する場合はあらかじめその旨を連絡をしておかないと、入れません。

この日も、お風呂を頼んでいたので到着後すぐにお風呂に入ることができました。

この日の山道は湿気がたっぷりで、ザックのショルダーもびしょびしょの汗。入浴後すっかり着替えて飲んだビールは格別でした。

次は日本酒、中島醸造の純米吟醸備前雄町しぼりたて生「小左衛門」、その旨さはこたえられません。

なぜ苦労をしてまで山を歩くのか？
やはり冷えたビールと生の日本酒ですね。

なぜ今も働くのか。
山に行くため、山で酒を飲むため
でしょうか。

やはり、労働（＝収入）あっての山遊びですね。
下山したら、また一生懸命働くこととしましょう。

山以外の遊び（趣味）と言えば家庭菜園ですが、これも結構な金食い虫です。

山も研究、畑も研究がなければ遊びに深みが出ません。
三条の湯の経営者木下さんは、麓で野菜を作っていらっしゃいます。

小屋番の山岸さんが野菜欠乏症になっていないかと心配してキュウリをたくさん担いで持って行ったことがありましたが、小屋には保管中のキュウリがたっぷりあったことがありました。

今回は山ちゃんは休暇で不在。
木下さんがモロヘイヤを調理して出してくれました。
テント泊者なのに・・・。
［画像］橋は崩落していますが、通れます。

テント泊者を軽く見ている山小屋が少なくないように感じることがあります。

その点、三条の湯は違いますね。
真冬の人のいない日にも、食堂の薪ストーブに火を入れてくれ、お湯まで勧めてくれる。

本当にありがたいですね。

地蔵尾根を登った時の千丈小屋の小屋番はひどかったのですが、下山時に林道で逢った若い小屋番さんは「歳だなんて関係ない、担げるまでテント泊でしょ。」と言って鼓舞してくれました。優しい人ですね。

ということで、月末は原始の山、北戸蔦別岳の山頂にテントを張り、しみじみと日本酒でも飲んで来ようと思っています。

感想

老少年

山の計画を作るときは夢が大きく膨らみますが、日々の生活を送るうちにやらなけれならないことが出てきたり、疲れが溜まってしまって面倒になることもあります。

そんなときは、三条の湯へ・・・。

今回もそんな感じの山行でした。（北アの天候も不安定でしたが。）