甲府名山完登@天狗山+甲州百山完登@旭山〜甘利山
- GPS
- 07:07
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,835m
- 下り
- 579m
コースタイム
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 8:51
15:20甘利山駐車場-16:00穂見神社
天候 | くもり後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
勝沼IC〜千代田湖駐車スペース 旭山: 甘利山駐車場に自転車デポ 穂見神社駐車スペース(2,3台)〜甲府南IC |
コース状況/ 危険箇所等 |
・穂見神社〜旭山〜林道はバリエーションルートです。 ・旭山はこの季節に登る山ではないと思いました。 無数の蜘蛛の巣、ヒル、藪と障害物が多かったです。 藪は一つ一つは短いですが、断続的に現れます。 奥社までは穂見神社参道となっていますが、全く整備されていません。 |
写真
感想
天気の判断が難しい週末が続きます。
この日も悩んだ挙句、無難な低山を選択。
残り1座となった甲州百山の旭山を目指すことにします。
山麓の穂見神社からスタートして、旭山経由で甘利山まで標高を上げ、
自転車で戻る計画です。
中央高速のパーキングで天気を確認すると、韮崎付近はまだ雨が降っていました。
雨雲の通り道になっていたので、スタートを遅くした方がいいと判断。
そこで浮上したのが同じく残り1座となっていた甲府名山。
千代田湖からサクッと回ることにしました。
甲府付近は既に晴れ間が広がっていました。
千代田湖から歩くと標高が下がり、不思議な感じです。
溶岩を積み重ねたような天狗山で甲府名山コンプリートです。
このままピストンで戻るのは気が引けたので、周回ルートとしますが、
地形図にあった破線ルートは廃道同然の荒れた道。
武田の杜ならば大丈夫だろうという思い込み、かつ事前調査不足が招いた結果です。
続いて旭山スタート地点の穂見神社に移動。
ただですらヒル山なのに、高温かつ雨上がりという最悪のコンディション。
しっかりと対策をして挑みます。
歩き始めてすぐにえぐれた道に落ち葉が堆積している道になります。
いかにもヒルの隠れ場という雰囲気ですが、
早速ヒルチェックをすると、早くもズボンを這い上がっているヤツがいました。
足場に注意して足元を見ていると、今度は蜘蛛の巣トラップに引っかかります。
さらに断続的に、ススキ、笹、その他と3種類の藪が登場します。
穂見神社の奥社は荒れ果てた登山道からは想像できない立派な社殿。
でもほとんど参拝されていないのでしょうね。
奥社で昼食食べながらヒルチェックすると、
ゲーターの中に3匹入り込んでましたが、素肌への侵入は食い止めてました。
水際対策をしっかりやった成果が表れていました。
この先はもう大丈夫と思いきや、奥社からのルート上には足の踏み場がないほど、
ヒルが日向ぼっこをしてます。
ヒル山の名に恥じない凄まじい光景で、写真撮るのも忘れて逃げ出しました。
さらに山頂直下で背丈を超えるススキ藪に阻まれ、旭山は難儀の末登頂。
5分ごとのヒルチェック、ヒルの恐怖からエネルギー補給忘れ、
幾度となく現れる断続的な藪、低山ゆえ暑さで汗が滴るなど、
精神的・体力的にハードな甲州百山コンプリートとなりました。
これで山梨県のコレクションは、山梨100、甲州100、甲府25、都留21、大月20
が完登となり、残りは甲斐100です。
残り5座の中に1座難関があるので、楽しみです。
コメント
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hirokさん、こんばんわ〜
この時期はヒルがいるんですね。ヒルも嫌ですが、マダニも多いようなんです。
虫にそれほど抵抗はないのですが、この小さな吸血鬼のような生物はぞっとしてしまいます。ご無事で何よりです。
そして、甲府名山、甲州百山の完登、お疲れ様でした!
椹池から南甘利山の登山道は、きれいな樹林帯ですよね〜!
自転車でのダウンヒルは最高に気持ちよさそう!ヒルに悩まされてしまったことは忘れられるといいのですが。。
Mersiさん、こんにちは
山には熊をはじめ、スズメバチ、ダニ等の危険な生き物や、
ヒル、アブ、ブヨ、ウルシ等の厄介なものまで、たくさんありますね
その危険を冒してまで行く魅力があるということでもありますが。
ヒルは苦手で、見た目以上に素早い動きに恐怖を覚えます。
靴の中が血だらけになっていないか、何度もチェックしてしまいました。
椹池から南甘利山なんて渋すぎる所を行かれたことがあるんですか
ほとんどの人は林道終点まで車で登って甘利山を目指すのでしょうから、
あそこを歩く人はとてもレアですね。
でも歩きやすくて、気持ちよい区間でありました。
甘利山手前で一気に展望が開けるのも素敵な演出です。
1200mのダウンヒルはあまり経験したことがありません。
火照った体をクールダウンするには最高です
hirokさん、こんばんは。
山梨の山、私は全然進捗しません。。
穂見神社奥社、標高1000メートル付近まで登ってから
こんなに立派な社があるのですね。ヒルのいない時に
歩いてみようかな
武田の杜のルートは7月に甲府を訪れた時に歩こうと
思っていたコースに近く、興味深く拝見しました。
私は和田峠からスタートし、白山から岩の展望地、
(ここはY-chan、nori3と訪れた場所でとても懐かしいです)
天狗山、片山とあるこうと思っていました。
天狗山の山頂は関東でも最大級の積石塚古墳ではないかと
言われている場所で楽しみにしていたところなのですが、
hirokさんの写真を拝見しても、そんな感じに見えます。
必ず行きます!
youtaroさん、こんにちは
穂見神社奥社、youtaroさん好みかもしれませんね
荒れ果てた登山道の果てに、時代を感じさせるいびつな石段と、
そこを駆け上った後に現れる素敵な奥社。
途中には江戸時代の鳥居もあったりして、整備されればいい所になりそうですが、
全く手入れされていないうえに、ヒル山なので、人が寄り付かないのでしょうか。
麓から標高差600mも登らなければならないので、
一般の人にはハードル高すぎですね。
天狗山山頂は古墳だったのですか
てっきり溶岩が積み重なったのかと思っていましたが、それにしては不自然ですね。
石祠や剣なども多数あり、こちらも歴史を感じさせる場所でした。
千代田湖付近は白いイワカガミが咲くそうなので、
その季節に訪れるのも素敵かもしれません。
hirokさん。
甲府名山+甲州百山完登おめでとうございます。
最後の地味な山を一気に片付けてしまいましたね。
甘利山域のヒル攻撃もかわし、さすがの山行です。
ヒル山行は、南部エリア依頼ですかね(笑)
hirokさんの山梨県コレクションが着実に増えていって、
地元民としては少し焦ります(笑)。八幡山が鬼門ですね〜〜
なんとかアシストできる山行を先にプレゼントできるよう頑張ります。
yama-ariさん、こんばんは
旭山は蜘蛛の巣、ヒル、藪、と、恐れるものが多く、ラストにふさわしい?山でした。
どうしても目線が足元に行ってしまうのですが、
その瞬間蜘蛛の巣に引っかかって、何度か蜘蛛が頭に付いたり。
山頂直下のススキも手強かったし、バラエティに富んでいましたね(笑)
荒れ果てた参道と、立派な社殿の対比もびっくりでした。
よく盛夏の8月に行かれましたね!
八幡山は山梨県コレクションには珍しく藪漕ぎの山ですね。
もっとも苦手なジャンルかもしれません。
甲斐百山を目指す人が増えて、藪がなくなるといいのですが。
hirokさん こんばんは
かなり遅れてしまいましたが一言お祝いだけでもとコメントです。
【甲府名山、甲州百山】のフィニッシュおめでとうございます。
甲斐100も残り僅かなんですね!
個人的にhirokさんはとても山を丁寧に歩かれている印象があります。
それがこんな偉業に繋がるようにも感じます。
頑張って後に続きたいと思いますので、これからも参考になるレコ楽しみにしております。
ヒルの描写、とても共感できました
お疲れ様でした。
RaVieEnRoseさん、こんばんは
自宅が中央道に近いせいもありますが、
山梨県は間違いなく最も通っている県です。
いい山も多い県だと思いますし。
そのため山梨コレクションが増えてきました
私以上に丁寧に登っているRaVieEnRoseさんからお褒めの言葉をいただくとは恐縮です。
私の場合は、単なる赤線繋ぎマニアとも言えますが
マイマップを眺めて、空白地帯があると埋めたくなってしまいます。
あとはRaVieEnRoseさんのような突破力を身につけなければ。
大した害はないとわかっていてもヒルの気持ち悪さは苦手です。
意外と敏捷なのが嫌らしいですね。
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