花と雷雨の白山(テント泊;1985)
- GPS
- 50:00
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 2,021m
- 下り
- 2,002m
コースタイム
7/21;8:00南竜が馬場ー9:20-10:00室堂−10:30-11:20白山(御前峰)−11:40白山山頂(剣ヶ峰)−12:40大汝峰−13:50-14:40室堂−15:40南竜が馬場(テント泊)
7/22;6:00南竜が馬場−8:40別当出合登山口
天候 | 7/20 晴れのち霧、夕方から夜半まで雨 7/21 晴れのち霧、夕方から夜半まで激しい雷雨 7/22 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
船
(帰り);別当出合登山口ー(バス、電車)−金沢ー(JR)−大阪ー(夜行フェリー)−今治ー(車)−新居浜 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・道は良好で特に問題なし。 ・帰りは、途中の白峰口にて、ホテルの日帰り温泉に入った。 |
写真
感想
【山行No 81】
※ 職場の同僚が夏山に行って見たい、というので、山仲間のK氏と相談し、
テント泊で白山へと高山植物狙いで行ってみることにした。
今回は、愛媛組が4名に加え、大阪地区の事業所から3名が参加することになり、
合計7名での合同登山となった。
テントは男性用として6人用テント1張り+女性用として3人用1張りを持ってゆく。
7月19日(金)
・仕事が終わった後、ばたばたと準備をして、K氏の車で、今治まで行く。
今回が本格的な山歩きが初めての、Kさん、Mさん(いずれも女性)は、ちょっと緊張気味だ。
今治から高速艇で広島県の三原へ渡り、新幹線で三原から大阪へ。
大阪で大阪組と合流したのち、23時過ぎに発車する夜行急行「アルペン」に乗る。
今回、寝台ではなく自由席なので、女性陣は結局ほとんど寝れなかったようだった。
7月20日(土)
・早朝4時過ぎに金沢駅に到着。結局自分も4時間ほどしか寝ていない。
さっそく駅から白山登山口行きのバスに乗るが、すごい人でで、バスは満員。
6:50-7:00 別当出合手前
・なんでも、がけ崩れで終点までバスが行かないとのことで、2〜3km手前でバスを下ろされた。
仕方がないので、ここから歩いて登山口へと向かう。
7:40-8:10 別当出合登山口
・ようやく登山口に到着。荷物を整理し直して、登山開始。
・さすがに盛夏なので朝から暑く、テントなど荷物も重いので、ゆっくりしたペースで登ってゆく。
11:40 南竜が馬場(テント場)着
・3時間かけて、ようやくテント場に到着。テント場自体は雰囲気の良い草原だ。
・当初は、これから別山まで行こうか、という計画も考えていたが、
さすがに前夜の寝不足がつらく、テントを張ると皆テントの中に入り込み、
昼寝をしたりして、だらだらと午後を過ごした。
・夜は夕食後、雨となった。テントに入り込んで、トランプなどをして過ごす。
7月21日(日)
・早朝、ご来光を見るため、南竜が馬場から東のほうにある通称「展望台」へ、空身で行ってみる。
5:10-6:00 展望台
・出発が遅かったため、すでに朝日は出ていた。
なんとなくぼーっと霞んだ朝で、期待していた北アルプスの展望はなかった。
・いったんテント場に戻り、朝食を取ったのち、軽装でいよいよ白山の山頂部へと向かう。
8:00 南竜が馬場発
・室堂までは、最初が急な登り、そののち室堂平は予想通り花が多くていい感じ。
ゴゼンタチバナ、チシマギギョウ、ダイコンソウ、ミヤマキンポウゲ、
ダイモンジソウ、コバイケイソウなどが咲いていた。
皆、カメラを出して即席の撮影会の様相。パチパチと写真を取りながら行くので、ペースはのんびり。
9;20-10:00 室堂
・ここには白山神社の奥宮があるので、お参りをする。
10:30-11:10 御前峰
・室堂から軽く一登りで、白山の山頂の一角、御前峰に到着。
しかし、あいにくとガスがかかってきて展望はなかった。
少し早いが、かるく昼食とした。
11:40-50 剣ヶ峰
・いったん降りてから、男性陣のみで剣ヶ峰へも登った。人は少なく、
岩のごつごつした感触が良い山頂だった。
12:40-13:00 大汝峰
・霧が晴れて、展望が少し出てきた。御前峰などが眼前に見える。
・このあと、再び室堂平を歩く。花が多く、花の山 白山らしい感じだ。
ゴゼンタチバナ、クロユリ、クルマユリ、シナノキンバイ、
ハクサンシャクナゲ、ハクサンフウロ、イワカガミ、ハクサンコザクラなどなど..
13:50-14:40 室堂
・雨が降り始めたので、室堂の小屋に入り、しばらく休憩とした。
雨がやみそうにないので、小降りになったころを見計らって、テント場に戻るが、
途中から再び本降りの雨となり、持っていたカメラまでもずいぶんと濡れた。
15:40 南竜が馬場(テント場)
・テント場についてしばらくは雨も小降りとなっていたが、その後、すごい大粒の雨となった。
全員、テントのなかで小さくなっているしかない。
・夕食も外ではできないのでテントの中で準備して食べる。
その後も雨は止まず、だんだんとテントの中まで浸水しだしてきた。
夜になると、雷雨となり、雷が近くにバンバンと落ち、なかなか凄まじい。
テントなので直撃はないと思うが、結構近くに落雷して、なかなかスリルのある夜だった。風も強くなってきた。
雨のせいで気温も低くなってきたようで、夜もちょっと寒かった。
7月22日(月)
・今日は下山日。昨晩の雷雨で、女性陣も疲れた様子だ。
幸い、天気は回復しているので、朝食を取った後は、さっさと下山にかかる。
6:00 南竜が馬場発
・下りは、思いのほか全員ペースがよく、すいすいと下れた。
8-10-40 別当出合
9:00 別当バス停
・ようやく登山終了。
自分は、まずまず楽しめたが、女性陣は初めての本格的な夏山に加え、
予想外の雷雨で肝を冷やしたので、疲れた様子だった。
・帰りは、金沢の街で兼六園などを観光し、女性陣もようやく機嫌が直ったようだった。
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