蒜山 三座縦走(上蒜山から)
- GPS
- 07:21
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 1,341m
- 下り
- 1,347m
コースタイム
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 7:30
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料であり100台ぐらいは停められそうな広さ、朝の段階で30台ぐらいが止まっていたが、戻ってくると10台ぐらいに減っていた。 ●下蒜山登山口駐車場 ここには駐車していないが、下山してきたときには少し空いているぐらいだった。 自動販売機とトイレがあった ●上蒜山登山口駐車場と下蒜山登山口駐車場の間の移動 上蒜山登山口駐車場から2kmの「湯船口」バス停と下蒜山登山口駐車場から3kmの「道目木」の間にはバスがあるが、2時間に1本程度である。駐車場間は11kmあるので、タクシーを利用している人を見かけた。タクシーは待機していはないので、予約が必要だろう。下蒜山登山口駐車場から2kmは車道を歩くが、蒜山高原線に入ると歩行者・自転車専用道路があるので、安心して歩くことができる。蒜山高原線は、下蒜山側からは基本的に登り基調である。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されていて、案内表示も適切であるので安心して歩くことができる。上蒜山と下蒜山の登山道には合目の表示もあり、標高もわかるようになっていた。 分岐が中蒜山から下山するルート以外にはないので、迷うことはない。 上蒜山三角点への案内表示はないが、三角点までの笹はきれいに刈られていて問題なく通行することができた。 |
その他周辺情報 | 登山道には水場とトイレがなかった。中蒜山山頂には避難小屋があった。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
サブザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
初めのての関西以外での登山です。
普段は京都周辺の山行を繰り返しており、テレビなどで見る開けた稜線を歩きたいという目的で蒜山にしました。想像以上に開けた稜線歩きを堪能できました。分岐がほとんどなく、道迷いの心配がないのは安心ですが、少し物足りない感じもしました。その分、周りの景色に目をやる余裕ができましたが。
せっかく遠征しているので三座縦走をしましたが、登山口間が11km離れているのがネックですね。ちょうどこの日は、コロナで中止になった丹後ウルトラマラソンの開催されていたはずの日でしたので、相棒のkumakumoを残して駐車場間をランしました。1年前の今頃は80km地点ぐらいだったかなと思って走ってました。月日の流れの早さとその間のコロナによる状況の激変に思いを馳せると切ない気分にもなりました。
暑さ寒さも彼岸までというが、蒜山高原の早朝は、彼岸入り
からもう寒い。熱中症対策バッチリの半袖に急遽フード付きの
長袖を着込み、念のため上着をもう一枚リュックに詰め込んで
登山口へ向かった。草木は朝露で湿っている。
ジャージー牛の群れを横断し、開放的な牧場を抜けたら登山口。
そこからいきなりほの暗い山道が。延々続く木の階段は、そこ
そこの段差で、瞬く間に麓の建物や牛が小さくなった。
ほどよい晴天。ここまで来れば上着はもう要らない。高度が
どんどん上がっても、はるか下に見渡す家並みや道路は、
スモッグで霞むことなくはっきり見える。
また、上蒜山に向かう途中、山並みの向こうに聳える大山の
貫禄は群を抜いていた。
中蒜山はほぼ360度の眺望が展開し、鳥取方面の彼方に
風力発電の風車が並ぶ。その向こうは海だろう。重なる
山並みがまた大海の波を思わせ、風にそよぐクマザサが
効果音を添えている。
行く道は芝生の間を上って行くようにも見えるが、実は笹藪に
挟まれた平坦な道だった。来た道を振り返り振り返りフングリ
乢を抜ける。
下蒜山からの下りはくさり場が多いが、どちらかいえば上りの
ためのくさり。勾配の激しい斜面や滑りやすそうな箇所で適宜
利用した。ただし、ポールが度々つかえるので注意が必要だ。
それぞれの頂上は、思いのほか多くの人で賑わっていた。
歩きやすく整備され迷い込む恐れの少ない山道。遙かな眺望や
稜線を追いながら行く楽しさ。
虫に追われつ枝を払い、倒木を乗り越えながらひたすら山頂を
目指していた、これまでの山登りのイメージは大きく塗り替え
られた。京都の山が修行の山なら、こちらは行楽の山。
沿道には小さな花々のグループが入れ替わり立ち替わり登場し、
つがいで飛び交うキアゲハをおもしろがりながら、呑気に
歩く道々。名を知らない花も、度々見かけるうちに親しくなる。
季節の移ろいとともに、未知の魅力がまだまだ引き出される
のであろう、まさに名山。
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