千畳敷〜空木岳〜越百山
- GPS
- 16:34
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 2,350m
- 下り
- 4,123m
コースタイム
- 山行
- 8:58
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 9:25
天候 | 1日目:晴れ時々曇り、2日目:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
バスが制限されていたためか第2便に乗れたためか、ロープウェイは混雑なくスムーズに乗車できました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
極楽平〜仙涯嶺の稜線は岩場、ザレ場多数。 マーカーも、消えかかっているもの、どちらを指しているのかわかりづらいものがありますので、怪しいと思ったら早めに引き返して確認を。 |
写真
感想
中央アルプスでまだ歩いたことのなかった極楽平から南の稜線を縦走するプラン。
どういうコース取り・日程で歩くか悩ましいところでしたが、天候や現状の体力などから、初日の登りはロープウェイで楽して、距離を伸ばすプランにしました。
前日(9月20日)は高速バスで京都から駒ヶ根入り。
2年前の11月の三連休に、同じバスに乗って、高速の渋滞でバスが3時間半遅れでロープウェイに間に合わず。せっかく予約できたホテル千畳敷を泣く泣くキャンセルということがあったので、今回は駒ヶ根駅のビジホを予約して、朝一のバスで千畳敷を目指す計画にしました。今回も2時間ほど遅れたので(ロープウェイは間に合ったかもしれませんが)、結果オーライ。
明けて山行1日目。
2年前の11月の三連休は、高速は大渋滞だったものの、しらび平行きバスはガラガラだったので、今回も余裕こいていたら、なんと20分前で40〜50人の行列!バスはコロナ対策でシートに座れる人数しか乗車できないため、第1便には当然、乗れず。ただ、ありがたいことに臨時便を出して頂いて、さほど待ち時間なく出発できました。
ロープウェイもスムーズに乗れて、無事千畳敷に到着。極楽平を目指します。
最初のピーク島田娘あたりはなだらかで歩きやすい、ある意味、理想とも呼べる山道だったのですが、続く濁沢大峰あたりから徐々に岩場が出てきて、アップダウンも大きくなってきます。
今回のコース全般に言えることですが、名もないピークやアップダウンが多く、大抵が岩場が絡んでいるので、結構体力を消耗しました。
また、これは自分の悪いクセですが、「名のある山・場所 = 注意箇所・がんばりどころ」という意識なので、そうでないところはあまり事前の情報収集もせず、あまり気持ちも入れ込んでいないため、かえってしっぺ返しにあっているような気がします。
そんなわけで快適に歩けたのは熊沢岳あたりまでで、東川岳に着く頃には足どりも重くなり、木曽殿に着いた時には、ここの山荘を予約してなかったことを後悔していました(苦笑)。
それでも空木岳は「名のある山 = がんばりどころ」ということで、なんとかクリア。
その先は小屋まで下るだけ、と思ってたら、赤梛岳というのが地味に辛く、さらにダメ出しが、摺鉢窪まで降りるルートが急斜面のガレ場で、歩きにくいことこの上なし。
なんとか避難小屋に着いてホッと一息着いたものの、翌朝またあれを登り返すのかと思うと、気が重く、眠りも浅くなります(苦笑)
2日目、まずは摺鉢窪の登りをなんとかクリアし、南駒ヶ岳へ。
まだ日の出前だったので写真は撮れませんでしたが、山頂直下はかなりの岩場で、しかも踏み跡があっちこっちに錯綜していてわかりづらい。2、3度行ったり来たりを繰り返して、山頂にたどり着きました。苦労して登ったせいかもしれませんが、ここの山頂は、これまで登った山の頂とは、ちょっと趣が違う。清浄感と言いますか、何か神秘的なものを感じました。
その次の仙涯嶺は名前も山容も山水画の世界。また、岩場では結構事故も聞きます。ここに備えて、一応ヘルメットも準備して行きました。
鎖場で気になったのは一箇所。一番危険と思われる箇所で、なぜかロープが途切れている。
その先、越百山は穏やかな稜線歩き。
今回、しらび平行きのバスを別にしたら、コース上も小屋も混雑とは無縁でした。
歩いている時のほとんどは(体感で80%)前後に全く人の見えないルートでした。
普段からそうなのでしょうか?
いずれにせよ、シルバーウィークの喧騒とは無縁な、静かな山行を楽しめました。
無事に伊奈川ダムまで下山して、最後に今回の山行のクライマックス(?)ともいうべき、須原駅までのロード10km。去年、上松尾根を登った時に、駅から登山口までが5.5kmだったので、ほぼ倍。あまりあれこれ考えても苦痛なだけなので、無念無想で(?)歩いていたら、同じ頃に下山した方が、親切にも声をかけてくださって駅まで車に乗せていただけることに。本当に助かりました。どうもありがとうございました。
コスモ☆**ってなんて素敵な名前(#^.^#)
知ってからとっても登ってみたいところです。
南駒ケ岳山頂では、特別な何かを感じたのですね〜
避難小屋泊は怖くはないのでしょうか・・・
登山口から駅まで車に乗せてもらってホント良かったですね^^
mapleさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
コスモ☆**名前にたがわぬ素敵な山でした
ぜひぜひオススメです。
岩好きのmapleさんには仙涯嶺や南駒も合わせると、もっと楽しめるかと
避難小屋は、密ではありませんがそこそこいらっしゃいましたのでダイジョウブでした。
一人だったら、呼んでしまってたでしょうか。。。
車は本当に良かったです。
周囲の方々のご厚意に支えられて、なんとかすごせております
toremoro99さん、otohと申します。空木岳までは同じ行程でした。
バスほんとうにたいへんでしたね。それでも同様の時間帯に菅の台に行かれた方の記録を見ると、上には11:30とかのようですので、マシな戦法だったのかと思っております。
千畳敷駅から先は、少し先を行かせていただきました。檜尾から木曽殿越まで当方が同道した学生さんがtoremoro99さんと同様に擂鉢窪泊とおっしゃっていましたから、ひょつとしてその方と逢われたのかなとも思いました。
私も体力あればいつかは南駒ヶ岳にも行ってみたいものです。
長い行程お疲れさまでした。綺麗な朝陽や愉快な岩の写真も楽しませていただきました。
ありがとうございました!
otohさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
同じ頃に駒ヶ根駅のあの行列にいらっしゃったのですね。
レコを拝見しますとバス会社も想定外だったようで、それでも臨時便を出していただけたのは幸いでした。
空木岳で私より2時間も先行していらっしゃいますし、南駒ヶ岳もotohさんの体力でしたら全く問題ないと思います。
学生さんは木曽殿で水補給されたのですね。私は2日分始めから背負っていったのも失敗だったかもしれません(そもそもは体力不足ですが。。)
今回、極楽平より南でお会いした方々(言葉を交わした方、黙礼だけの方、いずれもかかわらず)、感じが良くて個性的な方々でした。otohさんともまたどこかでお会いできますこと、楽しみにしております。
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