ロウバイの花が咲く羽黒山(栃木百名山)
- GPS
- 04:50
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 377m
- 下り
- 373m
コースタイム
天候 | 晴れ(無風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・JR宇都宮駅から関東バスの玉生行で、約60分で今里集落(今里下バス停)に着きます。 歩いて10分のところに上河内西運動場です。 ・東北自動車道路上河内スマートinter-の北側になります。スマートinter-降りて1分の所です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険な所はありません。 |
写真
感想
今日は宇都宮の里山、羽黒山です。山頂には羽黒山神社始め沢山の見どころ、釣鐘堂、密嶽神社(彫り物)、二等三角点標石、富士見台、夫婦杉、ロウバイ等々沢山あります。ロウバイの花の時期は、例年1月20日頃が丁度良いです。
羽黒山メモ:
★羽黒山と羽黒山神社(昭和45年市指定有形文化財)
上河内村(現、宇都宮市上河内地区)の象徴となっている羽黒山(458.2m)は、今から約7500万年前に起こった大きな火山活動の時期に姿を現し、その後の火山海底活動や厳しい氷河期を経て現在の形となってきました。この山は初め河内山と呼ばれていましたが、神社の建立に併せて羽黒山と称されるようになりました。この羽黒山の頂上に建つ羽黒山神社は、今から930余年前に宇都宮城の築城に際して藤原宗円(宇都宮宗円)から勧請された。本殿は稲倉魂命(うがのみたまのみこと)を祀り、文政13年に再建されたもので造営した大工の棟梁は高根沢の人で、山本飛騨といい、「力持ち」そのたの精巧な社の彫刻は神山政五郎の作と言われています。
みどころ、羽黒山神社、力持ちの彫刻、夫婦杉(栃木の銘木百選)、撞鐘堂等
栃木県・宇都宮市
★羽黒山梵天歩道
羽黒山梵天歩道は、羽黒山神社の参道15丁(1600m)を基道としてゆずの里コース、七曲コースの二つのコースがあります。羽黒山の自然を散策する事や羽黒山神社の史跡を探訪する事ができます。春は桜やツツジが咲き、それは見事です。また、羽黒山付近の生物は動物238種、植物974種に登っていると言われ、特に植物についてみると南方植物と北方植物の交錯した所にあたっています。スズラン(ラン科)は北方植物の最南域となっており特に珍しい。その他自生して珍しい植物に次のような植物があります。サクラソウ、ヒトツボクロ、トチバニンジン、ツルガシワ、タチガシワ、ヒナノキンチャク、ヤナギバヤヤマブキソウ、ツルカメコソウ、カヤラン、ミズゴケ等
栃木県・宇都宮市
★梵天祭りと梵天の湯
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約300年前の江戸時代に始められたと伝えられています。毎年11月23〜24日に行われる祭礼です。五穀豊穣、家内安全を願って梵天を神社に奉納する祭りで、幾本ものの梵天が練り歩き、近在は、もとより県内外から多くの見物客が訪れ、大変な賑わいを見せている。
宇都宮市上河内地域交流館「ほたるの里 梵天の湯」
・宇都宮市上河内自治センター(旧上河内村役場)の東北側
・JR宇都宮駅から関東バス玉生車庫行「中里原」で下車30分。
・東北本線氏家駅から車で10分。
・東北自動車道路宇都宮inter-より国道293号線で10分。
・利用は10時から21時
・料金は500円
★だいだら坊の岩
その昔、だいだら坊という雲をつくような大男が、出羽の羽黒山の土を藤ツルで編んだモッコに乗せ東の方に歩きだし下野の国河内郡(旧上河内町)についた頃、けつまずいて転んだ拍子に藤ツルが切れて土が落ちてしまった。このモッコの土が羽黒山でその中にあったのがこの大岩と言われている。
上河内町
★夫婦杉
樹齢推定450年、と言われるこの杉は、羽黒山神社の変遷に関係し、慶安年間(1648〜1652年)に宇都宮城主奥平公が出羽の羽黒山の分霊を祀った忠実がある。この折、神殿(本殿)が修復されており、この際に参道の改修と併せ杉が植栽されたものと推定される。真っすぐに伸びた2本の幹が根本で1本となるこの杉は神社の御神木として、また、その名前から縁結びの木として人々の信仰を集めている。
宇都宮市教育委員会
★密嶽神社(みつたけじんじゃ)(宇都宮市指定有形文化財第34号)
通称「隠居羽黒山」と言われるこの神社は、嶽の頂上に三神を祭祀したので、羽黒山三大権現と呼称され鎌倉後期の元享2(1322)年創建と伝えられている。宇都宮城主は9代宇都宮高綱(後に公綱)の代であった。後に三嶽大権現と改められ羽黒山大権現と同様に多く、崇敬を受けていたが、江戸時代に入った寛延3(1750)年2月の野火のために火災となり全焼した。その2年後の宝暦2年9月に拝殿を再建し境内を広めた。この時頂上の厳岩の下から清水が湧き出したので、人々はこれより水嶽大権現と呼んだ。明治元年3月の神仏分離によって、権現を改め「みつたけじんじゃ」と改称し今に及んでいる。また、本殿における彫刻は、農作業をモチーフとして書かれている素晴らしいものであるが、作者は不明である。
栃木県・宇都宮市・宇都宮市教育委員会
★朝水舎(あさみずしゃ)
寛文11(1671)年、今里村・宮山田村境界裁許絵図の中にも明記されているこの朝水舎は神仏混淆の修験道場としての羽黒山大権現(羽黒山神社)に至る登拝道に位置する事から修験者あるいは参拝者が登拝一番に口にする。または、身を清めるために使用したものです。朝水とは清らかな水と言う意味です。
栃木県・上河内町
★カラッソ坂(俗名:カラッ坂)
本社の登拝道が、本(県)道から神社まで約15町(1600m)ある中で、終盤に位置した最も険しい坂である。このカラッソ坂に登ってくるころには、身も心も煩脳から離れ清らかな状態(カラッポ)になると言う意味から修行過程の中にとりいれ命名されたと言われる。
*カラッソ坂の脇にある擬木階段は174段(稲穂)として段数決定された。
★おがたま(招霊)の木
春に芳香かおる花が咲く。古今伝授の木。1円(縁)の始めの図柄はこの木から。羽黒山の「銭神岩」伝承に関わる霊木。
★羽黒山二等三角点標石近くにある「富士見の穴」
この場所から富士山が見えると言う事から角柱に穴を開け高さ、角度を調整して建てた柱のこの穴が、富士見の穴である。空気の澄んだ晩秋から冬の夕刻にこの穴からのぞけば赤富士が遠望できる。
★古宿遺跡
羽黒山一の鳥居(県道63号線)添い、昭和52年宇都宮市水道局による水道管埋設工事事前調査の際、数個の土器片が出土された。
上記は、立て看板から写したものです、写真から良く読み取れず誤字や文言等の誤りがあります。失礼します。
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