糸魚川・雨飾温泉から金山、天狗原山
- GPS
- 13:01
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,751m
- 下り
- 1,376m
コースタイム
- 山行
- 11:57
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 12:59
雨飾温泉 03:10
手前の沢 04:45
次の沢 05:05
尾根上の鋸山との分岐点 05:35 〜 05:55
1652m 峰 07:30 〜 07:35
大曲り 08:00 〜 08:15
黒沢峰 08:35
白倉峰 09:05 〜 09:10
茂倉峰 09:45 〜 10:00
金山 12:10 〜 12:35
天狗原山 13:15 〜 13:20
1949m 峰 14:25
1741m 峰 15:10 〜 15:20
小谷の雨飾高原側登山口 16:10
天候 | 雨、曇り、晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
下山口の 小谷・雨飾高原側金山登山口近くに車を駐車 バス列車で糸魚川へ 糸魚川から雨飾温泉へは夏の土日に運行される乗合タクシー(料金千円) 雨飾温泉=雨飾山荘では携帯電波は届きません。 山に登り始めて糸魚川の街が遠望できるところがあれば電波は入ります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・今回のコース全体で、笹や下草は刈り払われていました。 ・シゲクラ尾根(大曲り から 金山 への尾根) ネットからの情報ではあまり良い印象は無かったのですが、 歩いてみると のんびりと実に気持ちの良い尾根歩きが出来ました。 厳しい傾斜がないので 梯子 や トラロープ はありません。 出逢った人は、トレランの3人(1パーティ)さん と 高速ハイカーの1名さん。 勝手な想像では、花を見るより、走ったり長距離を歩くのが好きな人には結構人気の尾根では?と思いました。 |
その他周辺情報 | 雨飾山荘=雨飾温泉 この日は20数名のお客さんでした。 各パーティに一部屋なので、単独行も一部屋ずつ (嬉) 3ヵ月ほど前にお世話になった時はお客が私一人だったので、夕食はできたての熱々ですっごく美味しかったけれど、今回はさすがに人が多いので食事が冷めてしまっていて残念だった。 でも、朝食にと作ってもらうお弁当、これは 美味い!! 前回も美味しかったし、今回も美味しい。 今回、帰宅したら行く前より体重が 1.5キロ 増えていた。 未だかって体重が増えた山行なんてなかった。 雨飾山荘の朝食のお弁当は素晴らしい。 温泉は勿論気持ちいいけど、夕方入っていたら、山から下りてきた登山者がドカドカ入ってきたのには閉口した。 |
写真
感想
今日は長丁場。
山荘の誰もが寝静まっている朝の3時過ぎに一人歩き始めた。
尾根に取り付いたら、パラッと来た。
ん?と手のひらを広げてみたら、いきなりドシャーと降ってきた。
まさか雨が降るとは思ってもいなかったのでカッパはザックの底の方。
ザックの上の方にある荷物をわきに抱えながらなんとかカッパを取り出して着てみたが、上だけでは耐えられない降り方だとズボンまではいた。
ザックのショルダーベルトに付けているカメラもウエストベルトのポケットのティッシュ類も全部ザック本体に避難させ、レインカバーをザックにかぶせてやっと歩ける体勢に。
当然下山、なんですが、実は、6月下旬にもこのコースを目指してやってきた。
その時は、尾根上の 鋸山分岐点 で雨に降られて、梅雨時期なので天気に自信が持てず下山してしまった。なので、今回は2度目。
こんな遠くまで来て、2回連続雨で敗退?イヤだ。
今日は「晴れるはず」と信じて、先へ歩き始めた。
すぐに地面が全然濡れていないところがあった。
見ると大きな杉の木の根元。
あ〜これはありがたい、とザックを置いて雨宿りをさせてもらった。
ヘッドランプを点けていても意味がないと、消してみたら、木や尾根と空の区別が全くつかない漆黒だった。
こんなに暗い山道は初めてだ。
昨日、白馬の道の駅から下山予定になる雨飾高原側の駐車地まで、今朝のご来光を楽しみにと、山口百恵の「夢先案内人」の一曲をリピートで掛けいた。
♪『朝の気配が、東の空をほんのりと ワインこぼした色に染めていく〜』
あれは一体何だったんだ?と雨宿りしながらここでも口ずさんでみた。
で、次の瞬間、ハッ、と気が付いた。続きの歌詞が
♪「そんな 夢を見ました』
そうか夢だったんだ???
山口百恵は声が綺麗で聞いていたら不思議と運転が大人しくなるのでこれを掛けて走った。
でも、夜明けのワイン色が 夢 では・・・
アップテンポでついつい運転が荒くなるけど、雨はイヤなので次からは MAX の Sunny Holiday に戻そう。
なんて反省?をしながら雨の止むのを待った。
ホントは、もう下山したい。
色々不都合が重なったために、日本海を出発して二夏過ぎてもまだ新潟県に居る。
新潟県の山、厳しすぎる。
今日は、仮に雨具を着っぱなしでも、何としてでも、長野県境に届きたい。
別に新潟県の山が嫌いなわけではない。逆だ。むしろ好きだ。
海谷の厳しさ、太平洋側では見たことはない。
きっと海谷の山にはまた遊びに戻ってくる。
でも、太平洋を目指すこの企画中は、早く長野県に入りたい。
木と空が薄っすら区別できるようになってきて、しばらくするとようやく雨は止んだ。
ヘッドランプを点けて、ザックを担いだ。
40分余りのロス。
スタート直後から大こけで、今日は、予定通り?期待通り?歩けるわけがない。
天狗原山から先の予定は、もう諦めた。
天狗原山からの下降は、登山道ではなく、新潟・長野県境尾根を乙見山峠へ降りたかった。
その県境尾根の入口付近は、実際に到着してみると、背丈近くの笹薮の「密」。
今日に限らず、次回、元気にここまで登ってきたとしても、とても突っ込める笹薮ではない。
ウーン、この後、赤線延ばしはどうしたものか?
【 追記 】
翌22日に、 batayhan さんが、
「 妙高小谷林道開通記念🎉乙見山峠から激藪の松尾山へ! 」
というレコをアップされた。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2591787.html
そこに、天狗原山 側の写真が一枚あります。
稜線を避けて妙高側の斜面を下るつもりだったのですが、どうやらそこは滑落しそうなきついガレで無理そう。
結果、稜上に追い返されてしまい、激藪に捕まってしまいます。
そうなると、無雪期に 天狗原山−堂津岳 をつなぐのは 不可能 という結論がでました。
【 鋸岳への分岐 − 金山登山口 13.6 km 】
【 梶屋敷海岸 − 金山登山口 55.3 km 】
2021年4月29日 追記
【 鋸岳への分岐 − 天狗原山 9.2 km 】
【 梶屋敷海岸 − 天狗原山 50.9 km 】
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