20200922‗4日目‗源次郎尾根
- GPS
- 08:20
- 距離
- 6.8km
- 登り
- 1,234m
- 下り
- 1,249m
コースタイム
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 8:17
天候 | 曇り→ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
取付きまでの雪渓は少しだが、アイゼンがあったほうがいい。 1峰まではひたすら登り。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
4日目:源次郎尾根
◆初日
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2596573.html
◆2日目
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2596574.html
◆3日目
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2596577.html
◆行程(計画時)
【9/19】土
黒部ダム - 黒部ダム駅 - 内蔵助谷出合 - 内蔵助分岐 - 内蔵助平 - ハシゴ段乗越 - ハシゴ段分岐 - 池の平小屋泊
【9/20】日
池の平小屋 - 北方稜線 - 劔本峰 - 前劔 - 劒沢泊り
【9/21】月
劒沢 - 源次郎尾根取付き - 源次郎尾根 - 本峰 - 劒沢泊り
【9/22】火
劒沢 - 前劔 - 劒本峰南稜 - 劒本峰 - 前劔 - 劔沢 - 劒沢泊り
【9/23】 水
劒沢 - 別山北稜 - 真砂岳 - 立山三山 - 雄山 - タンボ平 - 黒部湖
4日目は源次郎尾根である。
3日目の記録には記載しなかったが。初日・2日目の山行で2人ともだいぶ疲弊をしており、(笑)
3日目少しのんびりということでA1,A2稜とした。
結果としてこれが相を奏したのか。体調はだいぶ回復してきた。
源次郎尾根も標高2100mから一気に上げる山行となり、1000m近い標高差を移動することになり、2日目終了時の2人の
体調からはとてもそれは想像を絶するものであった…(笑)
ということで3日目と4日目を入れ替え4日目に源次郎尾根を持ってきた。
まずは、取付きまで移動。今回の核心は雪渓の渡渉である。
事前情報だと劒沢も雪渓が崩壊して一時通行が難しくなった時期があり、源次郎尾根の取付きまで行けるかが不安視されたが、
前日までにたくさんのパーティが源次郎尾根に入っていることは確認できたため、渡渉の問題は解決されていることは明瞭であった。
踏み跡をたどり高度を下げていく。出合いらしきところで踏み跡が終わっていたので、そこから渡渉を試みる。
固い登山靴では少し心許なく一度しりもちをついて何とか渡渉に成功。
これで源次郎尾根を登るだけとふと上を見上げると…いつもの平蔵谷の見慣れた景色がない(笑)
どうやら渡渉ポイントを間違え一つ上の沢で渡ってしまったようだ(笑)
今更戻るにも怖い…どうするか?悩んだ末、右岸をそのまま下降することに。幸い草付きとなって居るため
そのまま草を掴みながら進めば出合いに出れそうだったので、そのまま進むこととした。
この作戦が功を奏し無事に出合い到着しそこまで苦労せず取付きに付けた。取付き先の安定したところで一本立てて
装備を整えいよいよ源次郎尾根に取りつく。
源次郎尾根の下部で良く事故が起こるが、ホントに取付きの所は悪く乗り越えるに苦労をした。
が、この位超えられなければ、この先に進む権利ないのだろう。入門テストとして突破をさせていただいた。
源次郎尾根は、藪の急登と岩場の登り。岩場も5.6−7程度のなかなかのグレードである。
ルーファイは必要なく、明瞭な道になって居る(もちろんテープはない)
誰もいない貸切の尾根道を二人でグイグイ高度を上げていく。残雪期のルートとの出合いらしきところで一本立てる。
その後も高度を上げていくと上のほうから人の声が。どうやら先行者がいるようだ。見えてしまえばすぐに追いついた。
ロープで確保されながら登っているパーティがいた。挨拶を交わし先方の配慮で先に行かせて頂いた。大分の山岳会の方で
ガイド資格を持たれた方とのことであった。その後も快適に高度を上げてようやく一峰に到着。
ここは懸垂ではなく普通に下る。曲にはこれまた先行パーティが取付いていた。一体みんな何時から行動をしているんだろうか…
機Ν曲のコルで休憩を取り、曲を登る。 見た目以上に登り易い。
曲のピークを越えいよいよ懸垂地点である。
懸垂ポイントには強固な支点が作られておりこれは絶対安全だなと確信が出来る位である。
今回は、50mと30mのロープの為、途中で一度支点通過をしながらの懸垂となるが、2人とも無問題でクリアが出来た。
あとは、山頂まで300m程登って終わりとなる。 ここまでかなり良いペースで進んできたのでまた、あっさり終わってしまうと
つまらないので最後の登りはゆっくりと味わいながら登ることにした。
取付きから4時間 本山行4度目の本峰となった。やはりあっさりと終わってしまった…
そして今回が最後の登頂となるため、最後のピークを二人で堪能した。
4連休の最終日とあって、前日とは全然違い山頂には人影がまばらで静かで快適であった。
その後は、カニ横を下り、下山となった。劒沢のキャンプ場も前日の喧騒とはうって変わって静まり帰っていた。
後は、撤収をして下山するだけ。午後は日向ぼっこをしながら、休息をとりここまでの疲れを癒した。
5日目:立山三山を経て帰宅へ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2596580.html
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