裏銀座縦走 雲ノ平、祖父岳、水晶岳、ワリモ岳、鷲羽岳
- GPS
- 56:00
- 距離
- 52.4km
- 登り
- 3,743m
- 下り
- 3,743m
コースタイム
- 山行
- 10:45
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 12:06
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 10:07
天候 | 3日間ともに晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ほとんど整備されている登山道です。水晶岳直下は岩場です。 |
その他周辺情報 | 下山後はロープウェイ駅近くの「中崎山荘」で温泉に入りました。露天風呂から山が見えました。 |
写真
感想
シルバーウィーク19−20日は雨予報。21日からは晴れ予報。登山口駐車場はどこも満ぱいだろうし、営業中の山小屋も予約でいっぱい。って事はテン泊しかできないけれどテン場も限られている。テン泊で行きたかったのは裏銀座。ホントは高瀬ダム→新穂高温泉ルート。以前針ノ木岳に行った時の登山者さんのルート。この時私は針ノ木ピストンのみでした。なので、針ノ木から新穂高温泉までの稜線を接続させたかったんですが、テン泊や小屋泊を考えると今回のスケジュールでは難しかったので、新穂高を往復にしました。ほんとは双六小屋でのテン泊が希望でしたが、すでに無理。その先の三俣山荘は予約しなくても大丈夫との事だったので、ちょいと遠いですが、三俣山荘テン場に2泊して雲ノ平+山としました。
問題は駐車場。過去週末4回深山荘無料駐車場に停めることができましたが、今回はかなり無理そう。山行は21−23日なので、20日の20時くらいまでに到着できれば数台は停めれるんじゃないかと計画。しかし18日からSNSを見てるとすでに満車情報。20日の14時に出発しましたがすでに満車。これから下山する人はいるだろうけれど、登りに行く人もいるだろうし、こりゃあダメだなぁと思いながら行きました。
20日22時に到着。途中コンビニで翌日用のランチ分のおにぎりを買いに行きましたが、売り切れ。松本ICを降りてから新島々に行く途中で買えるのに、今日は3軒売り切れで4軒目ようやく買えました。これでも残り3−4個でした。って事は、多くの登山者が上高地へ向かってるんだ!と、都合よく解釈しました。笑
深山荘入り口には、係員さんがいらして満車だから鍋平駐車場へ!と。想定内だったけど、なんか残念。鍋平に行くと駐車場にはトイレが無く、それにまだ空きに余裕があったので新穂高のトイレに行ってから車中泊しました。新穂高への道を見るとロープウェイ駅の方だったのでできるだけ置くまで進むと「登山者専用駐車場」と書かれて行き止まりの駐車場に停めました。おそらくP7と思います。全然余裕でした。
21日4:30起床 5:00スタート。ヘッデンつけてとにかく駅まで行けば、登山口があると思っており、駅の周りをグルグル探しましたがどこにもありませんでした。ようやくpdfの事を思い出し、見たらなんと自分の停めた駐車場のすぐそばでした。確かに、駅に行く時にこの入口の前を通り看板も読みましたが、こんな離れた場所ではない!と思いこんでいたのがミスの原因。これで40分は損しました。鍋平駐車場に停めた時は、この地図が重要です!
https://www.okuhida.or.jp/wp-content/uploads/2012/08/803126d87cbe83bc9f387cce555819b2.pdf
新穂高登山口ルートは結構急登でした。下山時ヘロヘロ状態でここを登るはかなり辛い。ザックをデポでもいいけどその体力が残っているのか?
よく考えたら、ロープウェイに乗ればいい!と思ったらなんかラクになりました。まだスタート前なのに。笑
6:09 新穂高温泉スタート この左俣林道は初というか、裏銀座自体初なので、見たことのない風景だらけで写真撮りまくり。
鏡平池で、あ〜〜〜よく見るポイント、槍ヶ岳から西穂まで雲ひとつ無しで見える。ここではみんな写真撮ってました。
鏡平山荘で休憩。コーラを飲もうと思いましたが売り切れ。。。。。
西鎌尾根も始めて見れたし、笠ヶ岳の角度も初。ようやく双六小屋が見えた時に、テン場がガラガラ。これはひょっとしてキャンセルが多いのか?
ちょうど、ヘリも飛んできてて骨折者と思われる女性を救助してました。そのまま小屋に到着し係員さんに、テン泊できるか聞いてみましたがNG。予定どおり、三俣山荘へ向います。
三俣山荘までは、あと2時間20分。この時14:12分。なんとか明るいうちに到着したい。途中絶景だらけでした。いつの間にか槍ヶ岳が後ろに。今度は東鎌尾根、大天井、燕岳まで見えてきました。逆から見るのはいいもんですね。そんな時すれ違った方とお話したら、三俣山荘テン場は昨日20日は200張り以上。すでに正規場所は満杯で、草の上に斜めに張った!と。やっぱ、ここしかないから相当混んでいるとは思ってましたが200張って。。。。。驚きでした。三俣山荘に到着すると、テン場は100張は無かったように思えます。受付を行いテント張って夕食。もう疲れてそのまま寝ちゃいました。
22日5:30スタート。すでに多くの人が向かえの鷲羽岳に登ってます。ヘッデンだらけでした。私は雲の平なので黒部源流方面でした。とにかく誰もいませんでした。たまに降りてくる方とすれ違いましたが、雲の平までは3人くらいだったと思います。黒部源流から祖父岳分岐は迂回というか、スルーだと思ってましたが、結構な急登でした。稜線からは絶景でしたが、かなり寒くて下は霜だらけでした。
雲ノ平山荘が見えた時は感動でした。ついに来たか!
木道もしっかりしてて歩きやすい。テン場が見えたところで直線の道があるんですが、自然保護のため通行禁止でした。迂回ルートはなかなか上り下りも距離もありました。山荘についてコーラを注文しましたが、ここも無し。三ツ矢サイダーのみでした。でもようやく炭酸を飲めてちょい嬉しい。ここから戻り祖父岳へ。360度どこを見てもカッコいい!ここから水晶小屋遠い。。。でも行かないと。
水晶小屋でもコーラが無くてネクターにしました。美味しかった。そして、野口五郎岳が見えてめちゃくちゃ行きたかったけれど今日は無理。40分の水晶岳へ。頂上直下は岩場でした。今まで感じなかったルートでした。危険ではありませんが、注意は必要です。そして、頂上はなかなか狭いです。写真撮ってすぐ下山。小屋に戻り今後の事を考えました。明日帰るわけだし、初日のキツさを考えたら、今夜双六小屋でテン泊すれば明日はラクになる。現在13:20分。テントをスパッと片付けられたとしても、ザック背負って登りになるんで、17時は無理。明るい内に張れないと辛いので今日のゴールは予定どおり三俣山荘にしました。
ワリモ岳には誰もいませんでした。ようやく鷲羽岳に登ると若者さんがいらっしゃいました。これから、双六まで戻るそう。羨ましい。
三俣山荘まで、下るわけですが結構長い。朝、みんなよく登っていたなと。
15:56 三俣山荘到着。本日は余裕があるのでゆっくり晩ごはん。昨夜はかなり寒かったですが、今夜はまだ寒くなかったです。21時には寝ました。
23日3時起床:テントをたたみ、4時スタート。昨日よりは寒くないですが、テントザックが重い。
双六岳巻道分岐あたりで、雲海が素晴らしく、槍もさらにカッコよかったです。双六小屋に到着し休憩したかったんですが、とにかく寒くて風が吹いてて座っていられなかったので、すぐに出発。テン場もテントは20張もなかったと思います。また登るんですが稜線に出たら気温が上がりました。一気に熱くなり、ハードシェルをすぐに脱ぎました。ここで、今回最大の感動。槍からの西鎌尾根に雲海が滝のように流れていました。これも後で知ったんですが、滝雲っていうんですね。Videoも写真も何度も撮ってしまいました。ってかずーっと見ていたい!! この時間に西鎌尾根を通ってる人は相当寒いだろうな!さっきの双六小屋と同じ状態だと思いました。 まぁ、自分は寒がりだから大げさかな?笑
鏡平山荘に到着し、コーラが無いのでかき氷。
あと、もうちょい。こうやって下り西鎌尾根の滝雲を正面から見たい!と思いましたが、正面は無いですね。
ようやく、わさび平小屋に到着。コーラがあった。そしてカレーも注文。美味しかった!!休憩も終わり、最後の行程。ロープウェイ駅への近道を通り、12:40発に乗り駐車場へ。
やっぱ、初めてのコースでしたが裏銀座は素晴らしい!! 双六岳には登らなければならないし、烏帽子小屋と水晶小屋の接続も次回の目標となりました。次は8月に行きたい!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する