へろへろの 黒戸尾根からの甲斐駒ヶ岳



- GPS
- 33:32
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 2,455m
- 下り
- 2,451m
コースタイム
- 山行
- 6:41
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 7:24
- 山行
- 9:56
- 休憩
- 1:26
- 合計
- 11:22
天候 | 1日目:曇り一時小雨、2日目:曇り→晴れ→曇り→雨→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
2年ほど前から計画しては中止になっていた黒戸尾根にやっと行く事が出来ました。メンバーの中に比較的高齢の方が居て、早くしないと行けなくなっってしまうと焦っておりました。私も似たようなものですが。
決定するまで天気予報がころころ変わり悩みましたが、ヤマテンの日曜日晴れに賭けて行くことを決断。他のメンバーも行くという事で決行しました。
当日朝、集合場所に集まってみたものの結構な雨。テンションは大幅にダウン。ずっとレインウェアを着ながらの登りを想像してさらにテンションダウン。でも走り出すとだんだんと小降りになり、登山口駐車場に着く頃には雨も上がっていた。
よく目にする吊り橋を渡ってから登りが始まる。比較的登りやすい。最初のうちはぺちゃぺちゃ喋りながら登ていたが段々と口数が少なくなる。刃渡りはしっかりしたチェーンが付いているので何も怖くない。その後に続く岩場も大したことはなかった。しかし黒戸山を過ぎてから下りがあるじゃないですか、地図で予習して来ればよかった。縮まった標高差がどんどん広がっていく。気持ち的にはこの辺りが一番きつかった。
やっとの思いで15時頃に小屋到着。受付は憧れの花谷さんだった。靴箱の位置、使用する外用サンダル、食事の場所も指定の番号が付いていた。寝床も広くて快適。ひとりひとり区切られていてよく眠られそう。汚れたシャツとパンツを脱いで体を拭いて新しい服に着替えてすっきりと気分をリセット。そして飲むぞ飲むぞ〜。
ビールはひとり一本までなので、もちろんロング缶に。疲れた体に染み込む一杯、旨い!! 直ぐに終わってしまい山梨の酒「七賢」を飲み、カレーがあるのでワインを注文。抜きつ抜かれつで登ってきた愛知県の方々が隣の席だったが、なんと高級日本酒を担ぎあげてくれていてご相伴にあずかった。これが旨いのなんの。まるで日本酒居酒屋に来たみたい。そして本日のスペシャルで松茸ご飯が出てきた。あ〜良い香り。このまま甲斐駒ヶ岳に登らなくてもいいかなって感じにもなってきた。花谷さんがお茶目で面白かった。居酒屋のおにーちゃんじゃん。
気持ちよくなって床に着いたら爆睡。山小屋でこんなに気持ちよく寝られた事があっただろうか。こうやって過ごせるなら予約制も良いんじゃないかなと思うけど、小屋の運営は大変でしょうね。起床してシュラフ等の不要な荷物をスタッフバックに詰めて置かせていただき、さあ出発。
涼しくて長袖を着ていたが少し登ると暑くなり結局半袖とアームカバー。紅葉はもう少し後ですね。先頭を行くT君から オベリスクが見えた、北岳が見えた、八ヶ岳が見えた等の情報を聞くたびに心が躍った。そしてとうとう剣が突き刺さった岩場に到着。凄いね〜、どうやって取り付けたんだろうね、ん〜ん。
北沢峠から登るのとだいぶ景色が違う。山頂近くになってやっと仙丈ケ岳が見えた。素晴らしい景色で良い天気。ヤマテンの予報に賭けて良かった。大当たり!
しばし景色に見とれてました。最高でした。
軽く食事をして下山開始。慎重に下ります、T君以外は年取ってるからね。想定時間をオーバーして小屋に到着。デポしてあった荷物を追加して昼食。長めの休憩の後下山開始。昨日嫌だった下りを今日は登ります。ここのアップダウン標高差200mばかりが地味にキツイ。長い梯子を慎重すぎるくらいに下ります。
刀利天狗あたりで休憩していたら地震があった。震源地は静岡県西部で震度4。我々が居た地点で震度3くらいだった。変な場所で会わなくて良かった。ここで上から降りてきた花谷さんに抜かれた。刃渡りを過ぎるくらいの時に東側からガスが湧いてきた。そのうち小雨が降ってきて、そして雹も降ってきた。嫌な予感的中で雷が鳴りだし本格的な雨になった。
笹の平分岐あたりからは黙々と下って、予定時間を大幅にオーバーして登山口に到着。慎重すぎるくらいの下り方だったから、こんなもんでしょう。お疲れ様でした。それにしても日帰りの人は凄いなあ。7,8割が日帰りと言うのもわかるくらいの数でした。
等々行かれたのですね😄景色、素晴らしいですね✨
私も来年辺り、南アルプスお邪魔したいです⛰
junjun11030401さん、コメントありがとうございました。
黒戸尾根、やっと行ってきました。登り下りはガスや雨が多かったですが、山頂のみ晴天で良い景色を堪能出来ました。コロナ禍で登山も面倒になりましたが、小屋は予約さえ取れれば快適です。
来年はどうなるんでしょうか。南アルプスに是非いらしてください。
私は北海道、四国、九州の山に足を踏み入れた事がないので温泉とセットで訪れてみたいと思っています。
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