記録ID: 2611462
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
御嶽山で考える
2020年09月29日(火) ~
2020年09月30日(水)


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 11:09
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,358m
- 下り
- 1,320m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 4:24
距離 4.4km
登り 1,030m
下り 25m
17:33
2日目
- 山行
- 4:35
- 休憩
- 1:57
- 合計
- 6:32
距離 7.0km
登り 328m
下り 1,308m
13:14
天候 | 1日目:晴れのち曇り 2日目:晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
現在は噴火レベル1であるため剣ヶ峰までの登山が可能です。王滝付近は立ち入り禁止。立ち入り可能な区域もヘルメットの着用が指導されています。ヘルメットは噴石が当たることでの外傷を防ぐためではなく、転倒した時に頭部を守る役割で着用するものといわれています。噴火に対する心構えと情報収集はツアーであるなしにかかわらず、個々に必要と思われます。 |
その他周辺情報 | 登山後温泉は御岳明神温泉やまゆり荘。食事処はクローズされていました。 |
写真
今日の巣は2階の割り当てになりました。1人につき畳2畳分スペースです。扉なし個室のような雰囲気でした。贅沢〜。現在五の池小屋は寝具提供なしなのでZライトソルとダウンハガー800を持参しました。寝るときはダウンパンツと長袖プラス両足裏にホッカイロで全く寒くない状態で熟睡。背負ってきた甲斐があったよ。
9月30日。五の池小屋の朝です。
インナー、長袖シャツ、Tシャツ、ダウン、ソフトシェル、帽子、タイツ、長パンツ、ダウンパンツ、手袋…という着込みで日の出待ち。こんだけ着るとさすがに寒くない。しかし着ぶくれが激しい。
インナー、長袖シャツ、Tシャツ、ダウン、ソフトシェル、帽子、タイツ、長パンツ、ダウンパンツ、手袋…という着込みで日の出待ち。こんだけ着るとさすがに寒くない。しかし着ぶくれが激しい。
感想
2014年9月22日、木曽駒ケ岳の頂上から周囲を見渡すと色々な山が見えました。中でも乗鞍岳と御嶽山は判別がつきやすく個々の存在が目立って映りました。「まあ、強いて言えば御嶽山より乗鞍岳のがややスマートでかっこいいか…」などと思いながら写真を何枚も撮りました。
この5日後御嶽山の噴火が起こり、火口付近にいた58名が亡くなり今も5名が行方不明になっています。その後に報道の映像を見たり噴火に遭いながらも生き残った方の記した文章を読んだりして、自然現象の前に個人がどれだけ無力か、またわずかな行動の差で生きるか死ぬかの結果が大きく変わってくるという当たり前のことを思い知らされたものでした。加えて、いつか御嶽山に登ってみたい、多くの人が信仰の場として登拝した場所を見てみたいとも思うようになりました。
一時より活動が沈静化しているとはいえ日本で二番目に高い活火山です。今回は単独行は控えて感染症対策に配慮しつつもツアーでの登山に参加することにしました。
多少のトラブルはありつつも山行全体としては穏やかに過ぎていき、疲労し過ぎずに見て歩いて帰って来られました。良かった。
その場の空気を吸っての体験てやっぱり貴重。山の良さだったり怖さだったり神様的なものについて、それを拠り所にする人達の敬虔さだったり‥反して俗っぽさだったりが見え隠れしていて興味深い旅でした。
五の池小屋で陽のある時間帯にもう少し時間的余裕があると良かったなあ。また行かなきゃなぁ。
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