甲斐駒ヶ岳・黒戸尾根
- GPS
- 17:33
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 2,552m
- 下り
- 2,548m
コースタイム
1/13(日) 5:00 七丈小屋 〜 7:00 甲斐駒ヶ岳 〜 (テント撤収) 〜 10:30 刃渡り 〜 11:40 笹の平 〜 13:20 尾白川渓谷駐車場
天候 | 12日:晴れ 13日:晴れのちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■積雪等の状況 登山口〜笹の平:登山口付近より断続的に凍結 笹の平〜七丈小屋:アイゼンで歩きやすい雪面 七丈小屋〜すぐ上の稜線まで:概ね膝下のラッセル 山頂まで:クラストしていて歩きやすい |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
今回は日本三大急登の一つ、黒戸尾根へ挑みます。
竹宇駒ケ岳神社(標高770m)から甲斐駒ケ岳(標高2,967m)まで標高差約2,200m。
14(月)は南岸低気圧型の予想気圧配置でこの山域は荒れた天気になりそうなので、13(日)には下山したいところです。
1/12(土)【竹宇駒ケ岳神社〜七丈小屋】
星空の尾白川渓谷駐車場を出発。
しばらくは断続的に凍結した道を、転ばないよう慎重に登っていきます。
それほど登らないうちに固く凍結した道が続くようになり、アイゼンを装着します。
今日は七丈小屋テント場までの予定ですので、急ぐ必要はありません。
ゆっくり歩いて笹の平に到着。
このあたりからは歩きやすい雪道が続きます。
左に鳳凰山、その奥に富士山、後ろには八ヶ岳。
快晴の黒戸尾根からの景色は最高です。
刃渡りを過ぎると五合目に向かって結構下ります。
「せっかく登ったのに・・・」なんて思わないようにして進みます。
五合目からは梯子の連続。
急坂を登って七丈小屋に到着します。
ゆっくり登ったので疲れはなく、翌日の山頂アタック&下山に向けて体力は十分。
お茶を飲みながらコースタイムを再確認し、起床時間を3:30と決めます。
今夜の食事はねーさんの純豆腐(スンドゥブ)。
辛くてごはんがすすみます。
今夜もshironekoは満腹で就寝。
時々風がテントに強く当たるのでちょっと心配です。
1/13(日)【七丈小屋〜甲斐駒ケ岳山頂〜竹宇駒ケ岳神社】
3:30に起きると風は穏やか。
山頂アタックを決心して朝食をとります。
ヘッドライトを灯して5:00に出発。
甲府の夜景ってすごく綺麗なんですね。
テント場から稜線まではしばらくラッセルとなります。
shironekoは踏み抜きまくりですが、頑張ってねーさんの後ろをついて行きます。
稜線に出ると雪の状態も良く、風も穏やか。
徐々に明るくなりつつある遠くの景色を眺めながら、順調に登ります。
難しいコンディションではないのですが、3,000m近くの雪山山頂付近の歩行機会は貴重です。
アイゼン歩行はフラットフィッティング、キックステップ、フロントポインティング、エッジングを意識的に使い分けます。
ピッケルは斜面の緩急により、時折ダガーポジションに持ち替えて登っていきます。
予定よりも早く山頂に到着。
予想していなかった山頂でのご来光。
言葉では表現し難い色彩の世界が、ほんの僅かな時間だけ広がります。
大満足して七丈小屋テント場へ戻ります。
手早くテントを撤収して、お昼過ぎの下山となりました。
ねーさん、お疲れ様でした。
次回もよろしくお願いします!
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