箱根/金時山・丸岳
- GPS
- 06:15
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 865m
- 下り
- 858m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
小田原駅東口8:10発桃源台行きの箱根登山バスで仙石下車。混み合うことを考えて1本早い電車で集合したが正解だった。 ◆復路 仙石BSの一つ手前仙石案内所前バス停で16:26発に乗車したがこれは大正解。ここでは座ることができた。それにしても久々に大混雑のバスに乗った。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 金時山から乙女峠に降りる時には鎖場もあるがそれ程危険では無い。全般的に道標も整備され危険性は少ない。 ◆登山ポスト 登山口周辺には見当たらなかった。 |
その他周辺情報 | ◆登山後の温泉 仙石案内所前BS近くの万寿屋旅館で入浴(800円)。設備的には高いレーティングはできないけれどこじんまりとしたお風呂を貸切状態と言うのはとても良い点。 |
写真
感想
GoToトラベルを活用して日光の百名山男体山に登ってから1ヶ月。下の廊下を目指す会の第3回山行は富士山が望めて温泉にもありつける山、箱根外輪山の歩いていない所をテーマに仙石から金時山、丸岳とした。富士山絶景ポイントが続く、はずだったけれど生憎の曇天。まあ前回の男体山よりも良く歩き通せたのが良かった所。次回も元気に歩きましょう。
皆さんの箱根外輪山の歩いていないところと言うと明神あるいは乙女峠から三国山を越えて箱根港までと言う感じだけれど、秋は日が早い、加えて日帰り温泉も15:30で受付終了と言うところが多いので当初は湖尻までと思っていたが、ちょっと短いけれども長尾峠で降りることにした。出だしはOさんが金時山を希望しているのでバス便が多い仙石からとした。前回の男体山ではコロナで運動不足と言うのはあるけれど結構顎を出していたのでこの位にしておいた方が良いのかな。
でもGoToも東京除外が無くなったのでかなり普通の混雑に戻りそうな気配を感じたので小田原駅からのバスも先発が発車してすぐにバス停で待てるように各自1本前に乗るように促した。一番遠いbeishiさんには悪いが。でもまあそれは正解だった。小田原でほぼ満席で箱根湯本以降は立つ人もいる程。仙石まで1時間近いからやっぱり座って行ける方が良い。宮城野でも降りる人は多いがやっぱり山を歩く人は仙石BSまで行くようだ。そこからしばらく国道沿いに御殿場行きのバスの金時山登山口BSに公衆トイレがあるので小休止。ここから正面に金時山、矢倉沢峠が望める。
国道脇に登山道の標識が掲げられておりそれに従って矢倉沢峠に向かうが、一歩国道を離れると閑静なリゾート地になるのはさすが箱根。数分登って行くと登山口に出合う。そこからは本格的に登山道になる。一週間前に腰を痛めたと言うbeishiさんだったが先頭に立ってちょっと早目のペースで登って行くので今日は大丈夫かも。だいぶん涼しくはなって来たが登るとなると暑い。でも思ったよりも少ないアルバイトで矢倉沢峠に出た。ここで小休止。ここからは笹原を切り分けた径を登って行く。箱根らしい気持ちの良い径だ。ずっと登りではあるが前回の男体山とは違って所々で段と言うかほぼ水平に歩ける所があるので大分楽だったようだ。矢倉沢峠から所々で展望は楽しめど休みを入れずに金時山山頂に出ることができた。
金時山はさすがに人気の山で人は多いが以前のように数百人も集っている感じでは無い。しかし残念ながら富士山の展望は得られなかった。それでもバスで登っていた時には暗雲が立ち込めていたから天候は持ってくれて良かった。beishiさんは殊勝にも高所への恐怖感を抑える訓練をしたいと言い、露岩に攀って行った。まだ少し腰が引けているけれど腰痛の余波もある?金時山の次の休憩ポイントは乙女峠、だけどその前に長尾山もあるのでアップダウンはある。それでも順調にこなし、箱根側の展望も良いので気持ち良く乙女峠に着いた。金時山ではそれでもてっぺんだけは見せてくれた富士山だったがここでは全て雲の中。残念至極だ。
乙女峠を過ぎると出逢う人もグッと減る。だけどここからがとても良い外輪山コースなんだよなぁ。適度なアップダウンに箱根の好展望が続いて飽きがこない径だ。丸岳まで来ると流石に数パーティ集っていたが人気の金時山に比べればずっと静かな山行が楽しめる。長尾峠に着いたのは13:35だから欲張って湖尻峠までも行けなくは無いのだが、前述の通り温泉に有り付けないことになるのは不幸なのでやっぱりここで降りるのが良い判断だろう。降りてから湖尻に行くか仙石原に行くかと言うのもオプションだったがなんとなく仙石原に向かうのが趨勢になった。ゴルフ場の間の道路を歩き仙石原湖尻自然探勝歩道に入ると石畳の径でなかなか風情がある。
瀟洒な別荘地を抜けて湿原通りに出ると突然都会のような人の多さに驚かされた。首都圏ナンバーの高級車が走りかい、大勢の若者が闊歩していた。去年までだと外国人が多かったのだが箱根に観光客が戻って来たのは朗報とは言えるのかな。一方で不安もないでも無いが。仙石原を歩きながらbeishiさんが出来るだけ歩行距離を増やさない日帰り温泉を探してくれた。万寿屋旅館は鄙びた宿屋で白濁した風呂は小振りだったがちょうど良いタイミングで貸切になり仲間内だけで落ち着いて汗を流すことができた。たまたまの判断で仙石BSでなく一つ桃源台寄りの仙石案内所BSからバスに乗ったがこれも大正解だった。3月以降で最高に混雑していた公共交通機関だったが、一番後ろの席に陣取れたので問題なし。多分。バスの中ではbeishiさんは今度は小田原の居酒屋を検索。前にも一度寄ったことがあるが金時山に登ったし、金時に行こうと言うことになった。今回はほどほどで切り上げましたよ。
今回はバテ過ぎず適度な運動と言う感じで皆さん好感だった様子。それは良いけれど運動強度が低いといつまで経っても下の廊下に行けるスキルが培われないのではと言う危惧もある。実際Oさんからはいつまで経っても準備が整わないからこの会は永遠に続くのだ、とのコメントもあった。まあそれはそれで良いかも。目的の半分は飲み会だからな。ともあれ次回は11月中旬に日帰り山行と言うことは決めた。どこか紅葉の良い山に行きたいものですね。
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