栗駒山 言葉にできない神の絨毯

2020年10月07日(水) [日帰り]

• GPS: 05:42
• 距離: 11.1km
• 登り: 643m
• 下り: 919m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:29
• 休憩: 0:13
• 合計: 5:42

距離 11.1km 登り 647m 下り 919m

7:42 いわかがみ平
9:02 東栗駒山
9:33 東栗駒分岐
9:55 中央・東栗駒コース合流地点
10:03 10:05 栗駒山
10:44 10:49 産沼分岐
11:02 11:08 磐井川源流分岐
13:24 ゴール地点

天候

曇り　山頂部から産沼にかけてガスに覆われて視界ほぼなし　東栗駒では吹きおろしの強風でよろめくほど

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

いこいの村くりこま跡地が駐車場になっており、10月18日（日）までシャトルバスが運行されます。夜間・早朝以外ではイワカガミ平まで入れません。また車両1台につき500円の環境保護協力金の徴収があります。
シャトルバスの運行は午後3時までになっていますので、それよりも遅くなるといこいの村まで歩くことになります。

コース状況／危険箇所等

東栗駒コース
いつも通り。沢山人が通るので滑りやすくなっている感じはします。新湯沢の渡渉は今日の時点で問題ありません。
山頂〜産沼
大変歩きやすくなってはいますが、多くの登山者が通るので、すれ違いに気を付けましょう。
産沼〜笊森分岐
こちらも刈り払いされて大変歩きやすくなっています。泥濘はいつも通り。
磐井川源流〜裏掛け分岐まで
最初に沢の中を登ります。その先も刈り払いされましたが、細く足元の悪い道です。
裏掛け
大変歩きやすいです。泥濘は多いです。ドゾウ沢の横断はロープを見逃さないこと。最後の新湯沢の渡渉は飛び石で渡れますが、滑るとドボンしますので気を付けて。今日はおひとりさまとスライドしただけでした。

写真

10/7 7:13

7時に到着した時点で、すでに半分以上埋まっていました。年々人気になってこの先どうなるのでしょう。
シャトルバスは5台で運行。行列ができていますが、15分〜20分待ちでした。

10/7 7:17

いこいの村跡から眺める東栗駒。紅葉してるね。

10/7 7:43

さて行きますか

10/7 7:43

イワカガミ平は相当に早い時間に満杯に

10/7 8:06

早速色付いてきました

10/7 8:06

平野のほうは晴れてきそう

10/7 8:15

晴れたらな、と思うけどこれでも十分

10/7 8:16

東栗駒も見えてきました

10/7 8:20

新湯沢にかかります

10/7 8:27

渡渉は問題ありません

10/7 8:29

渡ってから一段上がって眺めたところ

10/7 8:30

この辺は黄色も多いですが、美しいです。山頂は見えません。

10/7 8:31

残念ながらガスってますね。満天星の赤が鮮やかです。

10/7 8:31

風が強くなってきました。冷たいです。

10/7 8:32

いろいろな色が交じり合って、錦織になってます

10/7 8:32

表現すべき言葉が見つかりません。言葉でなく写真で感じてください。

10/7 8:35

10/7 8:45

定番の風景ですが見えません。心の目で見てください。

10/7 8:46

次第に赤、オレンジが優勢に

10/7 8:48

東栗駒山頂に向かう。風が強くて大変です。若高の鐘が勝手に鳴っています。

10/7 8:52

10/7 8:57

イワカガミ平へ向かって下っていく紅葉

10/7 8:58

10/7 9:01

裏掛け方面もかなり綺麗なようです

10/7 9:01

東栗駒山頂。必死に構えて撮りました。

10/7 9:04

平日なのに登山者は多いですね

10/7 9:05

新湯沢源頭方面

10/7 9:10

風を避けて

10/7 9:10

10/7 9:12

栗駒レッドの大本、満天星の紅葉がとても綺麗です。

10/7 9:13

10/7 9:13

10/7 9:14

10/7 9:16

10/7 9:17

10/7 9:18

10/7 9:19

10/7 9:23

非常いい発色です

10/7 9:31

10/7 9:34

波打つ草原も草紅葉

10/7 9:35

10/7 9:41

10/7 9:41

栗駒草原と東栗駒山

10/7 9:46

草原の柔らかなウェーブ

10/7 9:49

10/7 10:03

山頂の神社にまずお参り

10/7 10:04

山頂は人が多いし、真っ白で寒いのですぐにスルー

10/7 10:21

岩手県側の斜面も綺麗ですが、目の前しか見えません

10/7 10:40

産沼の近くまで降りてきました。ようやく視界が広がってきました。

10/7 10:43

10/7 10:45

産沼

10/7 10:46

産沼から笊森コースに入ってすぐの湿原とその向こうの斜面

10/7 10:46

こちらの紅葉はこれから最盛期を迎えます

10/7 10:47

10/7 10:48

10/7 10:49

10/7 10:50

湿原にはリンドウやイワショウブ、トウウチソウなどの残り花

10/7 10:53

10/7 10:54

10/7 10:55

10/7 10:58

10/7 10:59

10/7 11:00

10/7 11:02

磐井川源頭の水場の脇を流れる小沢を遡ります

10/7 11:11

裏掛けコースに合流しました

10/7 11:19

裏掛けも綺麗に刈り払いされて歩きやすいです

10/7 11:22

また美しい湿原と紅葉の丘が見えてきた

10/7 11:22

産女川へ合流する沢の源流

10/7 11:24

こちらも見事な神の絨毯です

10/7 11:26

同じ葉なのに緑から赤へ。ここにも錦織。

10/7 11:28

10/7 11:30

10/7 11:32

まだまだ続く紅葉の道

10/7 11:36

10/7 11:38

10/7 11:40

10/7 11:40

10/7 11:40

10/7 11:41

10/7 11:42

10/7 11:47

10/7 11:54

リンドウも鮮やか

10/7 11:55

10/7 11:55

10/7 11:59

10/7 12:02

ドゾウ沢の崩落地。内陸地震で土石流が発生した場所。ロープを見失わないように。

10/7 12:03

岩ゴロの大地に苔の緑

10/7 12:06

ここから発生した土石流で駒の湯が押し流された

10/7 12:10

ドゾウ沢を離れると紅葉もお終い

10/7 12:24

あと2Kほど

10/7 12:25

下のほうに満車状態のいこいの村跡地が見える。土日などはさらに下のハイルザームにも駐車させたらしい。

10/7 12:30

ここいらまで下ると大きなブナの木が出てくる

10/7 12:42

旨そうに見えるが、どうもツキヨタケらしい

10/7 12:51

落ち着いた静かな森の道

10/7 13:03

サルノコシカケ

10/7 13:06

新湯沢に達すると硫黄の香りがした

10/7 13:08

新湯沢はこんな感じ。ドボンしないようにね。

10/7 13:12

ウメバチソウが咲いていた

10/7 13:19

最後の最後、センブリと紅葉

撮影機器：

TG-3 OLYMPUS IMAGING CORP.

E-M10MarkII OLYMPUS CORPORATION

DC-G9 Panasonic

感想

yonejiy

毎年この時期に紅葉を見に訪ねている栗駒山。今年の紅葉は例年よりも遅そうだとタイミングを考えていました。でも知り合いのレコを見るとかなり良さそう。なんとか平日の水曜日に訪ねることができました。
天気は少し微妙でしたが、出かけてみると平日にもかかわらず、県外からの方や何かで大変な人です。地元の山が人気があるのは良いことなのですが、これほどになるとやはり静かな山を求めたくなるのも人情ですね。
山頂付近こそガスの中でしたが、東栗駒山周辺をはじめ、笊森から裏掛けにかけては素晴らしい紅葉でした。今年は赤の発色がよく、栗駒レッドの名に恥じない見事さと感じました。
30年近くぶりの裏掛けコースは、内陸地震の影響でドゾウ沢周辺など大きく変貌していましたが、この時期の紅葉があれほど素晴らしいとは思いませんでした。また新たな栗駒のビュースポットを見つけた思いです。
確かに上りで使えば距離も長く大変ですが、他のコースよりも確実に静かで変化にとんだ登山を楽しめると思います。
それにしても見事な紅葉でした。今回はガスっていたので展望岩頭や秣岳方面にはいきませんでしたが、他の方のレコで見てもそちらも素晴らしかったようです。山頂付近は終わりつつありますが、その下のほうはもう少し楽しめそうです。機会があったら栗駒の紅葉、目にしてください。