新穂高〜黒部五郎岳1泊2日【百名山62座目】
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 33:32
- 距離
- 49.1km
- 登り
- 3,540m
- 下り
- 3,510m
コースタイム
- 山行
- 8:41
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 9:51
- 山行
- 10:11
- 休憩
- 1:56
- 合計
- 12:07
天候 | 10/3晴れ 10/4曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鏡平小屋:オープン中 改修工事中 双六小屋:オープン中 黒部五郎小屋:10/1で終了のため、スタッフの方が片づけしてました。 |
その他周辺情報 | ひがくの湯:700円 登山者割引50円 あんき屋: 飛騨牛鉄板焼き定食1600円 |
写真
感想
北アの百名山で唯一残っていた黒部五郎岳。いつか機会があったら行こうと思っていたが、そうこうするうちに10年は経ってしまったので、ちょうど天気のいい3連休の機会に行くことにした。
<一日目>
わけあって金曜から3連休だったが、いつものように木曜夜に出発するには準備と気力が足りず、金曜夜から出発。なので1泊2日でピークを仕留めないといけなくなりぎりぎりの日程。いくら新穂高は岐阜側で近いといっても片道400kmはあり、到着したのは午前4時半。すでにP5の市営第3駐車場は満車で、鍋平の駐車場へ回される。5時半にようやくスタート。天気はいい。延々と登り双六小屋には昼に到着した。テン場にはテントが60-70張りもあって盛況。同時刻に到着した人らはここでテントを張るみたいで、この先まで行く人はいない。黒部五郎小屋や三俣小屋も閉まっているらしいことを鏡平小屋の掲示で知り、どうしようか迷ったが、天気も落ち着いているので進むことにした。
三俣蓮華岳までの巻き道では、おそらく前日に双六にテント泊をしてピストンしている人と、そこそこ会った。しかしそこから黒部五郎方面へはほぼ人はいない。自分の歩く少し前に、この日テンバで一緒になる単独の方が一名歩いているのが見えただけである。15時半にようやく黒部五郎のテン場に到着。先着はさきほどの人と合わせて単独男性が2名。その後単独男性が2名到着し、この日のテン場は単独男性のテントが5張り。テントの色が全員異なってカラフルだった。誰かのラジオから聞こえるH2Oの思い出がいっぱい、クリスタルキングの大都会が、懐かしかった。夜からは曇ってきてしまい、星空は見えなかったが放射冷却がなくそこまで寒くなかった。荷物を背負っての12時間行動だったので相当疲れて、18時にはそうそうに寝付いた。
<二日目>
今日中に新穂高まで降りて、そこから400劼魃薪召靴覆韻譴个覆蕕覆い里如AM2時に起床してちょうど日の出とともに山頂に到着するように出発した。出発してすぐに降りてくる方と出会ったら、テン場に一番に居た方で12時半に出発して山頂を踏んで降りてきたとのことで早い。自分も空身なので比較的サクサク登り、予定よりも早く山頂についてしまった。天気は曇りで一瞬だけ街の灯りがみえたが、ほぼダメ。したがって山頂の写真は真っ暗だし、カメラのレンズが擦り傷だらけのためかフラッシュをたくとうまく撮影できない。前回の光・聖縦走で液晶にヒビが入ったが、今回さらにもう一か所入ってしまった。しかもやっぱり寒さ(風?)で電源がなかなか立ち上がらない。なんとか証拠写真を撮って下山。カールの途中の水場にテントを張っている人がいて、なるほどいい場所だなと。
6時にテン場に戻ってきたら、もう他のテントは一つもなかった。さすが単独者の朝は早い。自分も味噌汁を一杯だけ飲んで片づけて出発。曇っており風も多少あって昨日よりも悪い。金、土、日にすればちょうど天気のいいときに山頂に行けたが残念。双六岳経由しようかと思ったが、この天気では風で寒いだけなので、素直に巻き道を戻る。そうして双六小屋でトイレ休憩、鏡池で食事休憩した以外はほぼ休憩せずに下山。途中はほとんど早歩きだった。最後は新穂高ロープウェイで鍋平高原まで400円で登れば楽ができたことを、新穂高の登山センターについて知ったがいまさら登り返す気力にはなれずに、来た道を登り返して駐車場へ。ちょうど下山で同じ時刻に新穂高に降りた人もロープウェイから降りてきた。
年々カオス化している「きなりの湯」で汗を流し、「あんきや」で飛騨牛を食べて帰宅。しかし途中で疲れてSAで何回も休憩して、到着は深夜1時半。
今回は運転も核心だったが、1日目10時間、2日目12時間の計50kmでかなり疲れた。50kmは3泊4日の中央ア全縦と同じ距離。そりゃあ疲れる。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1598213.html
これで車で(比較的楽に)行ける範囲の百名山はもう荒島岳(と赤石悪沢)しかないので、こういった行きあたりな縦走はこれで終わりだろう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する