南八ヶ岳縦走 硫黄岳・横岳・赤岳 雲の上から最高の眺め
- GPS
- 14:22
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,641m
- 下り
- 1,985m
コースタイム
- 山行
- 3:22
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 4:19
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 2:21
- 合計
- 9:05
天候 | 雨/晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
帰り:八ヶ岳山荘からタクシーで茅野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・桜平−硫黄岳2760m−硫黄岳山荘 樹林帯の道を行き急登上りになりますが、道は分りやすい。 ・硫黄岳山荘ー横岳2829m 稜線歩き、台座の頭から大同心・小同心、横岳ピークを過ぎて二十三夜峰まで岩稜帯のアップダウンが続きます。ヘルメット着用 ・横岳ー赤岳 2899m ガレ場・クサリ場の急登です。 ・赤岳ー行者小屋 クサリ場・鉄階段の急下りです。 ・行者小屋ー八ヶ岳山荘 南沢は足場が悪いとのことで、北沢を美濃戸口まで行き、林道を山荘まで歩く |
その他周辺情報 | ちのスカイビューホテルで入浴 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ヘルメット
ストック
ネックゲイター
コイン(トイレ)
携帯充電器
折り畳み傘
|
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感想
気になっていた台風が予想外のコースを取ってくれたお蔭で、1日目の山小屋到着時には雨具がほぼ乾いて、2日目は絶好の登山日和となりました。
1日目、桜平から川と化した登山道を夏沢鉱泉・オーレン小屋と継いで上り、硫黄岳の頂上に到着した時には雨が上がり、笑顔で記念撮影。
今回は自宅待機となった相方から雨男と言われたのですが、そんなことなくて逆で晴男なんです。
硫黄岳山荘は私たちパーティーの貸し切りとなり、ゆっくりと飲んで喋って、隣同士の布団に余裕を持って睡眠をとり、2日目に備えることができました。
2日目、4時半に外へ出ると東の空は明るく一面の雲海が広がり今日の晴天に確信が持てた。
稜線を南に行くとやがて硫黄岳山荘が小さくなり、代わりに360度の絶景が見えてきます。北の浅間山、蓼科山、天狗岳、東に金峰山、富士山、南に南アルプス、中央アルプス、御嶽山、西に乗鞍岳、北アルプス。それらが雲海の上にぽっかり浮かんで見える様は、この世のもの思えないくらい神秘的で感動ものでした。徐々に上がる太陽の陽を受けて山の色付きも変化していく様子もキレイ。
景色に感動しながら進むと台座の頭からは本格的な上りとなり、景色を楽しむ余裕はなくなりました。着用したヘルメットを岩稜帯の急登にぶつけながら上り下りして進みますが、時々切れ落ちた足元がヤバいです。
横岳山頂を過ぎると他の登山客とすれ違うようになりましたが、普段の週末にくらべ人が少ないとのことで良かった。
赤岳へのガレ場の急登を上り切れば赤岳北峰と南峰と続き、ついに登頂。そしてまた360度の大展望を楽しめました。時間が許せばずっと居たいと思いました。
文三郎尾根の岩場をハシゴや鎖を伝って行者小屋へ下り、そこから東側を見上げると南北3キロ強にわたる硫黄岳・横岳・赤岳の稜線がハッキリと見られすばらしかった。2日間で辿った道は険しく、とても大きな山でしたが、満足感ハンパなかった。
行者小屋からは当初南沢を下る予定でしたが、足元が悪く時間が掛かるとのことで、赤岳鉱泉経由の北沢を下り、赤岳山荘でご褒美のソフトクリームを食べ、さらに八ヶ岳山荘まで歩いてゴール。
一つ気になったのは紅葉です。黄色も紅色も色づきがイマイチでこれからどうなるのかと思いました。
台風で大変な山行となると思っていたが、終わってみれば充実した大変満足感の得られた硫黄岳・横岳・赤岳縦走でした。パーティの皆様、大変有難うございました。またお疲れさまでした。
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