御神楽岳(栄太郎新道/蝉ヶ平からのピストン)
![情報量の目安: S](https://yamareco.info/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 09:58
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,612m
- 下り
- 1,600m
コースタイム
天候 | 高曇り→晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
クルマは蝉ヶ平登山口より2.8kmほど手前の三階滝橋までしか入れませんでした。 橋の脇に2台分の駐車スペースがあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●三階滝橋〜蝉ヶ平登山口 およそ2.8kmの林道歩き。 往復でプラス1時間くらいは見ておいた方がよいでしょう。 ●蝉ヶ平登山口〜湯沢出合 蝉ヶ平登山口から湯沢出合までは広谷川本流に沿って、 平坦な道をおよそ3kmほど進みます。 4箇所ほど支沢の渡渉がありますが、岩がツルツル滑るので注意が必要。 特に3つ目と4つ目は要注意です。 また、鉱山跡の先の2つ目の支沢へ向かうへつり道が切れ落ちていて危険。 ●湯沢出合〜高頭 湯沢出合(361m)から高頭(953m)までは岩場の急登となります。 出合からトラバース気味に進んでP535の鞍部で尾根に乗ります。 途中2連のロープがあるところは足元が濡れていて滑りやすいので下りでは要注意。 P535の鞍部からは痩せ尾根を辿りますが、 しばらくは木が生えていて高度感は感じません。 570mの小ピークは直下に鎖がありますが、下りでは見えづらく 南に延びる尾根に引き込まれそうになるので注意が必要です。 570mの小ピークを過ぎると徐々に灌木&岩稜帯となり、周囲の視界が開け始めます。 高度感・露出感も出てきますが落ちたら一発アウトというようなところはありません。 650m付近で蟻の門渡りのようなナイフリッジになった箇所を通過します。 その後、しばらく岩場が続きグイグイと標高を上げていきます。 ところどころで平場があって、ひと息つくことができます。 900m付近で覚道の頭から続く主稜線に乗ります。 直下は草付の濡れた岩斜面となっていて滑りやすいので、 下りでは特にスリップに要注意です。 稜線に乗り進行方向を変えて、ひと登りで高頭に到着です。 ●高頭〜湯沢の頭 高低差およそ230m。視界があまり利かない樹林帯の稜線歩きで、 登山道は灌木に覆われていてちょっとうるさい感じ。 湯沢出合〜高頭間(栄太郎新道)と比べると危険度は減りますが、 ナイフリッジも時折現れます。 湯沢の頭まで来るとようやく御神楽岳本峰が見えます。 ●湯沢の頭〜御神楽岳 雨乞峰との鞍部まで下り、御神楽岳まで250mほど登り返します。 登山道は灌木が覆っていて、引き続きうるさい感じが続きます。 いくつか痩せた岩場があります。 1250m付近の2つの岩峰は西側から大きく巻き、雨乞峰直下は東側から回り込みます。 雨乞峰で室谷からの登山道と合流し、御神楽岳本峰までは10分ほど。 |
その他周辺情報 | 【温泉】 御神楽温泉 みかぐら荘(500円) ※クマが出たそうで露天風呂は閉鎖中でした |
写真
感想
台風で山行きは諦めてた週末でしたが、直前で進路が変わり、
日曜は場所を選べばチャンスがありそう。
紅葉も楽しみたいから東北方面の山を考え、
以前から気になっていた御神楽岳に行くことにしました。
御神楽岳は標高が低く、どれくらい紅葉が進んでくれてるのだろう?
とか、komemameの肋骨は痛みがだいぶなくなったとはいえ、
クサリ場が連続する栄太郎新道は上半身もしっかり使いそうなので大丈夫かしら?
など、出発前は心配なこともありましたが、
案ずるより産むが易し、ということで何はともあれ行ってみることに。
komemameは段差が大きいところや、
手も使うような場所ではまだ少し痛みが出るようで、
立ち止まりながらのゆっくりペース。
登り下りともに予想よりもだいぶ時間がかかりヤキモキしましたが、
無事に下山できてよかった・よかった。
紅葉は湯沢の頭以降はピークを迎えつつありました。
スリリングな栄太郎新道の登下降は刺激的で、
人を寄せつけないような荒々しい急峻な岩壁に終始目を奪われっぱなし。
1400mにも満たない標高ですが、御神楽岳は名峰でした。
紅葉を楽しみに行ってきました。
標高が低かったせいか、真っ盛りとまではいかなかったけど
山頂近くは黄色、赤がとてもきれいでした。
林道以外最初から最後まで気を抜けないコースだったし、
鎖場を過ぎてからは単調で、疲れ切りましたが、
立ち止まっては、振り返っては景色に力をもらいました。
御神楽岳ってすごく登りごたえもあるし、
いい山なのに、この日は誰もいなくてびっくり。
山頂近くで別のルートから来たらしいひとりにすれ違っただけ。
にしても胸の痛みで上半身を使えていないのか、
ふだんだったらヒョイヒョイ登れるところが
うんしょ、どっこらしょといった感じで、身体が重くとても時間がかかってしまう……。
完治まではまだかかるといわれていて、湿布や薬が手放せない状態ですが、
体力が落ち切ってしまわないように、かばいつつだけど少しずつ筋トレやストレッチをしないとならないと思いました。
たっぷり10時間歩いたので、もりもりヒレカツ定食食べて帰りました。
新潟のご飯もしっかり食べて、かなり充実な1日となりました。
おしまい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
danyamaさん、komemameさん、こんにちは。
御神楽岳は私の記憶ではガスる率が高い山なんですが(実際調べたら6回登ったうち晴れ3回ガス3回でした。)良い感じで景色が見れて良かったですね
はるばる新潟の奥地まで来て林道歩きのバイト追加してガスってたら残念ですもんねー(笑)
お疲れさまでした!
ヤマパンさん
こんばんは。
御神楽岳、良い山でした〜(ホント晴れてよかったです)。
ヤマパンさんが6回も登る理由が少し分かったような気がします。
紅葉のシーズンにも関わらず蝉ヶ平からのルートは
ボクたち以外誰も歩いておらずビックリでした。こんなもんなのですかね。
東京から遠いには遠いのですが、
IC降りてからは比較的近いのでがんばれました。
でも、東北道からアプローチすると越後の山って感じがちょっと薄れてしまいますね。
コメントいただき、ありがとうございます!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する