もうけものだった四阿山
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.1km
- 登り
- 893m
- 下り
- 893m
コースタイム
10:30 牧場終点
14:00 四阿山山頂
17:00 あづまや高原ホテル
天候 | 地吹雪のち快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
牧場付近20〜30cmの新雪 牧場から稜線50cm程度の新雪 稜線100cm未満 スノーシュウ・ワカン・スキーは必携です。 アイゼンピッケルは不要かと。 スキーのシュプールは当てにせず自分で地形を読んで 行動するといいと思います。 新雪のため歩きにくい。想定より時間がかかることも あるので時間には余裕を持って行動するといいと思います。 |
写真
感想
私は、前日移動でいつも通り夜中の草津温泉でほっこり。
山の前の温泉ってやめられません。
雪は結構しっかりした降り方で、明日の四阿山中止の
文字が点滅しかけるほどでした。
でも、予想天気図と風向風速上空の水蒸気実況もいいし、
とりあえず登山口で寝る。今年から雪山はじめた初心者も
いるので、天気ダメならまあ赤城か榛名山でお茶濁すつもりでした。
上田側へ下ると雪もやみ雲も合間から満月が覗く状況。
これで放射冷却は無いからまあ暖かいかなと予想して
シュラフに入る。
会社の同僚とその友人が朝8時に来たので入山の準備。
天気は猛烈な風を伴って雪雲が絶えず山頂をかすめる状況。
雲がとれないかもなぁと思いつつ登山開始。
上空の風は強いけど、初心者の練習には丁度いいかなぁと
思いつつ、まっいけるとこまで登って滑落停止や雪洞掘り
の実習でもするか?位のつもりで登り始める。
雪は前日にたっぷり降雪したから極上のパフパフパウダーで
スノーシュー無しで歩くのは無理な位。
山スキー組はスイスイ登って行きましたが、スノーシューは
のんびりです。
おしゃべりしたり,ときどき歩き方のレクチャーしたりして
ゆっくり登る。運動部出身の子は体力が違うので初心者でも
安心です。
ところが,真面目に歩いているのにも関わらず新雪に足をとられ,山頂
直下迄4時間も要してしまう。
まっ山頂は諦めるかな?とも思ったのですが、空の動きが、な
んかいい方に変なんですよね。^ ^
お天気読む事にかけては、多分恐ろしく正確なレーダーを持つ
私としては、登っちゃえと判断。
何せメンバーは体力もあるし、多少帰ろ道が暗くても迷う心配
が無いルートだし、天気が夕方迄に崩れようのないいい状態。
稜線の風も収まり低体温になることもなさそう。
総合的に考えて山頂を目指す事にする。
上に行けば行くほど雪が柔らかくスノーシューを使っている
のにバテてしまうハードな登り。
ペースも落ちたためザックをルート上にデポする。やはり身軽が
一番です。サクサク山頂まで歩く。
山頂に着くと風がピタリと止み冬の柔らかい日差しのなか写真を撮ったり
してのんびりする。山頂の展望は期待していなかったから思いがけない
幸運を拾いました。
少しタイムオーバー気味でしたがメンバーの体調もいいし、
せっかくなので下山時はトレーニングと遊びに費やしました。
帰り道は、新雪の為滑らない滑落停止訓練をしたり横穴式の雪洞の
掘り方実習しました。
下山時は、朝の強風が嘘のように止まったのでカメラマンはときどき
立ち止まって自然の造形美を写真に収めてました。
山がピンク色に染まり日がくれる頃駐車場に到着
ホテルで貸切のお風呂に浸かり薄暮に変わる山並み
を眺めつつ冷えた身体をあっためました。
いつもソロで登る私には新鮮で楽しい一日でした。
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