紅葉と雲海の石鎚山〜瓶壺へ水汲みに
- GPS
- 14:09
- 距離
- 32.4km
- 登り
- 3,207m
- 下り
- 3,236m
コースタイム
- 山行
- 4:49
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 6:08
- 山行
- 6:29
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 8:06
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
東陵は鎖やマークはおろか、手がかりや足がかりも無いので、安易な気持ちで行ってはいけません。(ザイル無し、ヘルメット無しで行ってる方が多いので不思議です) シラサ峠から瓶ケ森までは笹の藪こぎで難儀します。 瓶壺から西之川へは道が細っていてよく滑ります。 |
写真
装備
個人装備 |
コロナ対策でシュラフ
体温計
除菌シート
マスクを各ポケットに
|
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感想
今まで四国の山に登った事が無いので、3日の休みがとれそうだった11月にマイカー・テン泊でと計画していた石鎚山〜笹ケ峰の縦走
11月の石鎚は寒いだろうなの思いと、ヤマレコを見てると今の紅葉が素晴らしそう、山小屋のホームページを見ているとコロナの影響で最高の時期ながらまだ空きがある。
という事で、台風が通過し良さそうな天気予報が出ている事もあり、急遽予定を繰り上げて小屋と夜行バスを予約
小屋の状況やバスの座席番号からすると、行く人はほとんどいないかなと思っていたら、夜行バスもそこそこの乗車率。伊予西条から石鎚へのバスも座れない人が20人程出るなど、やはり秋の石鎚にひかれる人が多いんだなという事を感じました。
さて、夜行バスで伊予西条に到着。今日は石鎚頂上までと早く着いても仕方ないので、ロープウェイを使わずに西之川からスタート
西之川の集落は、まだロープウェイが無かった頃の石鎚登山の基地でだったようで、登山道の脇に古い家や石積みが多数残されていました。
途中カメラを置き忘れたに気づき、40分程ロスをした後成就社に到着、家内の幸せをお願いして石鎚に向かいます。
景色はあまり見えませんが、しっかりした古い登山道を登り、試しの鎖に到着
「鎖はできるだけ持たない」というのが信条ですが、ここは鎖の太さが邪魔をし、足をかける場所がなかなか無い。どうしても腕力で登ってしまい、その長さも相まって体力を使います。(9割程の人が巻き道を行きます)
とりあえず、一ノ鎖、二ノ鎖、三ノ鎖と全て鎖場を登り弥山山頂に到着
すっきりはしませんが、絶壁側にガスがかかり、そればそれでいい雰囲気です。
そして夜、星を見ようと0時頃に外へ出たらガスで何も見えずシュンだったのが、3時頃に出たら天の川は見えずとも満天の星
そして朝には綺麗な雲海に包まれ、また流れが速く、尾根の向こうにどんどん雲が吸い込まれていきます。
この日は日の出が6時15分頃、朝の拝礼が6時からでしたが、いい御来光が拝めそうという事で、神主さんの配慮で拝礼をスピードアップ
おかげで素晴らしい御来光が拝めました。
さて、昨日の天狗岳に登った感じからすると、点々コースながら東陵を墓場尾根から土小屋へ抜けられるかなと思って軽い気持ちで歩きだしましたが、南尖峰に着き、さてこの岩をどうやって越えたらいい? 巻いて進むのかと思い踏跡をたどるが、仁淀川へ降りる道に感じる。
岩は乾いているので滑らないとは思うものの、手がかり・足がかりとも無いため、もし少しでも滑ったら真っ逆さまです。そんなところを荷物を背負って越える自信は無く、弥山に戻り、まともなルートで土小屋へ向かいます。(1時間のロス)
※ もしかしたら超えるのではなく、降りた所をもう少し進んで墓場尾根に行くのかも
土小屋から瓶ケ森までは、展望のいい楽チンハイキング道かと思っていましたが、歩く人が少ないのか、思ってたより細い道
シラサ峠から笹薮へ入りますが、道が見えない程藪が深く、茨の枝もそこらにあって、半袖短パンの身には非常につらいので、血だらけになる前に引き返して車道歩きに変更(また20程のロス)
おかげでタイムアップとなり、残念ながら瓶ケ森には寄れず。少しガスもかかっていたこともあり、UFOラインの宣伝にあるような景色は拝めませんでした(瓶ケ森駐車場付近には紅葉目当ての写真家が多数いらっしゃいました)
瓶壺から西之川へは飛ばせば時間が稼げるだろうから、登山口の温泉に浸かって帰ろうと考えていたのですがこれが大誤算
お目当ての瓶壺で、おみやげ用にと6リットルを確保したのですが、それが結構響く事に。
瓶壺から鳥越までは細い急坂で、私の靴が悪いのか岩や木がツルツル。倒木に塞がれた道を越えるのにも苦労し、水6リットルのせいもあり10回程尻もちを。
また、十郎あれ付近は本当に荒れ道。手をかけた木が腐っていて谷へ1m程転落するはめに。
やっとの事でバス出発3分前に西之川バス停に到着し、温泉は泣く泣く諦めて帰阪しました。
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