雨飾山(テント前泊/雨飾高原ピストン:公共交通機関利用)
- GPS
- 09:18
- 距離
- 18.6km
- 登り
- 1,216m
- 下り
- 1,402m
コースタイム
- 山行
- 6:24
- 休憩
- 2:53
- 合計
- 9:17
12:55~13:30 雨飾高原 露天風呂入浴(場所は雨飾荘、雨飾高原バス停からそれぞれ1〜2分程の道路沿い)
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
・バスタ新宿[7:55]→[11:13※]松本/バス:京王バス ¥3,500 ・松本[14:13]→[16:10]南小谷/電車:大糸線 ¥1,340 ・南小谷[16:23]→[17:04]雨飾高原/バス:小谷村営バス ¥850 ※松本駅周辺の道路渋滞が激しく、30分以上到着遅延。 この為、予定していた接続が破綻し、日没後の到着となるのでした… ○復:雨飾高原→新宿 ・雨飾高原[13:37]→[14:18]南小谷/バス:小谷村営バス* ・南小谷[14:30]→[14:54]栂池高原/バス:小谷村営バス*乗り継ぎ運賃 計¥1,210 ・栂池高原[16:10]→[21:43]バスタ新宿/バス:アルピコ交通 ¥4,900 |
コース状況/ 危険箇所等 |
降雨後により、登山道は全体的にぬかるみ滑りやすい状態です。 周囲の2,000m超級の山々は冠雪していましたが、雨飾山は霜付きのみでした。チェーンスパイク持参しましたが不使用。 |
その他周辺情報 | 雨飾高原 露天風呂/¥寸志(清掃協力費) 雨飾荘が管理する源泉掛け流しの露天風呂で、洗い場等はありませんが、男女分けられきちんと清掃されており、外来向けにも開放されています。 雨飾荘の旅館内の風呂はコロナ禍のため今シーズンは外来入浴を受け付けていませんが、こちらは利用可能です。 https://www.amakazari.jp/spa/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
サンダル
ザック
昼ご飯
行動食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
テント
テントマット
シェラフ
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感想
いろんな渋滞に勝ったり負けたりの山行。
今回の行程を総括するとこんな感じ。
まず一敗。
自家用車を持たない自分にとって、登山口へのアクセス手段はレンタカーまたは公共交通機関利用となる。
レンタカーの場合、その料金形態の為、前日夜に借り夜間移動、少しの仮眠を取り未明に登山開始、正午程に終え、温泉施設を探してカラスの行水を済ませ、カーナビの到着予測と渋滞にやきもきしつつ、24時間内に返却、という流れを取りがち。
ソロの場合、こんなんでコスト的にも気持ち的にも余裕がない事が多い。
この週末は土曜の天気が悪く、自宅でする事もなく時間を浪費するくらいなら、いっそゆったり日中の公共交通移動で前入りしようと考えた。
あずさに乗ってしまえば簡単だが、貧乏性の生き様として出来るだけ安価な方法を考えたい。松本まではバス、大糸線で南小谷まで、最後は村営バスでという計画に落ち着く。
始発(?)のバスは売り切れていたので次発の7時台のものを予約した。これでも松本の接続は30分程あり、多少遅延してもまあ大丈夫だろうと高を括っていたが甘かった。
松本IC迄は快調に進んだものの、下道に降りた途端うんともすんとも言わない。
無情にも大糸線の発車時刻をバス社内で迎える。
思えば前週、レンタカーでの御嶽山からの帰路も、塩尻IC前の下道は全く進まなかった。
信州に限らないのかもしれないが、実家のある地方でも人口は減れども渋滞は減らず、地方の交通インフラは慢性的にこんな状況なのかな。
2時間以上松本で足止めをくらい、今後の教訓と刻む。
結局日没も過ぎた18時頃にキャンプ場に到着。延べ12時間かかった。この計画違いが登山道上でなくて良かった。
そして一勝。
翌朝、厳密なスタート時間を決めていなかったが、なんとなくの貧乏性で、早いに越したことはないと未明から行動開始。
5時半くらいに日が出るつもりでいたが、私の気づかないうちに更に季節は進んでおり、実際には6時頃。結局暗い中を山頂付近まで進んでしまい、この日の登山者の中では2番目に山頂に到着。
すると目の前には今シーズンの初冠雪をすませた北アルプスの峰々、眼下には雄大な雲海、周囲はピークを迎えた紅葉と、まさに絶景のお出迎え。
この景色を人の少ない山頂で独占している、言葉に出来ない贅沢。
記録を見ると1時間ほども山頂にいた様です。
十二分に楽しんだ後は下山。
来た道をすれ違う人・人・人。
すれ違いは上り優先。わかってはいるけれど、何十人と譲り、少し進んではまた何十人。
多少の強引さも出さねば後続もつかえる状況、登山道は狭く、ぬかるみで滑りやすくなっており、ヒーヒー言いながら下山。
待っている時には、同じく下りの人達と、凄い人ですねぇ、やっぱりシーズンですね等と言いながら。
荒菅沢から後ろを振り返ると、山頂までの尾根にびっしりとカラフルな人影が。
枯葉も秋のにぎわいとはこの事かと、失礼な現代誤用を連想してしまいました。
キャンプ場に着き、腹拵えと撤収作業をしていると、キャンプ場の係の方々が慌ただしく行き来しており、その後警察の方も登場。
ちょうどタイミング良く車の防犯ブザーも鳴り響き、車上荒しでもあったかな?と野次馬聴き耳を立ててみる。
どうも登山者や紅葉客が多過ぎて大渋滞しているらしい。登山客の路駐も多過ぎて、これから来る車も帰る車も離合出来ず大変な状態との事。
前日は松本で渋滞にやられたが、ここではバスで来た事で難を逃れる、なかなかに因縁深いものです。
車まみれの車道の間を縫い、鎌池に寄り道もしながら、雨飾荘の脇の露天風呂を拝借し、バスで帰路に着く。
バッジを買いに寄った雨飾荘の方の話だと、今日の登山客は500人だとか。どうやって調べたのかはわからないが、下山時にすれ違った実感でもそれほど疑う数字ではない。
今頃山頂にはどれだけ人がいるだろうと想像しつつ、空いているお風呂でボケっとしていた。
お湯は絶品。
帰りのバスも空き空きでした。
下界で渋滞、登山道でも渋滞と、色んな渋滞に巻き込まれたり込まれなこったりだったが、戦績としては小さな一敗大きな一勝で勝ち越しで終わって良かったなという感じです。
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