大川入山 重い雪で難儀したスノーシュー登山
- GPS
- 06:57
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 971m
- 下り
- 953m
コースタイム
11:55大川入山山頂-12:15下山-12:35最低鞍部-昼食(60分)-14:50横岳-15:35登山道入口-15:45駐車場
天候 | 晴れ-曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
入り口は国道から30mほど西側に入ったデンソー施設分岐点です。 登山道はテープ等の目印がほとんどありません、基本は尾根に出て尾根沿いを進んでいくコースですが、新雪が降ってトレースがなくなると心配ですね。 急登は横岳直下のロープ区間です。帰りの下りはスノーシューだと雪質次第で止まりません。 横岳から大川入山直下の鞍部までアップダウンが続いて長い区間になります。 (我々はこの区間で山頂が見えないため、見えても遠くに見えるため気持ちが萎えました。)またここはスノーシュー、ワカン等がないと埋まって苦労します。 帰りは皆さんおすすめの「ひまわりの湯」です、平日で空いていました、広くていいですね! 600円です。 |
写真
感想
伊那谷に住む者にとって、南側にある山で最近気になっていたのが「大川入山」だ。まだ登ったことがない上に、この時期スノーシュー登山に良い感じで、標高差も小さいし簡単に登れそうなイメージだった。
天気が悪くなる前、トレースが消えないうちに行ってみようと言うことになった。
国道から直ぐの所が入口で、ここからスノーシューを履いていく事にした。
横岳まではしっかりトレースが付いていたので、お手軽気分で登っていく。
横岳からは大きな尾根沿いを進むが、吹きさらしのところが多いせいかトレースが消えかかっている、目印はほとんどないためGPSのルートに従って進む。
この日は低気圧の接近により南風が吹いて気温がどんどん上昇した。出発地点で-5度ほどが尾根沿いで7度ほど、ふかふかだった雪質がべちゃべちゃになってきた。
こうなるとスノーシューの裏に雪玉が出来てまさに鉄下駄状態、ストックで落としても直ぐにできてそのうちにあきらめる、平坦な場所ほど足にかかるダメージが増す。本来ならば軽快に進めるはずの尾根沿いの道が、のしのしと一歩ずつなかなか進んで行く気がしない。時々覗く山頂が遥か遠くに見えて、本当に行けるのかなと気持ちが萎える。
時間的にはそれほどかかったわけでなく、予定通りだった、でも5時間くらいかかって山頂に着いた気分です、それほどの足腰の疲労感だった。
山頂に着く頃には、快晴だった天気も曇ってしまって、いつ雨雪がきてもおかしくないような怪しい天気になってきた。
帰りは山頂直下からの急な下りを、ヒップそりで快調に下ってきた。しかし、A君が雪の上に少し見えていた尖った石にそりの上から尾てい骨を痛打して、戦意喪失。激しい痛みに耐えつつ、帰りの長い行程を雪玉をつけながら、スノーシューでそろりそろりと下って駐車場まで到着した。
風呂に入ってから家に帰ったが、足腰にずっしりと疲れがのしかかってきた。
大川入山、結構手強い山でした。
スノーシューなら低温時のサラサラ雪で履きたいですね。
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