京都北山・巨木の稜線（朽木桑原〜佐々里峠）

2020年10月18日(日) [日帰り]

• GPS: 10:34
• 距離: 43.7km
• 登り: 2,025m
• 下り: 2,035m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:13
• 休憩: 0:20
• 合計: 10:33

7:22 桑原橋
9:12 9:14 三国岳
9:23 9:23 久多方面下山口
11:18 11:20 天狗岳
13:36 13:38 光砥山
14:10 14:10 小野村割岳
14:35 14:35 911ピーク
14:54 14:56 エイリアンの木
15:25 15:27 雷杉
16:27 16:36 佐々里峠
17:10 17:10 久多峠
17:54 17:55 桑原橋
17:55 ゴール地点

天候

高曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

佐々里峠に自転車をデポし、朽木桑原までクルマで移動して登山をスタート。佐々里峠にゴール後、自転車で朽木桑原まで戻る。久多峠越えがきつくて、途中で暗くなってしまった。大腿二頭筋とケツ筋が痛い！
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コース状況／危険箇所等

全般に倒木が多くて、思うように進めず時間がかかる。枝尾根が複雑でルーファイも手応えがある。すくなくとも一般向けではない。
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万一のためロープ（8ミリ×30m）、ATC、ハーネスやツェルトを装備。カウンターアソルト（熊撃退スプレー）も携行したが心は複雑（笑）
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写真

10/18 6:21

朽木桑原の廃社の空地に駐車して出発。この場所の標高は400m。

10/18 6:22

朽木桑原は高島トレイルの終点になる。トイレ舎あり（よく閉まってます）。

10/18 6:23

この針畑川ぞいの林道を西へ行きます。

10/18 6:34

三国岳（さんごくだけ）登山口。

10/18 6:34

そのアップ。

10/18 6:55

この稜線は、春にイワカガミで満開になる。

10/18 8:06

三国岳てまえの分岐。倒木で景色が変わってしまっている。この案内杭も新しい。

10/18 8:11

三国岳（さんごくだけ）山頂959m。樹木で展望は効きづらい。

10/18 8:12

そのアップ。

10/18 8:12

展望が効かない。

10/18 8:22

南側の稜線をくだると、すぐに久多上ノ町への下降路分岐がある。今回は左折せずに直進。

10/18 8:34

ちょっとだけ紅葉が始まった。

10/18 8:38

おっとこれは野生ラン。エビネの一種？　→　ナツエビネです。へへどんありがとう。

10/18 8:43

真っ白なカワラタケ？　→　スギヒラタケ。モモちゃんありがとう。

10/18 8:49

感覚的には直角に近く曲がる場所。今回と反対に進む場合、迷いやすい。

10/18 9:05

P936。三国岳〜天狗岳間はこのピンクテープ案内が正しい。PHプレートは探したが、ここにはなかった。

10/18 9:27

このように踏み跡があればいいが、必ずしもあるとは限らない。

10/18 9:56

天狗岳近くの巨樹。

10/18 10:08

複雑怪奇な育ちの巨樹。

10/18 10:09

パオーン杉とかってに命名。

10/18 10:18

天狗岳山頂928m。ここも倒木で景色が変わってしまっている。

10/18 10:23

根こそぎ倒れた巨樹は痛ましい。しかし、なぜこんなに根が浅い。

10/18 10:32

あまり見ない白髭キノコ。モモちゃんに聞いとこ。　→　ヤマブシタケ。サクちゃん、モモちゃんありがとう。調べてみたら食用キノコとして有名で、中国では四大山海珍味の一つとして扱われているそうです！1．山伏茸、2．フカヒレ、3．ナマコのいりこ（煮干し）、4．熊の手

10/18 10:35

戻ってきてから見つけた天狗岳分岐。稜線を外すな・・・（遭対）とあり。

10/18 11:04

なんじゃこのキノコは？　ももちゃんHELP。　→　キツネタケ老菌。モモちゃんありがとう。

10/18 11:12

P921。やっと見つけたPHプレート。

10/18 11:12

このカワラタケ？もあんまし見ない。モモちゃーん！　→　マスタケ。モモちゃんありがとう。

10/18 11:28

リュックのウエストベルトに装備したカウンターアソルト。若干、複雑な心境。

10/18 12:21

ここの巨樹の稜線は、珍しいキノコのワンダーランドでもある。　→　ノウタケもしくはマスタケ幼菌。サクちゃん、モモちゃんありがとう。

10/18 12:37

光砥山(こうんどやま、別名：こうどうやま）951mに着いた。展望はない。PHプレートは取り外されたのか？

10/18 12:50

エイリアン木と勝手に命名。一般にそう呼ばれているのはこの先にある。

10/18 13:10

小野村割岳(おのむらわりだけ)932mに到着。

10/18 13:09

小野村割岳の古いPHプレート。もう読めません。PHさん早く交換してください（笑）

10/18 13:36

小ピークにはたいてい巨樹がある。

10/18 13:56

俗称、エイリアン木と呼ばれている巨樹。

10/18 14:00

エッチ木と勝手に命名。

10/18 14:09

この巨樹も立派。

10/18 14:24

こんな場所でOLやったら、遭難騒ぎになるで！

10/18 14:25

この杉だけ、りっぱな案内板がある。

10/18 14:24

雷杉。

10/18 14:36

アップダウンしながら次第に標高をおとしていく。

10/18 15:08

京都大学フィールド科学教育研究センターは、銭儲けにばかり熱心に思えるが・・・

10/18 15:12

演習林からの道に合流する。

10/18 15:14

気持ちのいい稜線。ゴールは間近。

10/18 15:23

紅葉が始まりましたね。

10/18 15:28

佐々里峠が見えました。

10/18 15:29

流星号、お待たせ。日暮れは近い。ここから朽木桑原までがんばって！

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100 SONY

感想

クマ

　京都北山の山深く、巨樹が居並ぶ稜線がある。ここは屋久島かと思えるほどの場所だ。樹齢はいったいどれぐらいなのだろうと想像をたくましくさせるものも多い。しかし、この数年（の台風禍）で根こそぎ倒れているものが多くなった。倒れている巨樹は、平面的な根のかたまりを露わに横倒しになっていて、見ていてとても痛々しく、悲しい気持ちになった。

　登山自体は17kmほどで、あとは自転車で30km弱ぐらいかな。自分にとってかなりタフは山行になったが、心に得られたものは大きい。
‐

コメント

hehe

お疲れ様
今回はももちゃんさん呼びで、私は呼ばれていないけど、来たよ

13の花は夏海老根じゃないかな〜。
8月の終わりにその花目的で佐々里峠から小野村割岳往復したのですが
寒くなったのにまだ咲いてるのですね〜。
その時、小野村割岳のPHさんプレートはちゃんとありましたよ。
クマさん見てるの違う方のだと思う。
コウンド山のは無くなっちゃったみたいですね。(周辺に落ちているかも)

それにしてもP840にそんなプレートが付けられているとは！
雷杉のところにもあるのかな〜・・・。

それにしてもクマがクマを退治するの図・・・。
申し訳ありませんが、ちょっと見てみたかった(笑)

クマ

Re: お疲れ様
へへどん、
コメントはいつも歓迎ですよ。
ボクの鳥や花の先生でもあるしね。

ナツエビネ、確かにこの花でした。
秋の花も終わってしまった時期に、突然咲いていたのでビックラポンです。

あまりＰＨプレートを探す余裕がなかったのですが、結構、地味な場所に掲げてあるので、いつも、きょろきょろしまくってます（笑）

北陸の街で熊に襲われた事件が続いていて複雑な心境です。落ちている栗も小さいものばかりで不作ですね。もしかしたら熊はこのあたりには居らず、もっと街の近くに行ってるのかも知れません。
クマ

サク姉

巨木とキノコ
kuma-san、こんにちわ。

17km程って、kuma-sanには普通なんですねぇ。
プラス30kmの自転車って、さすがです！
キノコはよくわかりませんが、
23. 白髭はヤマブシタケ
29. ノウタケ
かな？

巨木にうっとりです。

クマ

Re: 巨木とキノコ
サクちゃん、まいど。
キノコの名前サンクス。
今回の１７ｋｍは手応えありましたよ。
ルーファイが難しくて、行ったり来たりして悩みました。倒木が多いと視界が効かず、また道が塞がれて思うように歩けないのがつらいです。日照時間の短いこの時期は時間的な制約があるのですが、今回は結局、真っ暗な中、自転車を必死でこいでました。とほほ・・・
クマ

ももちゃん🍄

お呼び？
クマさん直々のリクエストありがとうございます！

では早速…
14はスギヒラタケ
23はヤマブシタケ、頭良くなる成分入ってます。
25はキツネタケの老菌
27はマスタケ
29はそのマスタケの幼菌でしょう

これらは図鑑なしでも分かりました。さて私の分の同定もしないと、とてつもなく多いので…(汗)

クマ

Re: お呼び？
モモちゃん、
同定ありがとさんです。
ボクには見たことのないキノコばっかりだったんですが、
図鑑なしで全部わかってしまったということは、
ぜんぜんレアなやつではなかったんですね。
さすが、キノコ博士、
まいりました。
クマ