摺古木山〜安平路山〜奥念丈岳〜越百山

2020年10月17日(土) ~ 2020年10月19日(月)

• GPS: 23:14
• 距離: 29.6km
• 登り: 2,045m
• 下り: 2,439m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:03
• 休憩: 0:18
• 合計: 4:21

12:18 東沢林道ロープゲート
13:30 13:44 摺古木自然園休憩舎
14:32 14:32 直登分岐
15:02 15:04 摺古木山
16:02 16:04 シラビソ山
16:39 安平路避難小屋

2日目

• 山行: 10:48
• 休憩: 0:31
• 合計: 11:19

5:56 安平路避難小屋
6:53 7:14 安平路山
8:42 8:42 浦川山
11:15 11:17 袴腰山
13:39 13:40 奥念丈岳
13:46 13:47 奥念丈展望地
16:32 16:38 南越百山
17:15 宿泊地

3日目

• 山行: 5:38
• 休憩: 1:02
• 合計: 6:40

6:28 宿泊地
7:02 7:05 越百山
7:46 8:30 越百小屋
9:12 9:20 上の水場
10:03 10:03 上のコル
10:15 10:21 下のコル(四合目)
11:02 11:02 福栃平(南駒-越百分岐)
11:43 11:44 今朝沢橋分岐（二合目）
12:16 12:16 ゲート
13:08 ゴール地点

2日目のログが飛んでいるのはスマホの電池切れによるもの（気温低下によりバッテリーが一気に飛んだ）

天候

1日目：雨、2日目：晴、3日目：晴時々雨

アクセス

利用交通機関：

タクシー

行き：バスタ新宿から飯田駅まで高速バス、飯田駅からタクシーで大平宿の少し奥の登山口まで（7500円）
帰り：伊奈川ダムから3kmほど歩いたところで電波が立ったのでタクシーを呼ぶ（基本は須原まで2500円のところ、温泉に入りたかったので上松まで）

コース状況／危険箇所等

1日目に降った雪により、南越百山・越百山の山頂付近は完全な雪山になっており、少なくとも防寒は雪山の装備が必要です

その他周辺情報

須原に下山すると最寄りの温泉は上松のねざめホテル（日帰り入浴550円）

写真

10/17 12:10

私の手配したタクシーはここまででした

10/17 12:17

10/17 12:42

だいぶん紅葉が

10/17 13:20

まずトイレがあって

10/17 13:23

それから休憩舎に着きます

10/17 13:38

10/17 13:51

10/17 13:57

10/17 14:11

多少崩れたところはありつつも

10/17 14:22

10/17 14:24

直登コースを行きます

10/17 14:52

摺古木山は一等三角点百名山

10/17 14:59

安平路避難小屋へ笹の道を行きます

10/17 15:10

10/17 15:22

10/17 15:55

白ビソ山

10/17 16:27

避難小屋が見えます

10/17 18:51

小屋に置いてあった厚手のシュラフカバーを使わせて頂きました

10/18 5:37

翌朝安平路山へ

10/18 6:04

10/18 6:36

途中から笹に雪が

10/18 6:40

安平路山山頂

10/18 6:53

10/18 7:05

雪笹の中を行きます

10/18 7:13

越百山方面は随分白い

10/18 8:32

10/18 8:32

御嶽を眺めつつ

10/18 9:17

ひたすら漕ぎます

10/18 10:40

ひたすら漕ぎます

10/18 10:56

10/18 11:08

ひたすら漕ぎます

10/18 11:26

ちょっとスペースがあったので休憩

10/18 11:52

袴腰山をすぎたあたり

10/18 12:40

もう一息

10/18 13:19

奥念丈岳到着〜

10/18 13:19

念丈岳が目の前に

10/18 13:33

目指す越百山方面

10/18 13:39

巻ける箇所も

10/18 14:02

10/18 14:11

10/18 14:22

ここまでの尾根を振り返り

10/18 14:26

笹の海は続きますが踏み跡はあります

10/18 15:12

雪のハイマツ

10/18 16:31

南越百山到着

10/18 16:51

この先はこれ
ハイマツが埋もれていますが、踏んだらズボッといきます

10/19 6:26

越百山まであと30分くらいのところで日没
急遽ハイマツの下にビバーク

10/19 6:36

翌朝、ハイマツの上を這っていきます

10/19 6:52

越百山山頂

10/19 6:57

南駒方面

10/19 6:57

10/19 6:57

来た方向
指の感覚が全くないのでここで下山

10/19 7:39

10/19 7:40

越百小屋の休憩室は開放されていました

10/19 8:24

10/19 8:56

伊奈川ダムへ下山します

10/19 9:06

上の水場

10/19 9:48

10/19 10:03

10/19 10:55

下山

10/19 11:19

タクシーが呼べるところまで歩きます

10/19 11:35

10/19 12:11

もみじ荘は廃墟のようでした。携帯の電波が立つのはここから1kmほど先

撮影機器：

COOLPIX W100 ニコン

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え 靴 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

ざざむし

登山口〜摺古木山：タクシーで入りましたが、どこまで入ってくれるから運転手による、という感じです。私の場合はロープゲートまでだったので、休憩舎まで1時間余り歩きました。摺古木山までは普通の登山道です。
摺古木山〜安平路山：笹が覆いかぶさる区間が長くなりますが、踏み跡はずっと続いているので、延々辿れば問題なし。安平路山までは6年前にも来ましたが、今年は笹の茂みが濃い気がします。
安平路山〜奥念丈岳：踏み跡を辿る歩き方では進めませんが、尾根通しに進むとたまに踏み跡らしきものに出会います。尾根によっては長い登りや下りで踏み跡を利用できることがあります（笹の凹み具合で判断。あとハイマツ横を通る踏み跡が多い）。それ以外の場所は腕力で背の高い笹を掻き分けつつ進むしかないので、かなり体力を消費します
奥念丈岳〜越百山：踏み跡もわかりやすくなり目印も若干多めなので、奥念丈岳までよりは楽に進めますが、南越百山の手前あたりで2ヶ所に深いハイマツの藪があります。きれいにクリアするのは難しいので、ガンガン乗っかっていきました。

私の場合は南越百山の手前のハイマツをよじ登ると、完全なる雪世界に変わっておりました。夏道はもちろんなく、安心して踏めるほどの雪もなしで、足元の見えないハイマツの踏み抜きに悪戦苦闘しながら進むことになりました。これにより越百山手前までで1時間以上かかり、あえなく日没〜雪中ビバークとなりました（ハイマツの下に潜り込んで寝ました）
翌朝30分ほどで越百山登頂しましたが、雪山用の手袋を持参しなかったので指が限界でこのままでは凍傷になりかねないと思ったので、空木岳まで行かずに伊奈川ダムへ下山しました。
これからのシーズンは天候次第で雪山になりますので、それなりの装備が必要です。