燧ヶ岳(沼山峠から見晴新道を経て御池へ)
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- GPS
- 11:12
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,160m
- 下り
- 1,346m
コースタイム
- 山行
- 3:14
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 3:30
天候 | 20日:曇り時々晴れ、21日:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り)御池→会津高原尾瀬口駅(会津バス)、⇒〈会津鉄道・野岩鉄道・東武鉄道〉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
沼山峠から尾瀬沼を経て見晴までの殆どが木道で(乾いていれば)快適に歩ける。 燧ヶ岳登山道では危険な所はないが、登り下り共にぬかるみ混じりの岩ごろの急坂があって非常に歩き難い。 |
その他周辺情報 | 檜枝岐温泉(バスを途中下車して) |
写真
感想
10月になっても天気は今ひとつ、ようやく2日間の晴れ予報に期待し、久しぶりに尾瀬に行くことにした。
今回は福島側から入り、福島側に戻るルートとした。尾瀬ではもう紅葉期の終盤にあるが、草紅葉と尾瀬沼と燧ヶ岳からの展望というチャームポイントへの期待がある。
初日は沼山峠から見晴までほぼ全域で木道歩きだ。心配した濡れて滑りやすいこともなく快適に歩ける。空は曇ってはいたが、大江湿原の草紅葉や尾瀬沼からの燧ヶ岳の眺めが素晴らしく沼尻から樹林帯の中の単調な道も名残の紅葉を楽しみながら予定よりも早く、見晴の宿(桧枝岐小屋)に着いた。
宿はコロナ対策だろうか10人くらい入れられる部屋を個室代わりに使い快適に過ごせた。またGoToキャンペーン対象となっているのもありがたい。
2日目、快晴で気温は-7℃という。足元は白くなっているがそれほど寒く感じない。この日は燧ヶ岳登山、途中に延々と続く樹林帯をひたすら頂上を目指して頑張るだけだ。道のドロンコ状態と滑りやすい岩や木の階段に悪戦苦闘。ようやく森林限界を脱して視界が開け、眼下に尾瀬ヶ原の風景が広がり途端に気分が変わる。
頂上の柴安瑤らは文字通りの大展望が広がる。尾瀬周辺から日光の山、会津駒ヶ岳、そして遠く頸城の山まで多少かすんではいるが素晴らしい眺めだ。
燧ヶ岳は5峰から成るというが、双耳峰のように見える。柴安瑤伴,砲爐う爼瑤澄山頂票を見る限り爼瑤鷲弦發2番手とあって粗末に扱われているようだが、岩の頂上でむしろ柴安瑤茲蠅眥詐紊蕕靴いもしれない。
ここからは平ガ岳から奥只見や越後の山並みがよく眺望できる。
下りは会津側の御池に向かう。このコースは途中の2つの湿原が魅力だ。熊沢田代と広沢田代、熊沢田代で静かでゆったりとしたひと時を過ごすという贅沢を味わえる。
ただ両田代に行く間には見晴新道と同様に歩き難いぬかるんだ岩ごろの急坂が付いており、何も考えずにひたすら下ってようやく御池に着き、ホッとする。
その後、檜枝岐で途中下車して温泉にゆっくり浸かり、秋の終わりの尾瀬の山旅を終えた。
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