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Yamareco

記録ID: 266531
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雪山ハイキング
丹沢

【関東100】大倉から三ノ塔、塔ノ岳、小丸尾根を周回

2013年02月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:25
距離
17.8km
登り
1,594m
下り
1,591m

コースタイム

7:07 大倉発(標高295m)
7:29 林道から登山道に入る(395m)
7:48 鉄塔(535m)
8:12 牛首(一旦林道に出る)(630m)
8:33-40 ベンチで休憩(770m)
9:45-55 三ノ塔(1205m)
10:28-42 烏尾山(1136m)
11:05 行者ヶ岳(1185m)
11:52-57 新大日(1340m)
12:45-13:18 塔ノ岳(1491m)(昼食休憩)
13:40 金冷シ(1370m)
14:00 小丸尾根分岐(1345m)
15:22-28 二俣(525m)
16:17 大倉バス停20分の標識(350m)
16:32 大倉着(295m)

■所要時間:9時間25分
■歩行時間:532分(小休止含む、昼食休憩除く)
標準CT(512分)の1.04倍。
■距離:20.08km(東丹沢登山詳細図掲載の実測距離の合計)
■累積標高差:+-1,650m(地形図の等高線読取り)
■行程量(下り0.5倍補正):20.08/0.5+1650/50+1650/100=89.66P(★★★)EK44.83
■ラップタイム:5.93分/P(マイペース登高能力:+379m/h、ランク掘法壁現CT:5.71分/P、+394m/h)
■エネルギー定数:532*0.03+1.65*10+1.65*0.6+20.08*0.3=39.474
■山のグレーデイング:4B+
■カロリー消費量:39.474*(79.0+(11.3+9.5)/2)=3,529kcal
※各指標の説明を、プロフィールの欄に書いています。
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
6:32 小田急で渋沢着
6:41 渋沢駅北口発(神奈中バス)
6:56 大倉着

■行き帰りともに「丹沢・大山フリーパスB」を使用。  

コース状況/
危険箇所等
■登山届は渋沢駅北口バス停、大倉バス停で提出可能。
■大倉バス停前の売店は朝の7時でも開いていた。
■登山靴の泥を落とせる水洗い場が大倉のトイレ前にあり。
■表尾根(三ノ塔〜塔ノ岳)と鍋割山稜(塔ノ岳〜金冷シ〜小丸尾根分岐)の稜線にはシャーベット状の残雪あり。雪が消えた所では泥田になっている所が多い。
■雪が足につっかかったり、雪を踏みぬいたり、人の足跡に合わせて歩いたりするため、稜線歩きは結構疲れる。
■三ノ塔から烏尾山に向かう下り道では、雪の表面が一度融けて再凍結している場所あり。横に避けて通った。
■三ノ塔尾根では、800m付近の平坦地と三ノ塔の頂上近くに残雪あり。
■小丸尾根では、頂上付近以外は雪はない。
■6本爪の軽アイゼンを持っていったが使わず。
午前7時頃の大倉バス停前。
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午前7時頃の大倉バス停前。
日が登ってきました。これから長い一日が始まります。
日が登ってきました。これから長い一日が始まります。
戸川公園のつり橋を渡ります。
戸川公園のつり橋を渡ります。
対岸の公園の散策路を登っていきます。
対岸の公園の散策路を登っていきます。
林道から分かれて登山道に入ります(標高395m)
林道から分かれて登山道に入ります(標高395m)
なだらかな登山道を行きます。全然雪がないじゃん。
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なだらかな登山道を行きます。全然雪がないじゃん。
鉄塔の下まで来ました。
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鉄塔の下まで来ました。
650mのピーク。
一旦、林道に出ます。牛首と呼ばれている所です。車止めの前に5,6台駐車できるスペースがありました。
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一旦、林道に出ます。牛首と呼ばれている所です。車止めの前に5,6台駐車できるスペースがありました。
牛首から再度、登山道に入ります。
牛首から再度、登山道に入ります。
杉林の中を登って行きます。
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杉林の中を登って行きます。
ベンチで休憩(標高770m)
ベンチで休憩(標高770m)
標高800m付近の平坦地にちょっと雪が残っていました。
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標高800m付近の平坦地にちょっと雪が残っていました。
この先、傾斜が急になってきます。
この先、傾斜が急になってきます。
だんだん雪も多くなってきます。
だんだん雪も多くなってきます。
いきなり三ノ塔避難小屋に写真が飛んでしまいます。三ノ塔の手前では、斜面を登ることに専念して写真をとるのを忘れていました。
いきなり三ノ塔避難小屋に写真が飛んでしまいます。三ノ塔の手前では、斜面を登ることに専念して写真をとるのを忘れていました。
三ノ塔から大山方面の眺め。
三ノ塔から大山方面の眺め。
これから向かう塔ノ岳方面を眺めます。
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これから向かう塔ノ岳方面を眺めます。
烏尾山に向かう下り道。
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烏尾山に向かう下り道。
三ノ塔と烏尾山の間にあるキレット。
三ノ塔と烏尾山の間にあるキレット。
烏尾山の頂上。このあたりは泥だらけ。歩く気力が失せて、三ノ塔頂上に引き続き、再び休憩。
烏尾山の頂上。このあたりは泥だらけ。歩く気力が失せて、三ノ塔頂上に引き続き、再び休憩。
烏尾山で作った抹茶ミルク。
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烏尾山で作った抹茶ミルク。
この先、このような残雪の中を行きます。
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この先、このような残雪の中を行きます。
行者岳。二万五千図に記されている行者ヶ岳よりも二つ手前の小ピーク(標高1185m)に標識が立っています。
行者岳。二万五千図に記されている行者ヶ岳よりも二つ手前の小ピーク(標高1185m)に標識が立っています。
これから向かう新大日、塔ノ岳方面。
これから向かう新大日、塔ノ岳方面。
鎖場を下ります。途中の踊り場に残雪がありましたが、岩の上には雪はついていませんでした。
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鎖場を下ります。途中の踊り場に残雪がありましたが、岩の上には雪はついていませんでした。
キレットを渡ります。
キレットを渡ります。
このあたりは日当たりが良くて雪は残っていませんでした。
このあたりは日当たりが良くて雪は残っていませんでした。
斜面崩壊が進んでいます。
斜面崩壊が進んでいます。
崩壊斜面を歩かずに済むように、木の階段が整備されています。
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崩壊斜面を歩かずに済むように、木の階段が整備されています。
新大日の手前で後ろを振り返ると、三ノ塔と大山が見えました。新大日の手前の坂は、完全に泥田状態。
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新大日の手前で後ろを振り返ると、三ノ塔と大山が見えました。新大日の手前の坂は、完全に泥田状態。
新大日(標高1345m)の頂上。ここに登るまでの道で難儀しました。
新大日(標高1345m)の頂上。ここに登るまでの道で難儀しました。
木ノ又小屋の横をとおります。
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木ノ又小屋の横をとおります。
本谷沢の上部
かなり崩壊が進んでいます。
かなり崩壊が進んでいます。
塔ノ岳へ向かう稜線の道。雪の残っている場所と雪が解けて泥田の場所があります。
塔ノ岳へ向かう稜線の道。雪の残っている場所と雪が解けて泥田の場所があります。
塔ノ岳に向けてあとひとガンバリ
塔ノ岳に向けてあとひとガンバリ
尊仏山荘が見えてきました。
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尊仏山荘が見えてきました。
やっとのことで塔ノ岳山頂に到着
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やっとのことで塔ノ岳山頂に到着
富士山を見られました。
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富士山を見られました。
蛭ヶ岳も見えました。
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蛭ヶ岳も見えました。
檜洞丸とその向こうに大室山も見えました。
檜洞丸とその向こうに大室山も見えました。
今日のお昼は、チゲ風のカップラーメンに餅をトッピング。
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今日のお昼は、チゲ風のカップラーメンに餅をトッピング。
金冷シまでの稜線の下り道にも雪が。
金冷シまでの稜線の下り道にも雪が。
鍋割山稜に入ります。
鍋割山稜に入ります。
ブナの大木
ブナ林が広がっています。
ブナ林が広がっています。
小丸尾根分岐。ここが小丸尾根を下る入口になっています。
小丸尾根分岐。ここが小丸尾根を下る入口になっています。
小丸尾根の最上部から下界を眺める。
小丸尾根の最上部から下界を眺める。
つづら坂を下ります。
つづら坂を下ります。
どんどん下って行きます。
どんどん下って行きます。
これは何かの跡。
これは何かの跡。
唯一の登り返し
このような標識が設置されています。
このような標識が設置されています。
林道に下りてきました。
林道に下りてきました。
二俣の丸木橋。
あとはひたすら林道歩き
あとはひたすら林道歩き
大倉に抜ける道を表示する標識
大倉に抜ける道を表示する標識
大倉への抜け道
このような所に出ました。
このような所に出ました。
大倉バス停前に無事到着
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大倉バス停前に無事到着

感想

 これまでに行っていなかった三ノ塔尾根と小丸尾根を通る周回コースで大倉から塔ノ岳に登る計画を立てました。
 当初は車で大倉まで行くつもりでしたが、前日になって、車を使わせてもらえなくなり、往き帰りともに電車・バスになりました。

 渋沢駅始発のバスは、7時前に大倉に到着しました。ちょうど日が昇ってきたところで、良い天気になりそうです。他の乗客が大倉尾根方面に向かう中、1人だけ風のつり橋に向かいました。

 冬枯れの三ノ塔尾根を登ります。1月14日の大雪から3週間がたち、標高の低い所には全く雪はなく、標高770m付近にあるベンチまでは登りも緩やかで途中休憩もせずに歩きました。その先、800m平を過ぎてから三ノ塔の頂上までは登りがきつくなり、写真を撮るのを忘れて歩きに専念しました。

 ここまでは順調でしたが、表尾根の稜線に出てからは、前日の暖かさによるのか、シャーベットになった残雪と泥田の道が続いて一気にペースが落ちました。三ノ塔から烏尾山まで歩いただけで、すぐに休憩をとりたくなりました。日が暮れるまでに大倉に戻れば良いと割り切って、途中で小休止を取りながら、やっとのことで塔ノ岳にたどり着きました。結局、大倉→三ノ塔よりも三ノ塔→塔ノ岳の方が時間がかってしまいました。

 塔ノ岳の頂上では、ちょうど富士山が顔を出していたので写真に収めました。1時を過ぎてからは完全に雲の中に隠れてしまったので、見られてラッキーでした。

 途中の休憩でオニギリを食べ尽くしていたので、塔ノ岳ではカップラーメンだけの昼食となりました。少しでも腹持ちがするように、お湯ですぐに軟らかくなる災害用(しゃぶしゃぶ用?)の餅をカップラーメンに入れて食べました。

 昼食後は、予定どおり小丸尾根を下りることにしました。金冷シまでは残雪の下り道でしたが、持っていた六本爪の軽アイゼンは使いませんでした。

 金冷シから鍋割山稜に入るとブナ林が見られます。いつの季節に来ても景観の良い所です。

 小丸尾根は、稜線付近に雪が残っていただけで、泥田にもなっておらず、無理せずに歩いて下ることができました。最後に、林道を約1時間歩いて大倉に到着しました。

 今日は、まる一日を使っての山行になりました。丹沢は山がデカくて、歩きごたえがあります。また、次のプランを考えていきたいと思っています。

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