赤岳〜2回のコースロスト反省点沢山の雪山登山
- GPS
- 11:30
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,547m
- 下り
- 1,546m
コースタイム
5:00 美濃戸口
6:00 美濃戸
8:00 行者小屋
9:30 地蔵の頭
10:15 赤岳山頂
11:30 阿弥陀岳山頂
12:30 行者小屋
13:15 赤岳鉱泉
15:00 美濃戸
16:00 美濃戸口
各区間標準タイムで計画
実際のコースタイム
8日23時美濃戸口駐車場到着後仮眠
9日
4:45 美濃戸駐車場出発
5:40 美濃戸
7:50 行者小屋
9:00 地蔵尾根ルートロスト
9:20 行者小屋
9:30 文三郎尾根ルートで再出発
11:30 赤岳〜中岳分岐
12:05 赤岳山頂
12:20 下山ルートロスト
12:30 正規下山ルート復帰
13:15 昼食
14:00 行者小屋
15:15 美濃戸
16:05 美濃戸口
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰り:美濃戸口〜中央道小淵沢IC〜圏央道〜関越道所沢IC 笹子トンネルが9日から全面開通しましたが、帰りの中央道は渋滞無し。 (ただし、首都高は大渋滞だったので、帰りは圏央道経由で帰宅。) 事故の影響は大きいようです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■美濃戸口〜美濃戸 凍結した林道です。 車でいく場合は、4WDはスノータイヤ、 普通車はスノータイヤとチェーン必須です。 危険箇所はありあせん。 ■美濃戸〜行者小屋 トレースから外れると踏み抜きますが、 トレース上は踏み固められているので ノーアイゼンでも大丈夫です。 トレース、目印ともにしっかりしているので、 コースロストの心配も無いと思います。 ■行者小屋〜地蔵尾根ルート(コースロストしました) 行者小屋から地蔵尾根ルート方面に明確なトレースが ありましたが途中から二手に別れ、いずれもその先で 不鮮明に、、、 別の2人組のに先行していただき、先に進みましたが 途中GPSで確認すると尾根半個分正規ルートから 外れていることが判明。 その場所からラッセルで正規ルートに戻ろうとしましたが、 腰まで埋まるほどの積雪量に断念。 行者小屋まで戻り、改めて登山者の多い文三郎ルートで 登ることにしました。 結局、地蔵尾根へのトレースは確認できませんでしたが 写真にあるトレースは間違いなのでご注意ください。 ■行者小屋〜赤岳山頂(文三郎ルート) 夏場は階段が続くルートですが、今の時期は完全に雪で埋もれて います。 中岳〜赤岳分岐までは雪も柔らかく、風もありませんでしたが 分岐後は強風が吹き、雪も固く凍っていました。 ピッケルも深く刺さらない固い氷雪の急登ですので、前爪付きの アイゼンは必須です。 また、強風が吹くのでバランス確保の意味でピッケルまたは ストックも必須です。 (どちらかといえばピッケルの方が良いと思いました。) 登山者の数が冬山と思えないほど沢山いました。 コース中は人一人がやっと通れる位狭い場所もありましたので、 すれ違う際には滑落等の事故に気をつけましょう。 ■赤岳山頂 終止強風が吹いていましたが、この日は快晴で360度で すばらしい風景が楽しめました。 |
写真
感想
前回の北横岳に続き天候に恵まれ、
とても楽しい山行でありましたが
反面、反省点も多い山行でした。
スブ
・登山計画にアイゼン等の装着時間の考慮が足りなかった。
思っていたより時間がかかる。
装着には20〜30分は見るべきだった。
・計画時間の雪山割り増し計算が甘かった。
今まで行った雪山はハイキングコースだったのに
今回もその延長で考えてしまった。
今回、行者〜山頂まで通常2時間の所、3時間掛かった。
装備重量は大した事無かったし、休憩を多く取った訳でも無いのに
これだけ時間が掛かったのはやはりアイゼンのを履いた登山が
如何に体力を消耗するかを示している。
実際下山時の消耗具合は、夏にテント泊縦走した時のそれに
匹敵していた。
・雪山での凍結対策
前回の北横で判っていたのに、ペットボトルをそのまま
持って行って凍結してしまい苦労した(笑)
また、前回にも増しておにぎりは完全凍結(汗)
雪山でおいしい食事をするには、より工夫が必要と実感した。
・アイゼンを着けての転倒
今回下山時に3回転倒した。
疲れて足が高く上がらなくなっている事が原因と思われるが
雪山ではピッケルなどを持っているので、不用意に転倒すると
危険なので注意が必要と思った。
また、グループで行動する際は、同行者が転倒した際に
アイゼンやピッケルが接触する可能性があるので、
少し距離をおいた方が良いのかもしれない。
モグ
・装備不十分
明らかに装備不足の上、雪山という認識も不足している。
いつもみんなに指摘されていることだが、今回について言わせていただくと
・ヘッドライト
・ピッケル又はストック
・フェイスマスク
・行動食
以上に関して、計画にも明記してあるものについてすら
持ってきていなかった。
確かに今回も含め、今までは何とかなってしまっているが
一瞬の不注意や油断で事故に発展しかねないのが登山なので
最低限の安全率を確保する為の装備は、常に持参してもらいたい。
今後2000m級の雪山に登るなら。
・ヘッドライト
・ピッケル
・雪山又はスキー用のウェア
・ネックウォーマー又はフェイスマスク
以上は絶対に用意して望んで貰いたい。
以上、細かい事を書いたが、いろんな事を身をもって感じる事が
出来た有意義な山行だった。
ここ最近はユル目の山行続きだったけど、今回は久々のガッツリ系(笑)
修行系好みのエイジには是非きてもらいたかったなぁ〜(^з^)-☆!!
スブの感想欄に」粗方書かれてしまったが、準備不十分でした。もっと装備にお金をかけないとね。
特に防寒対策はしっかりとしないと、本当に凍傷になってしまう。行者小屋で手袋をほんの数秒外しただけで大変なことになってしまった。何せ手袋の中の汗が凍ってしまうのだ。
また、顔や頭も何かしらの防寒対策を施さないと痛い思いをします。登山中スブに鼻が黒ずんできたぞと脅されてしまった。(笑)
行者小屋から先は急坂続きなのでアイゼンでの歩きも気をつけないと命の危険もあるかもしれません。フカフカの雪道から氷の部分もある道になるので、足場をしっかり確保しながら進みました。
天気は最高だったものの山頂近くは、やや風があり寒さはマックス。登頂後も、そこでお昼ご飯を食べる気にはなりませんでした。
しかし山頂からの景色は本当にきれいだった。富士山も見えました。南アルプスもよく見えました。
頑張った後のご褒美です。
下りの途中で昼食を取り、急いで下山する途中で二人ともボロボロで口数はいつもより少なく、スブは3回くらい転んでました。
なぜそんなにボロボロになってしまったのか?
普段履きなれないアイゼンで歩行バランスが崩れたからなのか?だとしたら、こまめにアイゼンを外すことも必要になる。
今後の課題の一つです。
今回の山行を是非今後に生かしたいと思いました。
お疲れ様。
無事で何よりです。
ハードな山行だったようですな。本格的な雪山恐るべし。
すぶ、買ったピッケルが大活躍。
飾りじゃなくなった瞬間に立ち会えず残念。
俺のはいまだ飾りです。
反省点、色々あったみたいだけど、次の山行に生かして
下さい。
俺は風邪から回復直後だったので、遭難確率低く、ラッセル確率皆無の丹沢に行ってきました。山頂はガスガスでした。そのうちアップします。そのうちね。。。
モグの準備不足は相変わらずのようだな。
でもさすがに今回はちょっと懲りたのでは?
改善を期待します。
先般、アイゼンを購入する時、モグがmont-bellに付き合ってくれたんだけどそこで一言。
「ネックウォーマーはあった方がいいよ」
その一言で即購入しました。がぁ、本人が持参していなかったとは(笑)。
お疲れさまでした。
やはり雪で覆われた山は美しいね。ぜひ行ってみたいので、体力強化に努めます。
ヘッドライトなんて千円ちょっとで買えるよ。
ピッケルはともかく、もっとお金かけないと、とかいうレベルではないのでは。
パソコン買ったらWebでお買い物が便利なのでオススメです。
俺はなにかとAmazonになっちゃう。安くて送料無料がたまらん。
雪の赤岳、やられたな〜
さらに差をつけられました^_^;
しかし、かなり楽しめたようでなにより。まさに雪山の醍醐味満載だったね。
それにしても、相変わらずのモグの登山スタイルは、ある意味、中年登山のハードルをぐんと下げてくれるよね。
とはいうものの、元ボーイスカウトととしては、『備えよ常に』は実践して欲しいものである。
みんな気になってるようだし…
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