卯月山・鬼ヶ城山 南信州の奥深い里山へ
- GPS
- 04:20
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 784m
- 下り
- 765m
コースタイム
08:45登山口
09:15卯月山山頂09:35
09:55登山口
【鬼ヶ城山】
10:30登山口
12:00鬼ヶ城山山頂12:40
13:40登山口
天候 | 午後まで周りの山々がくっきり見える晴天でした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道「飯田IC」降車 飯田市街地から国道256号線に入ります 水神橋を渡り、256号線を行き 「水元バス停」を右、「小野子バス停」で左折 集会所のある突き当たりで右折するとすぐ道路終点です 車を停める余地があります (集落内の道はわかりにくく、地元の方にお聞きになった方が良いかと思います) 【鬼ヶ城山】 国道256号線に戻り、「下平」から県道83号線を経て 国道251号線に入り「氏乗集落」を目指します 左側に「鬼ヶ城神社奥の院入口」の標識が見えたら左折し、道なりに行きます 途中、食害防止ネットがあり、ゲートを開閉して通過します 鬼ヶ城沢川を渡る橋の手前に車を停めるスペースがあり 橋を渡り切った場所にある尾根が登山口です 林道は橋の手前まで除雪されていました |
コース状況/ 危険箇所等 |
【卯月山】 登山口に標識等は一切ありません 石碑と祠を左横に見る道が登山道です 廃道になった林道と思われる広さがありますが、藪がうるさくなってきています 道が細く、凍結している北斜面のトラバースは アイゼンを付けるほどではありませんがご注意ください また、道が錯綜していますので復路に注意してください 特に危険箇所はありません 【鬼ヶ城山】 登山口からいきなり痩せ尾根をしゃにむに登り続ける急坂です 高度が上がるに連れ、凍結箇所が増え、木の枝に掴まりながら登りました 下山時はあらかじめアイゼンを装着しました 下山時、滑落に注意です |
写真
感想
夏焼山・兀岳に続く南信州の奥深い里山シリーズ第二弾です。
予想外に素晴らしく晴れた日になり、大満足の二山登頂達成ができました。
桑沢山への林道で思わぬアクシデントに見舞われて災難だった
わがCLも今日の二山達成で気を良くしておられるでしょう。
おめでとうございます。美味しいビールを飲んでいらっしゃると思います。
今回は、私が出発時刻を間違えるというとんだトラブルを引き起こしてしまい、
皆様にご迷惑をおかけいたしました。大変申し訳ありませんでした。
そのせいかどうかわかりませんが、二山とも
恐るべき健脚の皆様が鬼神も驚く健脚走行力を発揮して下さり
予定時刻より大幅に早く下山することができました。
重ねてお礼申し上げます。
卯月山は、干支にちなんで、兎年には登山者がいるようですが
村の方も殆ど登山しないようです。
標識も一切なく、登山道も荒れてきています。
松茸の出る山のようですので、登山は季節をはずした方が良いでしょう。
所々不明瞭な箇所もありますが、踏み跡を探しながら歩くと
テープなども木の枝から下がっています。
平坦な尾根に出て、北側に山腹を巻き、林道に出会うとひと登りで山頂。
西側に明るい伊那谷の開けた風景が目に飛び込んできます。
中央アルプスの全てが見えているような素晴らしさです。
こんなにはっきりくっきり、中央アルプスの全貌が眺められて感動!
名の知られない小さな山ですが、眺望は超望です。
山頂での楽しいおやつタイムの後、次の山に向かうべく下山にかかります。
皆さんの健脚ぶりは以前から百も承知なのですが、
殊に下山の早さは呆気にとられるほどで、ついて行くのが大変です。
舞うように下山し、車に乗り込み、本日の主目的地へ。
鬼ヶ城山は、その奇異な名前に惹かれる山です。
どんな山なんでしょう?わくわくしてくる気持ちを抑えられません。
「氏乗集落」の氏神様をお祭りしている山全体が神社だそうです。
林道を辿って入る奥深い山ですが、除雪もされており不思議な感じがします。
それに、以前は車で入れなかった奥まで行け、時間短縮もできました。
登山口からはやおらの急登、その急登が最後まで延々と続きました。
ガイドブックでちらりと読みはしましたが、これほどとは…
これは是非とも、わが急坂を愛する会に登録させていただきたい登山道です。
しかも登るに従い、凍結箇所が思わぬ恐怖を誘います。
登りはなんとか、木の根・木の枝にすがって登りましたが
下りはとてもアイゼンなしで歩く自信はありません。
大汗、冷や汗をかいて着いた山頂は針葉樹林に覆われ
眺望がなく、僅かに木の枝を透かして氏乗山の稜線らしき尾根が見えるのみです。
その尾根に繋がる尾根は山頂にはなく、一旦激下りを我慢して
また登り上げねば到達できない様子ですので
鬼ヶ城山が如何に険しい独立峰であるかが見てとれます。
ガイドブックには社殿裏を下り、奥の院を経て氏乗山に至る道があると
記されていますが、覗きこんだだけで、即今日はやめておこうという気分、
なにしろ下りが心配ですから、昼食後早々にアイゼンを装着。
健脚の皆様において行かれそうになりながら、必死に頑張って
無事に林道に辿り着いた時にはほっとしました。
可愛らしい里山から眺める中央アルプスの景色も素晴らしく、
急坂を愛する会として、久々の激登りも堪能させていただきました。
面白い里山歩きを計画していただき、有難うございました。
次回もサプライズの山歩き、期待です。
CLさま、計画よろしくお願いします。
コメント
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kyom4さん、sanyujinさん、こんばんは。
下伊那の山々たくさんあれど、卯月山を選ばれるとは・・・
私たちは卯月山8:28―野池山9:44―卯月山再び10:50ですから、野池山に向かって下りている頃に皆様が登頂されていますね。
上伊那・下伊那とも多くの山がお待ちしていますので、またお出かけください。(参考にならないコースばかり(ヤブ)ですので、あしからず。)
kyom4さんの山行回数と全国駆けるレコにちょっと驚いています
北信州は深い雪に埋もれ、本格的雪山登山の世界 冬山に自信のないkyom4ですので、近くの山を敬遠しまして、雪の少ない南方面に出没している次第です。
yama-takeさまのレコは以前から度々読ませていただいています
伊那谷の山々を縦横無尽に登っていらっしゃるのですね
坊主岳のレコを拝見し、先日登ろうとして情けなくもあっさり敗退しました
是非リベンジを と目論んでおります。
他にも行ってみたいと思っている山のレコを沢山載せて下さっているので、大変参考になります。
藪は時と場合によりますが…
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