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Yamareco

記録ID: 268314
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雪山ハイキング
甲信越

卯月山・鬼ヶ城山 南信州の奥深い里山へ

2013年02月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
kyom4 sanyujin その他2人
GPS
04:20
距離
4.6km
登り
784m
下り
765m

コースタイム

【卯月山】
08:45登山口
09:15卯月山山頂09:35
09:55登山口

【鬼ヶ城山】
10:30登山口
12:00鬼ヶ城山山頂12:40
13:40登山口
天候 午後まで周りの山々がくっきり見える晴天でした
過去天気図(気象庁) 2013年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【卯月山】
中央自動車道「飯田IC」降車
飯田市街地から国道256号線に入ります
水神橋を渡り、256号線を行き
「水元バス停」を右、「小野子バス停」で左折
集会所のある突き当たりで右折するとすぐ道路終点です
車を停める余地があります
(集落内の道はわかりにくく、地元の方にお聞きになった方が良いかと思います)

【鬼ヶ城山】
国道256号線に戻り、「下平」から県道83号線を経て
国道251号線に入り「氏乗集落」を目指します
左側に「鬼ヶ城神社奥の院入口」の標識が見えたら左折し、道なりに行きます
途中、食害防止ネットがあり、ゲートを開閉して通過します
鬼ヶ城沢川を渡る橋の手前に車を停めるスペースがあり
橋を渡り切った場所にある尾根が登山口です
林道は橋の手前まで除雪されていました
コース状況/
危険箇所等
【卯月山】
登山口に標識等は一切ありません
石碑と祠を左横に見る道が登山道です
廃道になった林道と思われる広さがありますが、藪がうるさくなってきています
道が細く、凍結している北斜面のトラバースは
アイゼンを付けるほどではありませんがご注意ください
また、道が錯綜していますので復路に注意してください
特に危険箇所はありません

【鬼ヶ城山】
登山口からいきなり痩せ尾根をしゃにむに登り続ける急坂です
高度が上がるに連れ、凍結箇所が増え、木の枝に掴まりながら登りました
下山時はあらかじめアイゼンを装着しました
下山時、滑落に注意です
北斜面には雪が残っていますが、朝陽が眩しくわくわく
2013年02月10日 09:03撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 9:03
北斜面には雪が残っていますが、朝陽が眩しくわくわく
伊那谷の向こうにそびえる山は恵那山でしょうか?
2013年02月10日 09:04撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 9:04
伊那谷の向こうにそびえる山は恵那山でしょうか?
あれっ?林道に出てしまいました。
2013年02月10日 09:13撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 9:13
あれっ?林道に出てしまいました。
林道からちょっとの急坂で山頂
2013年02月10日 09:15撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 9:15
林道からちょっとの急坂で山頂
快晴の伊那谷が広く見渡せます
2013年02月10日 09:17撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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2/10 9:17
快晴の伊那谷が広く見渡せます
小さな祠が伊那谷を見下ろしていました
2013年02月10日 09:18撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 9:18
小さな祠が伊那谷を見下ろしていました
小さな里山にこんな小さな山頂標識が似合っているよう
2013年02月10日 09:18撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 9:18
小さな里山にこんな小さな山頂標識が似合っているよう
鬼面山方面
南アルプスはこの山並みの向こうです
2013年02月10日 09:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 9:20
鬼面山方面
南アルプスはこの山並みの向こうです
さすが中央アルプス主峰、空木岳さまは名前といい、山容といい憧れはつきません
2013年02月10日 09:20撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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2/10 9:20
さすが中央アルプス主峰、空木岳さまは名前といい、山容といい憧れはつきません
左手前に風越山、右奥は安平路山。いずれも存在感のある山。こんな展望の良い里山はもっと知られても良いと思うのですが…
2013年02月10日 09:21撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
1
2/10 9:21
左手前に風越山、右奥は安平路山。いずれも存在感のある山。こんな展望の良い里山はもっと知られても良いと思うのですが…
本日の主目的、鬼ヶ城山登山口標識
2013年02月10日 10:31撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 10:31
本日の主目的、鬼ヶ城山登山口標識
標識の字体に味がありますね
2013年02月10日 10:32撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 10:32
標識の字体に味がありますね
除雪されていませんが、林道はまだ奥に続いているよう
2013年02月10日 10:32撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 10:32
除雪されていませんが、林道はまだ奥に続いているよう
登山口のすぐ上、林道を見下ろすように祠が建っています
2013年02月10日 10:34撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 10:34
登山口のすぐ上、林道を見下ろすように祠が建っています
いきなり急坂がはじまりますが、日差しが入り込む林は、嬉しい春の気配。最初はルンルン、次第に息絶え絶え!
2013年02月10日 10:34撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 10:34
いきなり急坂がはじまりますが、日差しが入り込む林は、嬉しい春の気配。最初はルンルン、次第に息絶え絶え!
石柱が大体の感覚で50mから100m位の間隔で置かれています
2013年02月10日 10:36撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 10:36
石柱が大体の感覚で50mから100m位の間隔で置かれています
この空の色!辛い登りでも樹間に空を見ると癒されます。だから冬の里山歩きは止められませんね♪
2013年02月10日 10:37撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 10:37
この空の色!辛い登りでも樹間に空を見ると癒されます。だから冬の里山歩きは止められませんね♪
急坂の感じが少しはおわかりいただけるでしょうか?
2013年02月10日 10:38撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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2/10 10:38
急坂の感じが少しはおわかりいただけるでしょうか?
尖った山が見えます
2013年02月10日 10:39撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 10:39
尖った山が見えます
あっちにも尖った山が…鬼ヶ城だらけ?
2013年02月10日 10:49撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 10:49
あっちにも尖った山が…鬼ヶ城だらけ?
頭上を見上げます。まだまだ山頂は遠そう(泣)
2013年02月10日 10:50撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 10:50
頭上を見上げます。まだまだ山頂は遠そう(泣)
尚もきつい登りが続いています。おわかりいただけますでしょうか?
2013年02月10日 10:51撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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2/10 10:51
尚もきつい登りが続いています。おわかりいただけますでしょうか?
凍結している箇所も現れました。これからの登りがちょっと心配になってきます。
2013年02月10日 11:50撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 11:50
凍結している箇所も現れました。これからの登りがちょっと心配になってきます。
木の根、木の枝に掴まりながら、ようやく山頂に着きました。柱のない屋根だけの神社。
2013年02月10日 12:02撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 12:02
木の根、木の枝に掴まりながら、ようやく山頂に着きました。柱のない屋根だけの神社。
四等三角点
2013年02月10日 12:02撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 12:02
四等三角点
展望は全くありません
2013年02月10日 12:03撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 12:03
展望は全くありません
氏乗山へは、いったん下って登り返すように見えます。今日はここまで(下山が心配です)
2013年02月10日 12:04撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 12:04
氏乗山へは、いったん下って登り返すように見えます。今日はここまで(下山が心配です)
山頂を示す五十丁石
2013年02月10日 12:27撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 12:27
山頂を示す五十丁石
恐るべき健脚の皆さまと恐れ多くも記念撮影です。下山は皆さんの足について行けず、見事に置いて行かれそうになりました(泣)
2013年02月10日 12:35撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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2/10 12:35
恐るべき健脚の皆さまと恐れ多くも記念撮影です。下山は皆さんの足について行けず、見事に置いて行かれそうになりました(泣)
中間地点にある祠
日向ぼっこしているよう
2013年02月10日 13:14撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
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2/10 13:14
中間地点にある祠
日向ぼっこしているよう
無事林道まで下り、やっと人心地がつきました。
2013年02月10日 13:40撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 13:40
無事林道まで下り、やっと人心地がつきました。
鬼ヶ城沢川
2013年02月10日 13:44撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 13:44
鬼ヶ城沢川
食害防止ネット
この扉を開閉して林道を通行しました。開けたら閉めることをお忘れなく。
2013年02月10日 13:52撮影 by  Canon IXY 210F, Canon
2/10 13:52
食害防止ネット
この扉を開閉して林道を通行しました。開けたら閉めることをお忘れなく。
撮影機器:

感想

夏焼山・兀岳に続く南信州の奥深い里山シリーズ第二弾です。
予想外に素晴らしく晴れた日になり、大満足の二山登頂達成ができました。
桑沢山への林道で思わぬアクシデントに見舞われて災難だった
わがCLも今日の二山達成で気を良くしておられるでしょう。
おめでとうございます。美味しいビールを飲んでいらっしゃると思います。

今回は、私が出発時刻を間違えるというとんだトラブルを引き起こしてしまい、
皆様にご迷惑をおかけいたしました。大変申し訳ありませんでした。
そのせいかどうかわかりませんが、二山とも
恐るべき健脚の皆様が鬼神も驚く健脚走行力を発揮して下さり
予定時刻より大幅に早く下山することができました。
重ねてお礼申し上げます。

卯月山は、干支にちなんで、兎年には登山者がいるようですが
村の方も殆ど登山しないようです。
標識も一切なく、登山道も荒れてきています。
松茸の出る山のようですので、登山は季節をはずした方が良いでしょう。

所々不明瞭な箇所もありますが、踏み跡を探しながら歩くと
テープなども木の枝から下がっています。
平坦な尾根に出て、北側に山腹を巻き、林道に出会うとひと登りで山頂。
西側に明るい伊那谷の開けた風景が目に飛び込んできます。
中央アルプスの全てが見えているような素晴らしさです。
こんなにはっきりくっきり、中央アルプスの全貌が眺められて感動!
名の知られない小さな山ですが、眺望は超望です。

山頂での楽しいおやつタイムの後、次の山に向かうべく下山にかかります。
皆さんの健脚ぶりは以前から百も承知なのですが、
殊に下山の早さは呆気にとられるほどで、ついて行くのが大変です。
舞うように下山し、車に乗り込み、本日の主目的地へ。

鬼ヶ城山は、その奇異な名前に惹かれる山です。
どんな山なんでしょう?わくわくしてくる気持ちを抑えられません。
「氏乗集落」の氏神様をお祭りしている山全体が神社だそうです。
林道を辿って入る奥深い山ですが、除雪もされており不思議な感じがします。
それに、以前は車で入れなかった奥まで行け、時間短縮もできました。

登山口からはやおらの急登、その急登が最後まで延々と続きました。
ガイドブックでちらりと読みはしましたが、これほどとは…
これは是非とも、わが急坂を愛する会に登録させていただきたい登山道です。
しかも登るに従い、凍結箇所が思わぬ恐怖を誘います。
登りはなんとか、木の根・木の枝にすがって登りましたが
下りはとてもアイゼンなしで歩く自信はありません。

大汗、冷や汗をかいて着いた山頂は針葉樹林に覆われ
眺望がなく、僅かに木の枝を透かして氏乗山の稜線らしき尾根が見えるのみです。
その尾根に繋がる尾根は山頂にはなく、一旦激下りを我慢して
また登り上げねば到達できない様子ですので
鬼ヶ城山が如何に険しい独立峰であるかが見てとれます。

ガイドブックには社殿裏を下り、奥の院を経て氏乗山に至る道があると
記されていますが、覗きこんだだけで、即今日はやめておこうという気分、
なにしろ下りが心配ですから、昼食後早々にアイゼンを装着。
健脚の皆様において行かれそうになりながら、必死に頑張って
無事に林道に辿り着いた時にはほっとしました。

可愛らしい里山から眺める中央アルプスの景色も素晴らしく、
急坂を愛する会として、久々の激登りも堪能させていただきました。
面白い里山歩きを計画していただき、有難うございました。
次回もサプライズの山歩き、期待です。
CLさま、計画よろしくお願いします。

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コメント

ニアミス、おどろきました
kyom4さん、sanyujinさん、こんばんは。
下伊那の山々たくさんあれど、卯月山を選ばれるとは・・・
私たちは卯月山8:28―野池山9:44―卯月山再び10:50ですから、野池山に向かって下りている頃に皆様が登頂されていますね。
上伊那・下伊那とも多くの山がお待ちしていますので、またお出かけください。(参考にならないコースばかり(ヤブ)ですので、あしからず。)

kyom4さんの山行回数と全国駆けるレコにちょっと驚いています
2013/2/12 22:33
yama-takeさま こんばんわ
北信州は深い雪に埋もれ、本格的雪山登山の世界 冬山に自信のないkyom4ですので、近くの山を敬遠しまして、雪の少ない南方面に出没している次第です。

yama-takeさまのレコは以前から度々読ませていただいています
伊那谷の山々を縦横無尽に登っていらっしゃるのですね
坊主岳のレコを拝見し、先日登ろうとして情けなくもあっさり敗退しました
是非リベンジを と目論んでおります。

他にも行ってみたいと思っている山のレコを沢山載せて下さっているので、大変参考になります。
藪は時と場合によりますが…
2013/2/13 20:31
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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