常念岳 初冬 北アルプス絶景
- GPS
- 09:59
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,699m
- 下り
- 1,697m
コースタイム
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 10:00
5:00 安曇野穂高発
5:40 一ノ沢着
<復路>
15:50 一ノ沢発
16:20 自宅着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
問題ないが 時間が早いと凍り付いた道 アイゼン必要(下山時は不使用) |
その他周辺情報 | シャクナゲ荘など |
写真
感想
2020年(令和2年)10月29日(木)
常念岳へ 初冬の北アルプス
笠原沢から上部の沢道には雪、氷が待っていた。
10月中頃に降った雪が、寒気が入ったために残っている。
沢のサイド、石の上などを踏み、滑らないように慎重に登れば登山靴で問題なかった。
休みの回数を増やし、時間も長めに取りながら登る。
いつものペースに比べると遅く歩くが、膝などの調子は良いようで先へ進んだ。
今日は調子悪くなればその時点で下山も考えてもいた。
ラストウォーターで大天井から下ってきた高齢の女性とすれ違い、
上部の様子を聞くに、今そこの下りの雪面で滑り転んだとのことでだ。
登山靴のままで下ってきていたので滑ったのだろうと思い、
ここは日陰も多く急登、崖もあるので軽アイゼンを装着した。
今シーズン購入した初下ろしの軽アイゼンだ。
ラストウォーターからの登り初めだけ安全のために役立った。
しかしその後はさほど軽アイゼンを装着している意味はなく途中で脱ぐことした。
その後常念乗越からの登りは柔らかな雪、下山は気温が上がり雪、氷は解けている状態のためアイゼンの必要はなかった。
常念乗越までの登りは雲が出て眺望を心配するが、
乗越に出ると真っ青な空に槍ヶ岳が姿を現してくれた。
すでに営業終了の常念小屋の赤い屋根に雪をうっすらと被った槍ヶ岳が映える。
山頂からの絶景に期待を膨らませ最後の岩場をゆっくり登る。
雪のつく岩場、滑ることはないが体が思うように動かないのが分かる。
一歩一歩足を上げ高度を上げる。
長い山歩きをしていないので体力が落ちているのだろうか。
膝に痛みが出ていないので歩き続ければ登頂できそうと目の前の岩を登り続けた。
山頂に着く。
思っていた以上の絶景が待っていた。
初冬の北アルプスが登りの苦しみから解放してくれた。
殊に穂高岳から槍ヶ岳の大パノラマが幸せを倍増させてくれた。
御嶽山、乗鞍岳、霞沢岳、眼下には梓川の流れも見渡せた。
北に目をやると後立山、鹿島槍ヶ岳なども薄化粧をしている。
さらに表銀座、その後ろには裏銀座の山々が白く姿を現していた。
ふるちゃん
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