安倍奥でマッタリ(*´ω`)キャンプ
- GPS
- 32:00
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 610m
- 下り
- 599m
コースタイム
巨木の森P 9:25 - 9:40 井川峠 - 11:10 笹山 11:50 - 12:10 牛首峠 - 13:00 奥笹山/牛首山
二日目
奥笹山/牛首山 7:00 - 8:00 林道へ降りる - 10:40 巨木の森P
天候 | 晴れたり曇ったり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
牛首峠から牛首山/奥笹山は 距離は短いが急坂で要注意。 |
写真
感想
富士山を眺めながら紅葉を楽しんでみたいと思い、 久々にテントを担いで安倍奥の笹山当たりで超マッタリの登山と云うより山歩きを楽しんだ。(どこまで行ってどこで泊まるかも決めずに行き当たりばったりで出かけた。) 初日は天気予報では”☀”であったが、 曇りと云った方が良いくらい雲が多く、 終日富士山は拝めなかった。二日目は日の出から1時間ぐらいだろうか 富士山は見えていたがすぐに雲が上がって来て隠れてしまった。 森の中にテントを張ったので 樹間からしか富士山は拝めなかった。
静岡県民の森の”巨木の森”から入山し、 よく整備されてはいるがあまり人の入っていないような散策路を歩いた。 ここを歩くのは三回目で県民の森の管理棟から笹山まで行ったことがある。 遊歩道なので危険個所はほとんどなく ノンベンダラリとテント泊をするのに好適地はないかとウロウロ キョロキョロしながら歩いた。 井川峠と笹山の中間地点に崖になったところがあり、 そこは(曇っているので何も見えないが)富士山が拝めそうで、テントも張れそうなので テント泊の一つ目の候補地とした。 笹山まで超のんびり歩いて11:10頃到着し 昼食で 携帯おにぎりを初めて食べてみた。ちょっとバラけてしまって食べにくかったが 美味しかった。(下に体験談を 追記)。 晴れたり曇ったりしていたが残念ながら 富士山は雲にさえぎられたままだった。反対方向は 比較的雲が少なく 井川湖は望めたが 南アルプスは全く見えなかった。
遊歩道は ここから未踏で 林道に降りる道と牛首峠に向かう道に分かれる。 牛首峠に向かったが ここからは踏み跡が薄くなり、 道標も少なくなるがリボンはあるので大丈夫。 綺麗な紅葉を楽しみながら進みほどなく林道と接する牛首峠に出る。
牛首峠から通称 牛首山/奥笹山に登る。 標高差凡そ200mで 今までとはガラッと変わって激急になり注意しないとずり落ちる危険もある。 激急の途中に大きなミズナラの木があり ザックを下して大木に抱き付いて休憩したりしながら のんびりでも ひしこらこいて登った。 これを登りきって嘘のように平らな大地に出るとそこが奥笹山の山頂だ。 素晴らしく雰囲気が良いが 無粋な風力計のポールが立っていた。(詳細は写真の通りで、 更に数百メートル先にも もう一つ同じ風力計が建てられていた。 結構大がかりなので 個人が立てたとはとても思えないけれど・・・) 東の方に少し進むと急斜面に出るがそこに(地形図には載っていない)三角点(と思う)があり、 曇ってはいたがその目前に張れれば樹間に富士山が望めると思い まだ時間は早いがそこにテントを張ることにした。(実は 思っていた方向が大分づれていて 樹木に隠れてそこから富士山は見えなかった。) テント設営後 少しだけ周辺を散策してみたが、 周囲に下草はほとんどなく巨木がたくさんあってとても素晴らしい森となっていた。 今までに訪れた森の中でも指折りのいい雰囲気の森で とても癒された。
テントに戻り コーヒーを淹れのんびりと午睡をむさぼった。夕食は 相変わらずのレトルトで5:30には終わって6:00には就寝した。 その頃は周囲はガスに包まれて真っ白であったが、 夜半には半月が出て明るくなっていた。
朝、 とてもいい天気で テントから30メートルも歩くと 樹間に富士山が望めた。 朝食をとって(下記に朝食について追記)富士山がすっきり見える山伏へ向かうか 或いは笹山に戻るために早めにテントをたたんだが、 見る間に雲が上がって来て東の方の展望が全く効かなくなってしまい、 意気消沈で歩く意欲が消えた。 地形図に少し山伏方面に進むと林道にほぼ接する部分があるのでそこから林道に降りて 林道を歩いて帰ることとした。
テントからこの林道に降りるまでほんの少しの距離だが この間の雰囲気も素晴らしくイイ。地形図に窪地の表示があるのでそこに進んでみると 突然ぽっかりと開けた窪地の空間があり スゲがモコモコと生えて全く別世界になっていた。緩い稜線の反対側ものぞいてみたら 何やら池がみえるのでそちらにも進んでみると池と云うより大きなヌタ場と云う感じの直径10mぐらいの池や 大きな開けた窪地などがあり、 面白い地形だ。
その緩い稜線からすぐに林道に降りられ 凡そ6Kmぐらいだろうか林道を歩いて入山口まで戻った。 途中の紅葉も結構素晴らしく、展望も山中よりも効いて(車で走るより)楽しく歩けた。
以下、 食料の初の試み。
今回、 荷物の軽量化の一環として初めてコーンフレークと粉ミルクを朝食に使ってみた。100均で買った軽いポリカの容器2本にコーンフレークを入れて持参。 1本に70g入っている。コーンフレークの箱に一食分が40gと書いてあるので 合計140g=3.5食分を持ったことになる。40gで152Kcal. 一方、粉末ミルクは1袋が93Kcal.で100ccの湯で溶かすと書いてある。 一食分40gのコーンフレークに200ccのミルクをかけるように書いてあるので 粉末ミルク2本=186Kcal必要となる。 従って 1食分で合計338Kcalとなる。 いくら私がジジイで基礎代謝が少ないといっても さすがにこれでは少なすぎる。 2-3割 大目にコーンフレークを食したが、 それでも満腹感は無かった。 ・・・が、 特におなかが減ってと云う問題はなさそうな感じであった。 軽量であることを考えれば 朝食として大目に持参すれば非常食としてもいいかもしれない。(粉ミルクはオンラインで1袋が¥120-200位するので牛乳に比し何倍も割高)
一方、 携帯おにぎりは味は悪くなく 熱湯を注げば暖かいので冬でも結構いける。 但し(おそらくコンビニのおにぎりは1ヶ当り180Kcalぐらいかと思いますが)こちらは 1ヶ当り150Kcal前後なので 少々小さめだ。最低2つ、 若い人ならば 3つ以上必要かも。(オンラインで買って1ヶ当り¥200ぐらいはするので コンビニおにぎりに比べかなり割高。) 山に持っていく人は 事前に家で試に食べてみた方が良いと思う。 また、 そのままだと封を開けた時 崩れやすいので開ける前に少し握っておいた方が良いようだ。 よりおいしくしようと思ったら 海苔を巻いた方がベターだ。 また 厳寒期には熱湯を注いで(15分)待つ間 アルミ蒸着の保温の袋などに入れた方がいいかも。
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